VPNアプリのおすすめ10選！選び方や危険性も解説！

こんなお悩みを解消します。

VPNアプリを使うメリットは、フリーWi-Fiでのセキュリティ強化、Youtubeプレミアムなどサブスク料金の節約、海外限定の動画配信サービスの視聴などができるようになることです。

結論、おすすめのVPNアプリは下記の10個になります。

通信スピード、料金、セキュリティ面、サーバー数などを総合的に判断して、おすすめのVPNアプリを厳選10個にまとめました。

無料のVPNアプリを求めている方には悲報です。完全無料のVPNアプリは、プライバシーや通信内容の漏えいリスクがあるため、おすすめできません。

例えば、無料のVPNアプリとして有名な「VPNネコ」は、開発元とセキュリティポリシーが不明で、個人情報を抜かれるリスクがあります。

可愛い見た目にだまされないようにしましょう。このように、VPNアプリを選ぶときはポイントを押さえておかないと後で後悔します。

本記事では、選び方や注意点もしっかりご紹介するので安心してください。

「おすすめのVPNアプリ紹介まで読み飛ばしたい」という方は、下記のボタンをクリックするとおすすめVPNのところまで飛びます。

VPNアプリとは？

VPNアプリとは、デバイスをVPNに接続するためのアプリです。

VPNを使うと、下記のようなメリットがたくさんあります。

「そもそもVPNって何？」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、簡単にいってしまうとインターネット接続時のセキュリティ保護ツールです。

通常のインターネット接続では、悪意のあるユーザーからパスワードなどの個人情報を抜かれる危険性があります。

特に、フリーWi-Fiの利用は危険がいっぱいですが、VPNを使えば、インターネット接続中の個人情報を暗号化できます。

例えば、フリーWi-Fiを使うときも匿名性が保たれてセキュリティが保護されるというわけです。

VPNを使えば、IPアドレスを海外に変更することもできます。日本にいながら、アメリカのIPアドレスからネット接続する状態を作れるということです。

上記をうまく活用すれば、YoutubeプレミアムやApple Musicなどのサブスク料金を節約したり、オンラインゲームを快適に遊ぶことができたりします。

VPNアプリの有料版と無料版の違いは？

VPNアプリには無料のものと有料のものがあります。

それぞれの特徴をまとめてみました。

①無料VPNアプリの特徴

無料VPNの特徴はこちらです。

無料VPNのメリットは、正直「無料で使えること」以外にありません。

無料VPNについてもっと詳しく知りたい人にはこちらの記事もおすすめです。

②有料VPNアプリの特徴

有料のVPNアプリの特徴は下記のような感じです。

有料VPNといっても、実際には月額数百円～で使えます。

例えば人気VPNサービス3社の料金は、このくらいです。

たった数百円でスピード・セキュリティ・サーバー台数の全てをクリアできるので、有料VPNの導入はとてもコスパの良い投資だといえます。

VPNアプリの選び方

安全・快適に使えるVPNアプリを選ぶときのポイントは次の5つです。

1つずつ解説していきますね。

①通信スピードが速いVPNを選ぶ

サクサク動画を見たりラグなしでゲームをしたいなら、接続スピードが速いVPNサービスを選びましょう。

人気有料VPNサービス5社の通信速度を比較してみました。

VPNサービス名	下りの平均スピード	上りの平均スピード
ExpressVPN	49.2Mbps	60.8Mbps
NordVPN	47.8Mbps	30.6Mbps
Surfshark	36.6Mbps	38.4Mbps
MillenVPN	31Mbps	31.6Mbps
CyberGhost	25Mbps	32.8Mbps

一般的には、下りのスピードが30Mbps程度あると、高画質の動画でもサクサク見られるといわれています。

有料VPNはほぼ全て、快適なスピードの基準をクリアしているといえるでしょう。

②ノーログポリシーを採用しているVPNを選ぶ

ノーログポリシーとは、ネット使用中のログ（履歴）を保存しないという約束です。

ログイン情報や支払い情報などの履歴が保存されないので、プライバシー保護やセキュリティ保護に役立ちます。

有料VPNサービスはこのノーログポリシーを採用しているものが多く、セキュリティ面で信頼できます。

③サーバー設置国数、台数が十分なVPNを選ぶ

海外の動画やゲームで遊びたい人、サブスク代節約の裏技を使いたい人は、サーバー設置国もしっかり確認しましょう。

自分が接続したい国にVPNサーバーがないと、その国のIPアドレスが手に入らないからです。

サーバー数が多いと、接続が悪い時に他のサーバーに繋ぎ直してトラブルを改善できます。

④アプリを日本語で使えるVPNを選ぶ

ほとんどの有料VPNアプリは日本語対応していますが、海外製のサービスが多く、100％日本語対応しているものは少ないです。

アプリは日本語でも、カスタマーサービスは翻訳機を通した日本語で対応されることもあります。

英語が苦手で不安な人は、日本製のVPN「MillenVPN」を選んでおけば間違いないです。

⑤ユーザーからの評判や口コミがいいVPNを選ぶ

「気になるVPNサービスはいくつか見つかったけど、1つに絞れない！」という場合は、実際のユーザーの口コミを参考にするのもおすすめです。

VPNフリークでも実際にVPNアプリを使ってみたレビューを紹介しているので、「VPNサービス」から気になるサービスの記事を読んでみて下さい。

VPNネコは無料だが危険性が高いので使わない方がいい

無料で使えるVPNアプリとしてよく名前の挙がる「VPNネコ」ですが、危険なのでおすすめできません。

具体的には、次のようなリスク・デメリットがあります。

有料VPNのおすすめアプリ5選

おすすめのVPNアプリ10選をご紹介します。

おすすめ度の高い順に紹介するので、悩んだ場合は上位にあるサービスから選んでおけば間違いないありません。

最初に、10個全てをご紹介すると下記のような感じです。

1つずつ、詳しく解説していきますね。

①NordVPN（有料VPN）

NordVPNは、セキュリティの高さと接続スピードの安定感が人気のVPNです。

アメリカ発のサービスですが、ほぼ完全に日本語対応しています。

NordVPNはサーバー数も5800台以上と多いので、様々な国に繋ぎたい人にもおすすめできます。

②MillenVPN（有料VPN）

MillenVPNは日本の会社が運営している、完全日本語対応のVPNアプリです。

サーバー数・接続スピードは平均値以上で、中国でも使えます。

日本のほぼ全ての動画配信サービスに対応しているので、海外から日本のコンテンツを楽しみたい方にもおすすめです。

2年プランだと月額396円と格安なのも魅力です。

③ExpressVPN（有料VPN）

ExpressVPNは接続スピードの速さに定評のあるVPNです。

「VPNアプリの選び方 」で紹介した接続スピード比較では1位でした。

ExpressVPNは他のサービスに比べると月額が高めなので、コスパよりもクオリティ重視の人におすすめのアプリだといえます。

④Surfshark（有料VPN）

Surfsharkは、同時接続台数が無制限のVPNサービスです。

一度にたくさんのデバイスをVPN接続できるので、家やオフィスでシェアして使いたい人におすすめできます。

月額も2年プランが月額328円～とコスパも良いです。

⑤CyberGhost（有料VPN）

CyberGhostは、サーバー数が9,600台以上あるVPNです。

ゲームや動画に特化したサーバーもあるので、特にゲームや動画配信を楽しみたい人におすすめできます。

料金は、現在キャンペーンの適用で2年プランが月額320円～です。

コスパ最強レベルのVPNアプリです。

無料VPNのおすすめアプリ5選

おすすめの無料ダウンロード可能なVPNをご紹介します。

完全無料というよりも、無料版と有料版の2つがあるVPNです。

1つずつ、見ていきましょう。

①hide.me VPN（一部無料VPN）

hide.meVPNは無料プランのあるVPNです。

無料版はサーバー数が8ヶ国のみ、通信は月に10GBまでという制限があります。

しかし接続スピードは有料サービスと同じくらい快適なので、ゲーマーからの支持を集めているVPNアプリです。

②TunnelBear（一部無料VPN）

TunnelBearは無料プランがある完全英語サービスのVPNアプリです。

サーバー設置国は47ヶ国と無料にしては多いですが、月々2GBの通信制限があります。

セキュリティもしっかりしているので、英語に自信がある人は試してみる価値アリです。

③Windscribe（一部無料VPN）

Windscribeは、月々10GBまで無料で使えるVPNアプリです。

サイトやアプリは日本語翻訳されていますが、サポートページは英語のみになります。

無料版では11カ国のサーバーに繋げます。

④AtlasVPN（一部無料VPN）

AtlasVPNは2019年にサービスが始まった新しいVPNアプリです。

有料版の一部機能が使える無料版があります。

あくまでも有料版のおためし版といった使用感なので、有料版が気になる人は無料で試してみると良いでしょう。

⑤ProtonVPN（一部無料VPN）

ProtonVPNは、無料プランのあるVPNアプリです。

スピードが速く、通信制限がないのはメリットですが、言語面で不安がある人にはおすすめできません。

ProtonVPNはストリーミング特化のサーバがあるのも特徴です。

英語が得意でストリーミングにVPNを使いたい人には試してみる価値があるでしょう。

VPNアプリを使うタイミングとメリット

VPNは、インターネットを安全・快適に使いたい人には必須のツールです。

特にこんなシーンでおすすめできます。

①フリーWi-Fiを使うとき

フリーWi-Fiは情報が暗号化されていないネットワークなので、個人情報を抜かれたりハッキングにあう危険性が高いです。

例えば、空港やカフェ、ホテルでフリーWi-Fiを使う人も多いかもしれませんが、SNSにログインしたり、クレジットカードを使って買い物するのはおすすめできません。

しかし、VPNを経由してフリーWi-Fiに接続すれば、大切な個人情報の暗号化が可能です。

個人情報の漏洩を気にせず、安心してネット接続できるようになります。

②地域制限されたサービスを利用するとき

VPNを使えば、ジオブロック（地域制限）がかかったコンテンツも視聴可能です。

※ジオブロック（地域制限）：特定のIPアドレスからのアクセスを制限する機能のこと。海外の動画配信サービスなどを日本から見れないのはジオブロックがあるからです。

日本国内でしか見られない動画を海外からも見たい、日本未上陸のゲームを日本でも遊びたいときは、VPNを使いましょう。

VPNに繋いでIPアドレスをコンテンツの対象国に変えるだけで、簡単にジオブロックの回避が可能です。

③サブスク料金を節約したいとき

これは裏技的な使い方なのですが、海外のVPNサーバーに繋いでサブスク契約すると、料金がかなり割安になります。

例えば、Youtubeプレミアムは月額約388円、Apple Musicは月額約111円、Canva Proは月額約420円で利用可能です。

同じような方法で、海外航空券を安く買うこともできます。

セキュリティ保護だけでなく、お得にサブスクや旅行を楽しんでQOLを上げたい人にもVPNはおすすめです。

VPNを使ったサブスク代節約の詳しいやり方は、こちらの記事で紹介しています。

④中国からWEBサービスを使いたいとき

中国では、グレートファイアウォール（金盾）と呼ばれる厳重なネット規制が敷かれており、GoogleやYouTube、インスタなどのWEBサービスは見れないです。

インターネット規制が厳しい中国でも快適にネットを使いたいなら、VPNが必須です。

VPNなら何でもOKというわけではなく、中国のネット規制を突破できるものが必要になります。無料のVPNは金盾の突破が難しく、ほぼ使い物になりません。

おすすめは国産VPNの「MillenVPN（ミレンVPN）」になります。

中国国内でVPNを使う方法は、こちらの記事で紹介しています。

⑤オンラインゲームを快適にプレイしたいとき

VPNを使えば、海外のサーバー経由でオンラインゲームが遊べます。

タルコフなどのオンラインゲームで、混んでいるサーバーを避けてマッチングのスピードを上げたり、通信障害によるラグを防げたりします。

日本未上陸のゲームも、海外のVPNサーバーを経由すればプレイ可能です。

ゲーム環境を向上させたいゲーマーにも、VPNの導入はおすすめできます。

VPNアプリについてよくある質問

VPNアプリを使う時によくある質問とその回答をまとめました。

まとめ：おすすめのVPNアプリを使ってみよう！

VPNアプリは日常から旅行まで様々な使い道がありますが、特にこんなシーンで利用するのがおすすめです。

とはいえVPNなら何でも良いというわけではありません。

「VPNアプリの選び方」で紹介したポイントを参考に、自分に合ったものを選んでみてください。

VPNフリークのおすすめVPNランキングはこちらです。

特に、NordVPNは通信スピードが速く、アプリも使いやすくておすすめです。

総合的に見て1番コスパがよく、スピードやセキュリティなどの機能性が高いVPNだといえます。