VPNで日本から海外のサーバーに接続する方法！選び方も解説

そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

VPNを使えば、簡単に海外のサーバーに接続して、日本からは通常アクセスできないコンテンツを楽しむことができます。

この記事では、以下のことについて詳しく解説します。

• VPNで海外サーバーに接続する具体的な手順
• おすすめのVPNサービス3選とその特徴
• VPN利用時の注意点と楽しめるコンテンツの例

VPNの選び方から使い方まで、初心者の方にもわかりやすく説明していきます。

ぜひ最後までお読みください。

VPNで海外サーバーに接続すると、日本では見れないサイトや動画が見れる

VPNを利用して海外のサーバーに接続すると、日本国内からはアクセスできないウェブサイトや動画コンテンツを視聴できるようになります。

VPNが自分のIPアドレスを別の国のものに偽装し、ジオブロック（地理的制限）を解除するからです。

例えば、Huluや韓国MBC、SBSなどの動画配信サービスは、国ごとにライセンス契約が異なるため、視聴できるコンテンツに制限があります。

実際、日本から接続すると下記のようにエラーが出ます。

しかし、VPNを使って韓国のサーバーに接続すると、日本では配信されていない動画も下記のように視聴できるようになります。

また、一部の国（中国など）では、政治的な理由などでSNSや特定のニュースサイトへのアクセスが制限されていることもあります。

VPNを使用することで、これらのサイトにもアクセスできるようになるのです。

ただし、VPNの使用自体は合法ですが、著作権で保護されたコンテンツを不正に視聴することは違法となる可能性があるため、利用の際は注意が必要です。

VPNで日本から海外サーバーに接続する手順

VPNを使って日本から海外サーバーに接続する手順を説明します。

以下の3つのステップで簡単に接続できるでしょう。

• VPNを選んで契約する
• VPNアプリをインストールする
• 好きな国のサーバーを選択して接続する

それでは1つずつ、解説していきます。

①：VPNを選んで契約する

まず最初に、信頼できるVPNサービスを選んで契約するのが大切です。

VPNを選ぶ際は、セキュリティ、速度、サーバーの数や場所などを考慮するとよいでしょう。

有名なVPNとして、NordVPN、ExpressVPN、MillenVPNなどが挙げられます。

まずは、NordVPNの公式サイトに行きましょう。

「お得に購入」の赤いボタンをクリックします。

登録するプランを選んで購入ボタンをクリックしましょう。

長期になるほど月額はお得になります。

メールアドレスと支払いに関する情報を入力して支払いをします。

支払い方法はこちらの6種類です。

②：VPNアプリをインストールする

VPNを契約したら、次はVPNアプリをインストールするステップに進みます。

登録が完了したらNordVPNのアプリを公式ページからダウンロードします。

アプリを立ち上げたらメールアドレスを認証して、パスワードを設定します。

以上でNordVPNの準備は完了です。

③：好きな国のサーバーを選択して接続する

VPNアプリをインストールしたら、いよいよ海外サーバーに接続する段階に入ります。

NordVPNの登録が完了したら、実際にサーバーに繋いでみましょう。

今回は、韓国サーバーに接続してみます。

検索窓で「Korea」と入力すれば韓国のサーバーに繋がります。

VPNアプリでは、国旗のアイコンや国名のリストから簡単に選択できるようになっているので、簡単に探せますよ。

接続が完了すると、あなたのIPアドレスは選択した国のものに変更され、その国からインターネットにアクセスしているように見えるようになります。

接続を解除したい場合は、「切断」または「Disconnect」ボタンをクリックすればOKです。

海外サーバーに接続できるおすすめVPN3選

日本から海外サーバーに接続できるおすすめのVPNを3つ紹介します。

以下の3つのVPNは、信頼性が高く、使いやすさも抜群です。

それでは1つずつ、解説していきます。

① NordVPN

NordVPNは、高速で安全なVPNサービスとして知られています。

月額料金は、1年プランで月770円からと、比較的リーズナブルな価格設定です。

特に、動画ストリーミングサービスへのアクセスに強く、Netflix、Hulu、BBC iPlayerなどの地域制限を簡単に回避できるのが魅力です。

さらに、1つのアカウントで最大6台のデバイスに同時接続できるため、家族や友人と共有することもできるのが便利です。

NordVPNの評判や口コミについては、下記の記事でまとめています。

② ExpressVPN

ExpressVPNは、高速性と使いやすさで定評のあるVPNサービスです。

月額料金は、1年プランで約1,071円/月からとやや高めですが、その分のサービスの質の高さが魅力です。

特徴としては、105カ国に3,000以上のサーバーを展開し、常に高速な接続を維持しています。

また、独自のプロトコル「Lightway」を採用し、セキュリティと速度のバランスが取れた通信を実現。

さらに、24時間365日のカスタマーサポートも充実しているので、初心者の方も安心して利用できます。

ExpressVPNの評判や口コミについては、下記の記事でまとめています。

③ MillenVPN

MillenVPNは、日本製のVPNサービスとして注目を集めています。

月額料金は、1年プランで約540円/月からと、非常にリーズナブルな価格設定が特徴です。

日本語対応のカスタマーサポートが充実しているので、VPN初心者の方でも安心して利用できます。

また、世界30カ国以上にサーバーを展開しており、Netflixの視聴にも対応しています。

セキュリティ面でも、強力な暗号化技術を採用し、安全な通信を実現しています。

MillenVPNの評判や口コミについては、下記の記事でまとめています。

VPNで海外サーバーに接続する際の注意点

VPNを使って海外サーバーに接続する際には、いくつかの注意点があります。

以下の3点について、それぞれ詳しく解説していきます。

• VPN接続中は通信スピードが低下する
• VPNで海外サーバー接続中は日本限定コンテンツが見れなくなる
• VPN利用が制限されている国では使わないようにしよう

それでは1つずつ、ご紹介していきます。

①：VPN接続中は通信スピードが低下する

VPNを利用して海外サーバーに接続すると、通信速度が低下することがあります。

これは、VPNの仕組み上避けられない現象といえます。

VPNは、ユーザーの通信を暗号化して別のサーバーを経由させるため、通常の直接接続よりも時間がかかるのです。

特に、物理的に遠い国のサーバーに接続する場合は、より顕著に速度低下が感じられるでしょう。

ただし、高品質なVPNサービスを利用すれば、速度低下を最小限に抑えることができます。

NordVPNやExpressVPNなどの有料VPNは、高速で安定した通信を提供しています。

②：VPNで海外サーバー接続中は日本限定コンテンツが見れなくなる

VPNを使って海外サーバーに接続すると、日本のIPアドレスが海外のものに変更されます。

そのため、日本限定のコンテンツやサービスにアクセスできなくなる可能性があるのです。

例えば、日本のABEMAやU-NEXTなどの動画配信サービスは、海外からのアクセスを制限していることがあります。

また、日本の銀行やクレジットカード会社のウェブサイトも、セキュリティ上の理由から海外IPからのアクセスを制限しているケースがあります。

このような日本限定のコンテンツを利用したい場合は、VPN接続を一時的に解除するか、日本のサーバーに接続し直す必要があるでしょう。

③：VPN利用が制限されている国では使わないようにしよう

一部の国では、VPNの使用が法律で制限されていたり、完全に禁止されていたりします。

例えば、中国やロシア、トルコなどの国々では、政府が承認したVPNのみ使用が許可されているのです。

これらの国でVPNを使用すると、法的なトラブルに巻き込まれる可能性があります。

また、VPNの使用自体は禁止されていなくても、VPNを使って違法なコンテンツにアクセスすることは、多くの国で違法行為とみなされるのです。

そのため、海外旅行や出張の際は、訪問先の国のVPN規制について事前に確認しておくことが重要といえます。

VPNで海外サーバーに接続して楽しめる動画配信サービス、WEBサイトの例

VPNを使って海外サーバーに接続すると、通常は日本からアクセスできないさまざまなサービスやウェブサイトを利用することができます。

VPNを使用すると、海外版の動画配信サービスを日本から視聴することができます。

例えば、韓国版のNetflixには、日本版にはない独自のコンテンツが多数あります。

HBOMaxやHulu（米国版）も、日本からは通常アクセスできませんが、VPNを使えば視聴可能になります。

これらのサービスは、地域によってライセンス契約が異なるため、配信内容が国ごとに違うのです。

VPNを使って接続先を変更することで、様々な国のコンテンツを楽しむことができます。

詳しくは、下記のカテゴリーをご覧ください。

無料VPNの危険性と有料VPNとの比較

無料VPN（VPNネコなど）は一見魅力的に見えますが、多くの危険性が潜んでいます。

最大の問題は、セキュリティとプライバシーの脆弱性です。

無料VPNの中には、ユーザーのデータを収集し、広告主や第三者に売却することで収益を上げている業者も存在しています。

これにより、個人情報が漏洩したり、悪用されたりするリスクが高まってしまいます。

また、無料VPNは通信速度が遅く、データ使用量や接続時間に制限があることが多いのが現状です。

一部の無料VPNはマルウェアを含んでいる可能性もあるのです。

一方、有料VPNは高度な暗号化技術を使用し、ノーログポリシーを採用しているため、ユーザーのプライバシーを守ってくれます。

有料VPNは通信速度が速く、データ使用量も無制限であることが多いのが特徴です。

また、世界中の多数のサーバーにアクセスでき、地理的制限のあるコンテンツも視聴可能となります。

セキュリティと性能を重視するなら、有料VPNの利用を強く推奨します。

VPNで海外サーバーに接続する際によくある質問

VPNで海外サーバーに接続する際によくある質問について、以下の4つの項目をご紹介します。

• 海外のVPNに繋ぐ方法は？
• 海外のVPNは違法ですか？
• 海外のVPNサーバーを使うメリットは？
• 海外で使える日本のVPNは？

それでは1つずつ、ご紹介していきます。

①：海外のVPNに繋ぐ方法は？

海外のVPNに接続する方法は、VPNで日本から海外サーバーに接続する手順にて画像つきで解説しているのでご覧ください。

②：海外のVPNは違法ですか？

海外のVPNを利用すること自体は、多くの国で合法とされています。

ただし、一部の国ではVPNの使用が制限または禁止されているため注意が必要です。

例えば、中国やロシアなどでは、政府が承認していないVPNの使用が違法とされています。

VPNを使用して違法なコンテンツにアクセスしたり、著作権を侵害したりする行為は、どの国でも禁止されています。

VPNを利用する際は、各国の法律を遵守し、適切に使用することが求められます。

③：海外のVPNサーバーを使うメリットは？

海外のVPNサーバーを使用することには、いくつかのメリットがあります。

まず、地理的制限のあるコンテンツにアクセスできるようになります。

例えば、日本からNetflixの海外版を視聴したり、海外限定のウェブサイトを閲覧したりすることが可能になります。

また、オンラインでの匿名性が高まり、プライバシーを保護することができます。

IPアドレスが変更されるため、自分の実際の所在地を隠すことが可能です。

さらに、一部の国では、インターネットの検閲を回避し、自由な情報アクセスを実現できる可能性があります。

④：海外で使える日本のVPNは？

海外で使える日本のVPNサービスとしては、MillenVPNが推奨されています。

MillenVPNは日本製で、海外からでも日本のコンテンツにアクセスしやすいという特徴があります。

高速で安定した通信が可能で、日本語サポートも充実しているのが魅力です。

他にも、NordVPNやExpressVPNなどの海外大手VPNサービスも、日本のサーバーを提供しており、海外から日本のコンテンツにアクセスする際に利用できます。

これらのサービスは、高度な暗号化技術を使用しており、セキュリティ面でも信頼性が高いと言えるでしょう。

まとめ：VPNを活用して安全に海外サーバーにアクセスしよう

VPNを利用することで、日本からでも海外のサーバーに接続し、通常ではアクセスできないコンテンツを楽しむことができます。

これにより、NetflixやHuluなどの海外版ストリーミングサービス、海外のニュースサイト、地域限定のオンラインショッピングサイトなど、多様なコンテンツにアクセス可能です。

VPNサービスを選ぶ際は、自分の利用目的や使用環境に合ったものを選ぶことが重要です。

NordVPNやExpressVPN、MillenVPNなどの信頼性の高いサービスを利用することで、セキュリティを確保しながら快適にインターネットを利用できます。

ただし、VPNを利用する際には通信速度の低下や、日本限定コンテンツが見れなくなるなどの注意点もあります。

また、無料VPNの利用にはセキュリティリスクが伴うため、信頼できる有料サービスを選ぶことをおすすめします。

VPNを上手に活用し、安全かつ快適に海外のコンテンツを楽しんでください。