
中国で使えるVPNでおすすめを教えて!中国から日本のサービスを使いたいので、どれを選べばいいか迷ってます。
こんな疑問を解消します。
中国は2017年からVPN規制を強めており、無料VPNや一部の有料VPNが使えなくなりました。
「結局、どのVPNが使えるの?」と不安な方も多いと思います。
この記事では、中国からでもインターネット接続ができるおすすめVPNをご紹介します。
結論だけ最初に書いておくと、下記の5つは中国から利用可能です。
VPN選びのポイントや、中国から接続するときの注意点についても解説します。
これから中国に渡航予定の方は、最後まで読んでみてください。



ネット規制の厳しい中国でも、この記事で紹介するVPNを使えば、海外のサービスにアクセスできます。
中国でVPNが必要な理由とは?


中国ではグレート・ファイアウォールと呼ばれる大規模なネット検閲が敷かれており、Googleなどの検索エンジンやSNS、動画配信サービスなどが大きく制限されています。
仕事上で必要な海外のWebツールやコミュニケーションアプリが使えないケースもあり、旅行者やビジネスパーソンにとっては大きな不便を伴います。
中国では、下記のようなWEBサービスやSNSが利用できません。
- Gmail
- Yahoo!JAPAN
- YouTube
- LINE
- Dropbox
- Wikipedia
- 動画配信サービス(全般NG)
そこで役立つのが、VPNを利用してアクセス元を海外サーバーに切り替える方法です。



こうすることで、中国国内でも日本や欧米とほぼ同じようにインターネットサービスを利用できます。
中国のインターネット規制(グレート・ファイアウォール)があるから
中国政府が独自に運用している「グレート・ファイアウォール(通称:金盾)」は、海外のウェブサービスやSNS、検索エンジンなどを積極的にブロックしているのが特徴です。


たとえば、GoogleやYouTube、Facebookなどは通常の回線では利用できず、LINEやTwitterといった日本国内では当たり前に使われているサービスも同様に遮断されます。
政治的リスクの回避や情報統制を目的としており、中国特有の厳しい検閲環境が生まれました。
なぜ、中国でVPNが必要なのか?
グレートファイアウォールを突破して、中国国外のインターネットサービスを利用するためです。
例えば、VPNを使って日本のサーバーを経由すると、グレートファイアウォールを回避して、LINEやYoutubeなどのサービスを使うことができます↓


VPNを使うことで、中国国外にあるサーバーを経由した通信が可能となり、検閲を回避しながら普段の環境に近い形でインターネットを利用できます。



次は、VPNの仕組みついて簡単に解説していきます。
VPNとは?仕組みとメリット


VPNは「Virtual Private Network」の略称で、インターネット上に仮想の専用回線を作り、通信を暗号化する仕組みを指します。
第三者からの盗聴や検閲を避けやすくなり、中国のような規制の厳しい環境でも海外のサービスを安全に利用できるようになります。



ビジネス上のファイル送受信や機密情報の保護にも有効で、セキュリティ面でも大きなメリットを得られます。
①:VPNの仕組み
VPNでは、暗号化とトンネリング技術を用いて、端末からVPNサーバーへデータを送る間の通信を外部から見えないようにしています。


具体的には、ユーザーの端末とリモートサーバーの間で暗号化された“専用の道”を作り、その先から別の国や地域のIPアドレスを利用することで検閲を回避しながら安全にインターネットへ接続できる仕組みです。



ネット上で仮想のトンネルを作って、情報をやり取りするイメージですね。
②:中国でVPNを使うメリット
日本のWebサービスやアプリを自由に利用できるのが、1番のメリットです。
普段使っている検索エンジンやSNS、動画配信サイトなどに制限なくアクセスできます。
VPNは通信経路を暗号化するので、会社のデータや個人情報を含むファイルの送受信でも安全性を高められます。



公共Wi-Fiではセキュリティリスクが懸念されますが、VPN接続により情報漏えいを防ぐことが期待できます。
中国で使うVPNを選ぶポイント


中国向けのVPNを選ぶ場合は、グレートファイアウォール突破の実績だけでなく、通信速度やセキュリティレベル、サポート体制など、いくつかの観点で総合的に判断しましょう。



以下のポイントを押さえておけば、失敗を減らし、スムーズにVPN接続が可能です。
①:グレート・ファイアウォールを突破できる
中国でのVPN利用では、グレート・ファイアウォール(GFW)を回避できる実績があるかが重要な基準です。
具体的には、中国国内からのアクセスを想定してサーバーを最適化しているVPNや、独自のステルスプロトコルを備えているVPNが狙い目です。
過去に繋がったというユーザー報告や、中国向けに特別なアップデートを頻繁に行う運営会社を選ぶと安心です。
②:通信スピードと安定性
中国からVPNサーバーを経由する際は、通信速度と安定度が大きな鍵を握ります。
サーバー数が少ないVPNだと混雑によって速度低下が起こりやすく、動画視聴や大容量ファイルのやり取りがストレスになる場合があります。
したがって、豊富なサーバーロケーションを持ち、回線が混み合いにくいプロバイダーを選ぶのが理想です。
さらに、速度テストのレビューや実際のユーザー評価を参考にすることもおすすめです。
③:セキュリティ・ノーログポリシー
中国でVPNを利用するうえでは、セキュリティがとても重要です。
暗号化の強度はもちろん、ユーザーデータを保存しないノーログポリシーを採用しているかどうかをチェックしましょう。
万が一、中国政府による規制強化や情報開示要求があった場合でも、VPNプロバイダー側に利用履歴が残っていなければ安心です。
また、キルスイッチ機能などを搭載しているかどうかもセキュリティを高めるポイントです。
④:返金保証・サポート体制
中国からの接続でうまく繋がらない場合、返金保証があるVPNならば費用を無駄にせずに済みます。
契約後に規制の影響で使えなくなったり、通信速度があまりにも遅いといったトラブルが起きる可能性もあるため、返金ルールをあらかじめ確認しておきましょう。
また、メールやチャットなどサポート体制が整っているかも大切です。
日本語での対応が難しい場合でも、24時間365日カバーしている英語サポートがあると安心です。
⑤:料金プラン・長期契約のコスパ
VPNを契約する際は、月額料金や長期プランの割引率などを比較して、総合的なコストパフォーマンスを見極めることが大切です。
短期利用だと割高になるケースが多く、1年~2年契約プランだと月額料金が大幅に安くなる場合があります。
また、中国でのVPNは今後ブロックされるリスクもあり得るため、複数社を契約しておくと万が一の際に備えられます。
中国で使えるおすすめのVPNサービス5選


ここから、中国で利用可能なおすすめVPN5選をご紹介していきます。
グレートファイアウォール突破の能力はもちろん、通信速度やサポート体制、料金面などを総合的に考慮し、代表的なサービスをピックアップしました。
- UCSS(中国専用プランあり)
- MillenVPN(国産&日本語サポート)
- かべネコVPN(国産・中国特化の格安VPN)
- 良之助VPN(国産・最短3日から使える短期コースあり)
- SurfShark(同時接続台数が無制限、コスパ◎)
①:UCSS(中国専用プランあり)


サービス名 | UCSS |
---|---|
運営会社 | UCSS(本社は韓国) |
料金プラン | UCSS Lite プラン(容量無制限、中国短期滞在向け) 1ヶ月プラン:4,527円/月 UCSSプラン(中国向けプラン) 3ヶ月プラン:1,873円/月 1年間プラン:1,405円/月 |
サーバー数 | 不明 |
セキュリティ | ◎(AES-256) |
プライバシー | ◯(韓国以外ノーログ) |
通信スピード | 超高速 |
対応デバイス | Windows/Android/Mac/iPhone/Linux/FireTV/Chrome/プレステ/ルーター他 |
同時接続台数 | UCSS Lite プラン:2台 UCSSプラン:3台 |
返金保証 | なし |
公式サイト | UCSS公式サイト |
UCSSは、韓国に拠点を置き、Shadowsocksというプロトコルを用いている点が特徴です。
中国でのアクセス専用プランを提供しており、料金はやや高めですが検閲を回避しやすいと定評があります。
とくに通信速度を重視したい方や、ストリーミング視聴を多用する方にはおすすめです。



ただし英語サポートが中心のため、サポート窓口の連絡手段を確認しておくと安心です。
\中国からサクサク使える最速VPN/
※12ヶ月契約なら25%OFF
UCSSの評判については、下記記事をご覧ください。


②:MillenVPN(国産&日本語サポート)


サービス名 | MillenVPN |
---|---|
運営会社 | アズポケット株式会社 |
料金 | 1ヶ月プラン:1,738円/月 1年間プラン:594円/月 2年間プラン:396円/月 |
サーバー数 | 2,000台(106カ国) |
セキュリティ | 世界最高(AES-256) |
プライバシー | ◎(ノーログ) |
通信スピード | 高速 |
対応デバイス | Windows/Mac/Android /iOS/FireTV/Fireタブレット |
同時接続台数 | 無制限 |
返金保証 | 30日間返金保証 |
公式サイト | MillenVPN公式サイト |
MillenVPNは、日本企業が運営しているため、日本語によるサポートが充実しています。
中国専用の接続オプションを備えており、検閲回避能力も高いと評判です。
おお、同じく中国ですか!
— のりっく (@norick03) September 26, 2024
私は日本サーバー&安いでMillenVPN
使ってますね。
速くはないですが実用問題なしです。
韓国サーバーのUCSSのが快適みたい
ですが制限あり&高いので私は上記に
しました。
さらに、料金プランが比較的リーズナブルな点やノーログポリシーを採用している点も、安心して利用できる理由のひとつです。
料金は安いのですが、通信スピードはそこまで速くない、中国から使うための「MillenVPN Native OpenConnect」には都度ログインしないといけないので面倒というデメリットはあります。



海外VPNを使うのに抵抗がある方にはとくにおすすめです。
\30日間の返金保証あり/
※月396円から使える国内No.1VPN
※同時接続台数、データ通信無制限
MillenVPNの評判や口コミについては、下記の記事でまとめています。


③:かべネコVPN(国産・中国特化の格安VPN)


項目 | 詳細 |
---|---|
運営企業 / 本拠地 | 株式会社エフネット(日本) |
設立年 | 2000年9月 |
ホームページ | https://wallcats.net/ |
所在地 | 東京都品川区北品川1-9-7 |
サーバー数 | 1,300台以上 |
同時接続可能 デバイス数 | 4台 |
対応OS | Windows, iOS, Mac, Android |
料金 | 1ヶ月:880円/月 3ヶ月:2,340円(780円/月) 6ヶ月:3,480円(580円/月) 12ヶ月:5,760円(480円/月) |
無料体験 | 最長21日間の無料体験あり |
かべネコVPNは、株式会社エフネットが運営する日本企業のVPNサービスです。
2000年9月に設立され、信頼性と安定性に優れたサービスを提供しています。
かべネコVPNは、「実際に中国で快適に使えた」という口コミも数多く見つかり、評判が良いVPNです。
かべネコVPNは、中国のグレートファイアウォール突破を専門としたVPNなので、有名VPNが接続できない中国からでもアクセス可能です。
もちろん、日本国内外の利用に対応しています。



完全無料で自動解約してくれる、「2週間プラン」を使ってみて、よければそのまま継続するのがおすすめです。
継続すると7日間の延長がついてくるので、実質、21日間の無料トライアルとなります。
\最大21日間の無料トライアル期間あり/
※中国からつながる国産VPN
※月480円から使えてコスパ◎
かべネコVPNの評判については、下記記事で詳しく解説しているのでご覧ください。


④:良之助VPN(国産・最短3日から使える短期コースあり)


項目 | 詳細 |
---|---|
運営企業 / 本拠地 | 株式会社ジェネレイトライン(日本) |
設立年 | 2016年 |
ホームページ | https://ryonosuke.xyz/ |
所在地 | 大阪府大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル29階1-1-1号室 |
サーバー数 | 約50台以上 |
同時接続可能 デバイス数 | 2~4台(プランで変わる) |
対応OS | Windows, iOS, Mac, Android、Android TV、Fire TV、Fire Tablet、Apple TV |
料金 | 短期コース:190円/3日、370円/1週 650円/2週、760円/3週 ライトコース:950円/月、9,500円/年(792円/月) 一般コース:1,130円/月、11,300円/年(942円/月) VIPプラン:1,500円/月、15,000円/年(1,250円/月) |
無料体験 | 1週間の無料体験あり |
良之助VPNは、日本に本拠を置くVPNサービスで、日本語対応のサポートが充実しているため、安心して利用できるサービスです。
料金プランが豊富で、短期から長期までの契約が可能です。
中国からの接続もよく、通信スピードも快適という口コミがあり、非常に評判の良いVPNサービスです。
1週間の無料トライアルもついており、クレジットカードの認証をすれば使えるようになります。(不正利用防止のため、クレジットが利用できるかだけ確認され、課金されることはありません)



小旅行であれば、1週間の無料トライアルで事足りると思うので、まずは試してみましょう。
\最短3日間からの短期コースあり/
※中国からつながる国産VPN
※1週間の無料トライアルあり
良之助VPNの評判については、下記記事で詳しく解説しているのでご覧ください。


⑤:SurfShark(同時接続台数が無制限、コスパ◎)


項目 | 詳細 |
---|---|
運営企業 / 本拠地 | Surfshark B.V.(オランダ) |
設立年 | 2018年 |
ホームページ | https://surfshark.com/ja |
所在地 | オランダ、アムステルダム |
サーバー数 | 3,200台以上(100ヵ国) |
同時接続可能 デバイス数 | 無制限 |
対応OS | Windows, Android, Mac, iPhone, Linux, Edge, FireTV, Chrome, 他 |
料金 | 1ヶ月プラン:2,308円/月 1年プラン:488円/月 2年プラン:308円/月 ※2年プランは3ヶ月分無料 |
無料体験 | 30日間の返金保証あり |
Surfsharkは、グローバルに展開するVPNサービスで、最高水準のAES256暗号化に対応し、ノーログポリシーを採用しています。
豊富なサーバー数と無制限の同時接続が特徴で、特にコストパフォーマンスに優れたプランが人気です。
上記のように、中国からの接続も可能なため、安心して利用することができます。
\同時接続台数「無制限」のVPN/
※2年プランは87%OFF+4ヶ月無料
※30日間返金保証あり
中国におけるVPNの合法性と注意点


中国ではVPNの利用が必ずしも違法というわけではありませんが、政府に認可されていないサービスがブロック対象になりやすいなど、厳しい規制が敷かれています。
ここでは、中国国内でVPNを使う際に知っておきたい法的なリスクや企業向けソリューションとの違いを簡単に説明します。
VPN利用の違法性は?
中国ではVPN自体が全面的に違法というわけではありませんが、政府公認ではないサービスは常にブロックのリスクがあります。
とくに個人が勝手に使っているVPNが検知されると、急に接続できなくなったり速度が極端に落とされたりする可能性があります。
ただし、実際に使用者が処罰された例は少なく、外国人旅行者やビジネスパーソンは多くのケースで問題なく使っている状況です。
最新の動向をチェックしつつ、政府から正式に承認されているか、あるいは検出回避の高いサービスを利用すると安心です。
企業WANやリモートVPN
企業や大学などの大規模な組織では、専用線やリモートVPNを用いて中国拠点と日本や海外のオフィスを結んでいる例があります。
これは個人向けVPNとは別物で、専用のハードウェアやセキュリティポリシーを設定するなど、インフラレベルで構築されるケースが多いです。
そのため、企業WANは高い安定性と速度を得られますが、導入コストや運用負荷がかかる点に留意が必要です。
個人用途とは仕組みが違うため、あくまで法人・団体向けの手段といえます。
VPNの導入手順と利用のポイント


中国でVPNを運用する際は、渡航前にインストールや設定を終わらせておくことが非常に大切です。
現地に到着してからでは、VPNの公式サイト自体へアクセスできない場合も珍しくありません。
以下では、導入準備から使い方、万が一接続できない場合の対処方法までを簡単にご紹介します。
手順①:事前準備・渡航前のインストール
まず渡航前にVPNの契約やアプリのインストールを完了しておくことが鉄則になります。
中国に到着した後だと、VPNの公式サイト自体がブロックされていてダウンロードできない事態が珍しいからですね。
事前に利用したい端末(スマホ・PCなど)へアプリを導入し、テスト接続を行っておくと安心です。
おすすめVPNの中から、1〜2つほど選んでデバイスにダウンロードしておきましょう。
複数のVPNを入れておくべき理由は、「導入したVPNが使えなかった」というケースを防ぐためです。
前日までは使えていたのに、中国当局の検閲によって、中国渡航中にVPNが使えなくなったということはよくあります。
最低でも、2つ以上(例:UCSSとかべねこVPNなど)は導入しておくのがおすすめです。



もし複数のVPNを契約する予定があるなら、すべての設定を入国前に済ませておきましょう。
手順②:アプリ設定と使い方
まずはアカウントの作成が必要です。
ほとんどのVPNでは公式サイトやアプリを通じて登録できるので、メールアドレスとパスワードを用意し、必要なプランを購入してください。
続いてスマホやパソコンに専用アプリをインストールします。
iOSやAndroidの場合はアプリストアから、WindowsやMacなら公式サイトからダウンロードが一般的です。インストール後はログインを行い、接続先の国や地域を選択します。
中国に滞在している場合は、日本やアメリカ、ヨーロッパなど海外のサーバーを選ぶと、ブロックされているWebサービスにアクセスしやすくなります。
アプリ内に「自動接続」や「おすすめサーバー」のボタンがある場合は、そちらを使うと速度や安定性に優れたサーバーを自動的に選んでくれるケースが多いです。
最後に接続ボタンをタップまたはクリックすれば、VPN経由でインターネットにアクセスできるようになります。



WebブラウザでGoogleやLINE、YouTubeなどを開いて、きちんと閲覧やログインが可能か確認してみましょう。
もし速度が遅いと感じる場合は、別のサーバーやプロトコルに切り替えてみると改善されることがあります。
設定項目 | 例 |
---|---|
接続国 | 日本 / アメリカ / EU など |
プロトコル | OpenVPN / IKEv2 / Shadowsocks など |
接続方法 | 自動接続 / おすすめサーバー / 手動選択 |
手順③:中国からVPN接続できない場合の対処法
中国の厳しい規制下では、突然VPNが繋がらなくなることもあり得ます。
そうしたトラブルに備えて、以下の方法を試してみてください。
- 別のサーバーへ切り替える:同じVPNでも海外に複数ロケーションのサーバーがある場合は、他の国・地域を選んでみましょう。
- プロトコルを変更する:OpenVPNやIKEv2、Shadowsocksなどプロトコルを切り替えるだけで、規制を回避できる場合があります。
- サポートに問い合わせる:有料VPNなら24時間チャットやメールで問い合わせできる事例が多いため、問題を相談してみると解決策が提示される場合があります。
- 複数VPNを契約:リスク分散のために2つ以上のVPNを用意しておくと、片方がブロックされた際ももう一方で接続を続けられます。
もし根本的に解決しない場合は、返金保証のあるVPNなら速やかに解約して、別のサービスに乗り換えることも検討しましょう。



渡航前の時点で問題なく使えていても、現地に着いた途端ブロックされるケースもあるため、柔軟に対応できるよう備えておきましょう。
よくある質問


中国でのVPN利用に関しては、初めての方や不慣れな方にとって疑問点が多いものです。
ここでは、よくある質問とその回答をまとめましたので、導入前の参考にしてください。
無料VPNは使えない?
中国では無料VPNがブロックされやすいだけでなく、セキュリティ面でのリスクが指摘されています。
実際、無料サービスの多くが速度・安定性に欠け、ユーザーデータを十分に保護していないケースもあります。
さらに、マルウェアが仕込まれている危険性も否定できません。
こうした理由から、中国での利用には無料VPNはおすすめできないといえます。



「どうしても無料VPNを使いたい!」という方は、下記記事をご覧ください。


使用中に繋がらなくなったら?
中国のネット検閲は常にアップデートされているため、突然接続が切れてしまうことは珍しくありません。
まずは別のサーバーに切り替える、あるいはプロトコルを変更してみると改善するケースがあります。
また、24時間サポートがあるVPNなら、早めに運営に問い合わせて解決策を仰ぐと安心です。
返金保証を活用することで、新たに別のVPNを試すのもひとつの手段です。
万が一に備え、複数社のVPNを契約しておくと、ひとつがブロックされた場合にも他社の回線で業務を続行できます。
企業向けの大規模回線は?
大規模法人や大学などでは、専用線やリモートVPNと呼ばれる仕組みを導入し、海外拠点とのネットワークを構築しているケースがあります。
これは一般的な個人向けVPNとは異なり、企業のセキュリティポリシーや専用のネットワーク機器を使って高い安定性や速度を確保しているのが特徴です。
ただし、導入コストや運用面でのハードルも高いため、個人や小規模事業者が利用するにはやや現実的ではありません。
まとめ:VPNを使って中国でインターネットを快適に使おう


中国のネット規制は世界でもトップクラスに厳しく、普段使えるサービスが遮断されるため大きなストレスを感じる方が多いです。
しかし、VPNを導入すれば海外のサーバー経由でアクセスできるようになり、仕事でもプライベートでも快適なインターネット利用が実現できます。
上記で紹介した選び方や主要サービスを参考に、速度・セキュリティ・サポート体制を総合的にチェックしながら、自分に合ったVPNを見つけてください。
事前準備をしっかり行い、万が一のトラブルにも柔軟に対応できるよう備えておけば、中国滞在中も安心してオンライン生活を楽しめるはずです。