将来フリーランスとして働きたいと考えている大学生です。フリーランスを目指す上で、学生時代からやっておくべきことは何ですか?今すぐできることがあれば教えてください!
こんな疑問にお答えします。
・フリーランスを目指す学生がやるべき事
・学生のうちに備えるべきマインド2つ
・学生時代に経験したフリーランス体験
この記事を書いている僕は、新卒入社した会社を約1年で辞めてフリーランスとして独立したブロガーです。
今回は、将来フリーランスになるために大学生がやっておくべきことを解説します。
筆者の経歴を少しお話ししておくと、「大学休学中にベトナムで広告営業→友人とWEBサイト制作→IT企業に新卒入社→副業で始めたブログで会社から独立」という感じです。
学生中にフリーランスとして活動した経験を踏まえつつ、大学生のうちからやっておくべきことや、実際の手順についてもご紹介していきます。
ちなみに大学生からブログを始めるべきか悩んでいる人は、大学生におすすめのブログの始め方【稼ぐ方法もわかりやすく解説】をご覧ください。
この記事を読み終えると、何をやるべきかイメージできるようになっているはずです。
それでは、前置きはこの辺にしてさっそく始めていきます。
将来フリーランスになりたい大学生がやるべきこと5つ
将来フリーランスになりたいなら、下記をやるべきです。
その①:フリーランスの知人を作る
その②:お金になるスキルを習得する
その③:自分でお金を稼ぐ体験を積む
その④:本 / 会社 / イベントで知見を得る
その⑤:情報発信をしてファンを作る
1つずつ解説していきますね。
その①:フリーランスの知人を作る
フリーランスの知人を作っておきましょう。
できれば3人くらい、フリーランスの知人を作るのがいいと思います。
理由としては、下記の4つです。
- フリーランスのリアルを知れる
- 仕事で困ったときに頼りになる
- 知人経由で仕事がくることがある
- 自分のあたりまえの基準が変わる
あなたが目指したい職種(エンジニア・WEBライター・デザイナーなど)のフリーランス仲間を中心に、2〜3人は相談できる大人を見つけておきましょう。
いつものコミュニティから一歩外に出てみましょう。
フリーランスは自由に働きたい人が多いので、自営業者や経営者みたいな人が多い印象です。
そういったフリーランスのコミュニティとかに繋がれると、たくさん情報を得られると思います。
その②:お金になるスキルを習得する
仕事につながるスキルを身につけましょう。
フリーランスは、自分のスキルを提供してお金をいただくものですので、ノースキルの状態だと厳しいです。
具体的には、下記のような感じです。
①プログラミングスキル:テックキャンプがおすすめです。僕の友人も、テックキャンプに通ったあとにエンジニアとして働いています。
②デザイン / WEBマーケ / 動画編集:TechAcademyがおすすめです。最近だと、CPROに厚切りジェイソンさんが就任されています。
③スタートアップでの長期インターン:RenewやWantedly、Infraでインターン先を探すのがおすすめです。人とのつながりを作れるのは、大きなメリットとなります。
④海外インターンシップ:タイガーモブがおすすめです。最近、オンライン海外インターンもやっているので自宅から参加できます。
ちなみに、「デザイン / 動画編集」のスキルを身につけるなら、「ワンダフルワイフ」というブログも参考になるので、チェックしてみてください。
代表的なスキルをピックアップしてみましたので、上記の4つの中から、自分が身につけたいスキルを選んで行動してみましょう。
まずは、スキルを身につけないと何も始まりませんので、初期投資は必要です。
その③:自分でお金を稼ぐ体験を積む
スキルが身についてきたら、案件を受けてみましょう。
- 長期インターンシップで、インターン先の会社に利益を生み出してみる。
- 学生エンジニアという強みを生かして、企業の新卒採用のLPページ制作をする。
- 海外インターンシップで、営業の受注数に応じてインセンティブ報酬をもらう。
- クラウドワークスに登録してWEBライターとしてライティング仕事をもらう。
上記のような感じで、1円でも自分で稼ぐ体験を積みましょう。
ちなみに個人で案件受注する方法としては、
という2つのパターンが王道でして、できれば②で仕事を受けられるといいかなと。
その④:本 / 会社 / イベントで知見を得る
知識は力になりますので、積極的に学びましょう。
・『ライフシフト』:リンダ・グラットンの著書。人生100年時代における個人の戦略を学べます。
・『イシューからはじめよ』:ヤフーCSOの安宅和人さんの著書。問題解決力を養うことができます。
・『マーケット感覚を身につけよう』:ちきりんさんの著書。社会ではなく市場に評価される人になる方法を学べます。
ひとまず、上記の3冊は読んでおくと、未来の働き方・問題解決と知的生産のコツ・市場での評価で生きる方法について学ぶことができます。
大学生のうちに読んでおきましょう。
AmazonのKindle Unlimitedに登録しておけば、月980円で対象の本が読み放題になったりするのでお得です。(上記の3冊は対象外)
こうした知見は、フリーランスになってからも仕事に生かせるので、自分の「既存のあたりまえが崩れるような出会い・インプット」を繰り返しましょう。
その⑤:SNSとブログで情報発信をしてファンを作る
スキル獲得と並行して、情報発信をしておくのが吉です。
- ブログで月1万PVを達成する
- Xで1,000フォロワー獲得する
上記のように、自分に対するファンや読者をつけておくことで、SNSやブログ経由で仕事が舞い込んでくることがあります。
今の時代、WEB上での影響力は資産となるので、絶対にやっておくべきです。
例えばですが、SNSのフォロワーが1万人いれば、30万円とかを生み出すのは結構簡単です。
なお、ブログでも月のアクセス数が増えてくると、マネタイズができるようになります。
当ブログは、月間20〜30万アクセスで、月の売上は300万円ほどです。
ブログの始め方については10分でできるWordPressブログの始め方【初心者向けの開設方法】にて詳しく解説していますので参考にどうぞ。
ブログでポートフォリオを紹介、Xで宣伝をしていると、企業からも「この学生はおもしろそうだな、声でもかけてみるか」となったりするのでメリットが大きいかと。
フリーランスとして働く上で大事なマインド編
続いて、フリーランスとして働く上で大事なマインドについてお話します。
その①:まず行動、失敗から学びを得る
その②:クライアントを120%満足させる
1つずつ解説していきます。
その①:まず行動、失敗から学ぶ
最も大事なことは、行動することです。
- 行動を起こさない意識が高い学生
- 行動を起こしてスキルを学ぶ学生
上記の場合、長期的には後者の方が市場価値が大きくなります。
なぜなら、スキルが積み上がっていくことで、新しい案件を受けたりしてさらにレベルアップしていくからですね。
僕自身、意識が高いだけの学生だったこともあり、反省しています。
どんなスキルが必要なのか、まず自己分析するところから始めたい方は下記の記事をどうぞ。
自分の強みを発見する診断ツールをご紹介しているので、ツールで自己診断してみましょう。
下記、スキル獲得の手段を再掲しておきますね。
この4つのスキルを身につけておけば間違いありません。
①プログラミングスキル:テックキャンプがおすすめです。僕の友人も、テックキャンプに通ったあとにエンジニアとして働いています。
②デザイン / WEBマーケ / 動画編集:TechAcademyがおすすめです。最近だと、CPROに厚切りジェイソンさんが就任されています。
③スタートアップでの長期インターン:WantedlyやInfraがおすすめです。人とのつながりを作れるのは、大きなメリットとなります。
④海外インターンシップ:タイガーモブがおすすめです。最近、オンライン海外インターンもやっているので自宅から参加できます。
学生時代の自分に何か1つ伝えるなら、「お金と時間を投資してスキルを獲得せよ」と言いたいほど、スキルを身につけるのは早い方がいいです。
その②:クライアントを120%満足させる
案件を受注したら、クライアントを120%満足させましょう。
- ポートフォリオを提示する
- 料金表やメニュー表を用意する
- 期待値をコントロールしておく
- 受注後の制作フローを設計する
- 納品後の修正回数を決めておく
上記のようなポイントに注意しつつ、「もう一回頼みたい」「他社へ紹介したい」と思ってもらえることをゴールに制作を頑張りましょう。
ついでに、青色申告の申請もセットでしておくと、節税になるのでおすすめですよ。
開業届は、開業freeeというソフトを使えば簡単に提出できますので、なるべく早くやっておくのがいいと思います。
個人事業主としての口座とかは作らなくてOKですが、会計ソフトの会計freeeは無料会員登録しておいて、毎月の経費などを入力しておくと確定申告が楽になります。
また、事業用にクレジットカードを作っておくと、「事業用の経費はこのカードで支払う」みたいに決めておけるので便利です。
ひとまずは、上記の中から1つ選んでクレジットカードを作っておくと、事業用に使えるのでおすすめです。
会計freeeeとの連携も可能でして、会計処理もラクラクできます。
僕は、4枚ほど持っており、メイン2枚・サブ2枚という感じで使っています。
筆者が学生時代にしたフリーランス体験2つ
最後に、僕が大学時代にしたフリーランス体験について解説します。
その①:広告営業@ベトナム
その②:WEB制作@日本
1つずつ説明していきますね。
その①:広告営業@ベトナム
2017年の春に、ベトナムで広告営業をしていました。
僕が販売していた広告は、主に下記2点。
- 日本人向けWEBメディアの広告枠
- 日本人向けフリーペーパーの広告枠
日本人が経営する会社のWEBメディアとフリーペーパーの広告枠を販売していたのですが、売上の3割をコミッションとしていただいていました。
当時は、1週間の営業でコミッションを15万円ほど受け取っていました。
ベトナムで広告営業をしていたときに、情報格差=ビジネスチャンスだと学びました。
— Tsuzuki (@1276tsuzuki) August 8, 2020
当時、フランス人オーナーのアパレル店等に営業してたのですが、日本人観光客マーケットの規模感や特徴を伝えたところ、興味を持ってくれて契約完了に。
そこで、両者の情報格差の差分が価値となり得ると学びました。
上記のツイートの通り、情報格差はビジネスチャンスになることを学べたことが大きな収穫です。
フリーランスの場合は、スキル格差を利用して利益を得ていることになりますよね。
その②:WEB制作@日本
大学時代に友人とWEB制作の仕事をしていて、企業案件とかをいくつか受けていたのですが、ハッタリ力で案件獲得していたので、受注後とても大変だったことがあります。
— Tsuzuki (@1276tsuzuki) August 8, 2020
エンジニアとデザイナーと一緒に2日徹夜して、なんとか納品できたのは今思えばいい経験でした。笑
無茶体験は、結構大事だと思う☺️
こちらは、大学4年の時のお話です。
友人のエンジニア・デザイナーとチームを組んで、企業の新卒採用向けページや、短期インターンシップのLPページを制作していました。(僕は営業+ディレクター)
※友人のエンジニアは、テックキャンプを受講していました。
正直、WEB制作は全くの未経験だったので、かなりハッタリを効かせながら仕事をとってきて、「納期がヤバイ!終わらない!」と三人で叫びながら納品していました。
まとめ:フリーランスを目指すなら学生時代から行動しよう!
今回は、将来フリーランスを目指す学生に向けて、何をやるべきかご紹介してきました。
ざっくり要約すると、「まずはスキルを身につける→仕事を受注してお金を稼ぐ→情報発信でファンを獲得する」という感じです。
フリーランスに必要なスキルの獲得方法を、再掲しておきますね。
①プログラミングスキル:テックキャンプがおすすめです。僕の友人も、テックキャンプに通ったあとにエンジニアとして働いています。
②デザイン / WEBマーケ / 動画編集:TechAcademyがおすすめです。最近だと、CPROに厚切りジェイソンさんが就任されています。
③スタートアップでの長期インターン:WantedlyやInfraがおすすめです。人とのつながりを作れるのは、大きなメリットとなります。
④海外インターンシップ:タイガーモブがおすすめです。最近、オンライン海外インターンもやっているので自宅から参加できます。
上記のような感じです。
まずは、3ヶ月ほど時間をかけてスキルを磨いていきましょう。
行動しないと何も変わりませんので、まずは動いてみることが肝要です。
今回は以上です。