
2025年1月から急にGRCで順位表示されないエラーが起こり、使えなくなり困ってます。対策方法や代わりのツールってありますか?
こんなお悩みを解消します。
・GRCエラーの原因と対策方法
・GRCの代わりのおすすめツール

この記事を書いている僕はブログ歴6年です。副業でブログを始めて1年で月100万円を達成し、現在はブログで生計を立てています。
現在、検索順位チェックツール「GRC」がエラーで正常に使えない状態が続いています。
GRC・GRCモバイル・GRC-WすべてでGoogleの検索順位チェックがエラーになる現象が発生しており、復旧の目処は立っていないとのことです。
このような状況に対して、
- どんなエラーが起きているのか?
- なぜ起きているのか?
- 今後、GRCはどうなるのか?
- GRCから他ツールに乗り換えるべき?
といった疑問を持っている方も多いと思います。
本記事では、現在のGRCのエラー状況と、復旧の可能性についてわかりやすく解説していきます。
それでは、順番に見ていきましょう。
GRCがエラーで使えない?原因と復旧の見込み

2025年1月16日頃より、GRC / GRCモバイル / GRC-Wでエラーが発生しています。
Googleの順位チェック機能が正常に動作せず、困っている方も多いはずです。
まずは、どうしてGRCでエラーが発生したのか、原因と背景についてご紹介します。
①:GRCのエラー発生で順位チェックが機能しない
2025年1月中旬から、GRCでGoogle検索の順位チェックがエラーになる不具合が発生しています。
具体的には、GRCの「ステータス」列に「ERR(KH)」と表示され、順位が取得できない状態です。
このエラーはGoogle側の仕様変更によるもので、GRCだけでなく「GRCモバイル」や「GRC-W」でも同様のエラーが確認されています。
一度はアップデートで復旧したものの、再びエラーが発生し、2025年3月時点でも復旧の目処が立っていません。
現在、GRCでは以下のような対応が行われています。
- GRCモバイル・GRC-Wのライセンスで「GRC」を使えるように一時対応
- Yahoo検索は正常に順位チェック可能なため、Yahooのみのチェックに切り替えを推奨
ただし、この対応はあくまで一時的なものです。
YahooはGoogleと同じ検索アルゴリズムを採用していますが、検索結果は同じではないため、Googleの検索順位をチェックしたい人にとっては、超痛手です。
Googleの検索順位チェックが正常に戻る保証はないため、GRC単体での運用を続けるには限界があります。
②:GRCが使えない理由と復旧の見込み
GRCが使えない最大の理由は、Googleの仕様変更にGRCが対応できていないからですね。
2025年にGoogleは「検索結果ページの取得方法」に変更を加えました。結果、自動で順位チェックをするGRCがエラーを起こすようになったという感じです。
この変更はGoogle側のセキュリティ強化が目的で、Botやスクレイピングに対する制限がより厳しくなっています。
GRC側でも復旧に向けて対応中とのことですが、根本的な仕様変更であるため、すぐの復旧は難しい状況です。
簡単にいえば、GRC側で対応することが難しく、エラー処理が「GRC開発者のコントロール範囲外の問題」になっているということですね。
つまり、GRCが完全復旧する可能性はかなり低いというのが現実です。
GRCを愛用してきたユーザーは多いので、非常に残念ですが、他のツールへ乗り換えるなど、対策の必要性に迫られています。
GRCが使えないときの対策方法【代替ツールへの移行】

GRCが使えなくなった今、順位チェックを完全に止めてしまうのは非常に危険です。
なぜなら、検索順位の推移を追えなくなると、SEO施策の成果を正しく評価できなくなるからですね。
たとえば、リライトの効果を測定できなかったり、突然の順位変動に気づけないと、SEOのPDCAサイクルを回すことができません。
もちろん、サーチコンソールで順位チェックができるくらいのサイト規模であれば、問題ありませんが、記事数が多いブログ・メディアは困ります。
そのため、今すぐ代替ツールへ移行することが重要です。
GRCの代わりになる検索順位チェックツール

結論から言うと、GRCの代わりになる順位チェックツールは以下です。
①:Rank Tracker(Mac向けツール)
②:GMO順位チェッカー(クラウド型ツール)
【番外編】サチコ×Looker Studio(無料ツール)
わかりやすく解説していきます。
①:Rank Tracker(Mac向けツール)
1つ目は、僕も2019年から愛用している検索順位チェックツールのRank Trackerです。
Rank Trackerを使ってブログ運営してきた結果、SEO1位を量産できました。

Rank Trackerでは、以下のような機能が使えます。
- 検索キーワードの順位チェック(PC・スマホ別)
- 競合サイトとの順位比較、分析
- スケジューリングで順位チェックを自動化
僕は以前、WEBマーケ職で会社員をやってまして、会社のSEOツールがGRCで、自分のブログ用ツールがRank Trackerでした。
結論、Rank Trackerの方が使いやすく、今でも愛用しています。
毎日、決まった時間にキーワードの順位チェックをしてくれるので便利です。
Rank Trackerについては、下記記事でおすすめ機能や料金プラン、割引料金で有料パッケージを使う方法もご紹介しているので、ご覧ください。
>> 【割引あり】Rank Trackerの料金やメリット、使い方、ダウンロード手順を解説
②:GMO順位チェッカー(クラウド型ツール)
2つ目は、GMOインターネットが運営している「GMO順位チェッカー」です。
クラウド型で、PCを起動していなくても順位チェックが自動で完了できるタイプのツールになります。
- 検索キーワードの順位チェック(PC・スマホ両対応)
- 競合サイトとの順位比較や、検索結果タイトル・ディスクリプションの比較
- 順位変動のグラフ表示や、CSVによるレポート出力
- SEOキーワードの提案や難易度分析機能も搭載
クラウド上で順位チェックを管理したい人には、向いているツールです。
そして今なら、ConoHa WING契約者限定で、GMO順位チェッカーが1ヶ月無料&2ヶ月目以降も最大40%OFFになるキャンペーンが実施中です。
>> 【リリース】[WING]『GMO順位チェッカー』ConoHa WINGご契約者限定!1ヵ月無料&最大40%OFFキャンペーン開始!
プランごとの割引内容は、以下の通りです。
プラン名 | 月額料金(通常 → 割引) | 年額料金(通常 → 割引) | 登録キーワード数 | 登録Webサイト数 |
---|---|---|---|---|
プロ100 | 550円/月 → 330円/月 | 5,500円/年 → 3,960円/年 | 5 | 100 |
プロ300 | 1,650円/月 → 990円/月 | 16,500円/年 → 11,800円/年 | 15 | 300 |
プロ1000 | 5,500円/月 → 3,300円/月 | 55,000円/年 → 39,600円/年 | 50 | 1,000 |
キャンペーン期間は2025年5月30日(金)17:00までなので、気になる方は早めにチェックしておきましょう。
申し込みは、ConoHa WINGのコントロールパネルにログインして、バナーから手続きするだけなので簡単です。
クラウド型に抵抗がない人にとっては、GRCの代替ツールとして十分に実用的です。
【番外編】サチコ×Looker Studio(無料ツール)
番外編として、無料で順位チェックツールを作成する方法をご紹介します。
サチコ×Looker Studioを使った方法です。
[ GRC 代わり ] で検索すると、下記のような記事が出てきて、サーチコンソール×Looker Studioで無料の順位チェックツールを作る方法が、noteで2,000円ほどで売られています。
![[ GRC 代わり ] の検索結果](https://www.tsuzukiblog.org/wp-content/uploads/2025/03/スクリーンショット_2025-03-28_11_38_35.png)
Looker Studioとは、GA4やサチコなど800以上のデータソースからデータを抽出・可視化できる、Google提供の無料ツールです。
Looker Studioとサーチコンソールを組みわせることで、無料かつ公式データをもとに、検索順位や検索キーワードを一括で可視化できるようです。
僕自身は使ったことはありませんが、ツール連携をハードルに感じない方は、無料で使える方法なので試してみるのもいいかもしれません。
GRCのエラーについてよくある質問

ここからは、GRCが使えなくなったときに多くの人が感じる疑問について解説していきます。
①:GRCの課金は続けるべきか?
結論、GRCが使えない状況が続くなら、課金を止めた方がいいです。
理由はシンプルで、「サービスを使えない=価値を受け取れない」からですね。
過去の順位データなどが必要であれば、課金を続けるのも選択肢の1つです。しかし、順位チェックという目的に対して、GRC以外にも代替ツールはあります。
僕自身は、Rank Trackerユーザーなので、GRCエラーによる影響を受けていませんが、もしもRank Trackerが使えなくなってしまったら、他ツールに移行します。
なので、今後もGRCが安定して使えない状況が続くなら、無理して課金を続ける必要はありません。
②:GRCをやめてサーチコンソールのみで十分か?
結論、検索順位の詳細を日々チェックしたいなら、サーチコンソールだけでは不十分です。
なぜなら、サーチコンソールで手動チェックしていると、順位チェックをするだけで時間がどんどん溶けていってしまうからですね。
記事数が30本以上とかになってくるとわかりますが、1本1本チェックしていたら、それだけで作業時間が消えてしまいます。
もちろん、ブログ初心者など、記事数が少ない方は、サーチコンソールのみでも全然大丈夫です。
すでに、GRCでキーワード順位チェックを自動化していた方は、GRCを止めると痛手なので、他ツールへ移行するのが合理的かなと思います。
③:そもそも、キーワード順位チェックの重要性とは?
キーワード順位のチェックは、SEOにおいて「コンパス」のような役割を果たします。
なぜなら、順位を定期的に確認することで、「改善すべき記事」や「伸びている記事」を把握できるからですね。
たとえば、狙っているキーワードで10位以内に入っていない記事があれば、「リライト」や「内部リンク追加」といった対策をとるべきで、逆に、上位表示されている記事があれば、タイトルを工夫してCTRを上げる施策が有効といった感じで打ち手を考えることができます。
つまり、検索順位のチェックをしないまま放置していると、改善チャンスを見逃してしまうんですね。
僕自身も、順位チェックをもとに「アクセスが伸びている記事」「急落している記事」を見つけて、その都度対応してきました。その積み重ねが、ブログ収益化につながりました。
キーワード順位チェックは、SEO改善のスタート地点です。 これを習慣化することで、検索流入を安定的に増やすことができます。
「そもそも、キーワード選定をしていない...!」という方は、下記記事を見ながら、キーワード選定をしておきましょう。
>> SEOキーワード選定のやり方を初心者向けに解説【おすすめツール】
まとめ:GRCエラーが長期化しているので、代替ツールを検討しよう!

GRCの順位取得エラーは、2025年1月から2ヶ月以上も継続しています。
いまだに「根本的な原因が不明」という状況なので、今後の復旧時期も読めない状態です。
SEOを改善していくうえで、検索順位の確認ができないのはかなり致命的です。
なので、このタイミングで代替ツールへ移行しておくのがおすすめです。
本記事で紹介したおすすめツールを再掲すると、以下のとおり。
①:Rank Tracker(Mac向けツール)
②:GMO順位チェッカー(クラウド型ツール)
【番外編】サチコ×Looker Studio(無料ツール)
個人的には、5年以上愛用しているRank Trackerが使いやすくておすすめです。
ブログやアフィリエイトで成果を出すためには、「読者のニーズに応えつつ、検索上位を狙うこと」が重要です。
そのためにも、検索順位チェックの環境を早めに整えておきましょう。