ConoHa WINGで作成したWordPressブログで、突然、「閲覧できません(Forbidden Access)」と表示されました。どうやったら解決できるのでしょうか?
このようなお悩みを解消します。
・「閲覧できません(Forbidden Access)」の理由と解決策
・「閲覧できません(Forbidden Access)」エラーとは何?
本記事を書いている僕はブログ歴6年です。副業でブログを始めて1年半で月100万円を達成して、現在はブログ収入でご飯を食べています。
今回は、ConoHa WINGで作ったWordPressブログで「閲覧できません(Forbidden Access)」と出る理由と解決策をわかりやすくご紹介します。
WordPressを使っている最中や、ログインしようとした時に、下記のように表示されて焦ることがあると思います。
しかし、安心してください。
このような「閲覧できません(Forbidden Access)」というエラーは解消可能です。
パターンごとに、画像つきで解説するので、記事に沿って解決策を試してみてください。
ConoHa WINGでWordPressブログを作成した人向けの記事ですが、他のサーバーでも似たような原因でエラーが起こります。
「サーバー名+閲覧できません(Forbidden Access)」で検索をかけると、解決策が出てくると思いますのでググってみましょう。
それでは、解決策をご紹介していきます。
ConoHa WINGで作ったWordPressブログで「閲覧できません(Forbidden Access)」と出る理由と解決策
いきなり結論からお話ししていきます。
不正アクセスから安全を守るため、ConoHa WINGには厳重なセキュリティが施されています。
そこに、たまたま引っかかってしまったため、ブログ管理人のあなたにも「閲覧できません(Forbidden Access)」と表示されてしまったというわけです。
ConoHa WINGのセキュリティを一時的に解除することで解決できます。
その方法を下記の3パターンに分けてご紹介していきますね。
①:WordPressにログインしようとした時
②:海外からアクセスしてログインしようとした時
③:プラグイン設定、カスタマイズ設定、WordPress設定などを変更した時
①:WordPressにログインしようとした時
1つ目は、WordPressのログイン画面からログインしようとした時です。
こちらは、ConoHa WINGの「ログイン制限」が原因になります。
ログイン制限とは、「管理画面に短時間に複数回ログイン操作があった際に自動的に制限する機能」のことです。(出典:ConoHa WINGサポート)
こちらを一時的に解除していきます。
「ConoHa WINGのコントロールパネル」へアクセスして、「サイト管理」をクリックしましょう。
「サイトセキュリティ」→「WordPressセキュリティ」→「ログイン制限」→「管理画面ログインをOFFにする」という流れで変更を加えます。
画像で解説すると、上記のような感じですね。
これで、ログイン制限が解除されたので、ログインできるようになっていると思います。
ログインが成功したら、「管理画面ログインをON」に戻しておきましょう。
②:海外からアクセスしてログインしようとした時
2つ目は、海外からアクセスしてログインしようとした時ですね。
こちらは、ConoHa WINGの「海外アクセス制限」に引っかかっている可能性があります。
やはり、海外からのハッキングは件数が多いため、そもそも海外からWordPressにアクセスすることを制限しているんですね。
「海外アクセス制限」を一時的に解除していきましょう。
「ConoHa WINGのコントロールパネル」へアクセスして、「サイト管理」をクリックしましょう。
「サイトセキュリティ」→「WordPressセキュリティ」→「ログイン制限」→「海外アクセス制限」→「ダッシュボードをOFFにする」という流れで変更を加えます。
上記のような感じですね。
これで、海外からのアクセスでも、WordPressブログにログインできるようになりました。
海外滞在中は、基本的に「海外アクセス制限」に引っかかります。
そのため、作業する際だけ一時的にOFFにして、作業が終わったらONに戻すのがおすすめです。
もし、海外に長期的に滞在する場合は、VPNで日本のサーバーに接続するなど、セキュリティを高めたままサイト運営できるよう工夫してみましょう。
③:プラグイン設定、カスタマイズ設定、WordPress設定などを変更した時
3つ目は、プラグイン設定、カスタマイズ設定、WordPress設定などを変更した時です。
こちらのエラーは、下記のようなタイミングでよく起こります。
- 外部のプラグインをインストールした時
- カスタマイズ変更を保存しようとした時
- WordPressの設定を保存しようとした時
- 広告タグを貼って、保存しようとした時
Xでも、下記のようなポストが見つかりました。
このようなタイミングでエラーが出るのは、ConoHa WINGの「WAF」が発動したからです。
WAF(Webアプリケーションファイアウォール)とは、「Webアプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃からWebサイトを保護するセキュリティ機能」になります。
WAF設定を一時的に変更すると、解決可能です。
「WAF設定」を一時的に変更していきましょう。
「ConoHa WINGのコントロールパネル」へアクセスして、「サイト管理」をクリックしましょう。
「サイトセキュリティ」→「WAF」→「対象のログの「除外」をクリック」→「攻撃を除外しますか?で「はい」をクリック」という流れで変更を加えます。
上記の画像では、ログが表示されていませんが、あなたの画面にはログが表示されているはずです。
WordPressで「 閲覧できません(Forbidden Access)」が出た日時をチェックして、そのログの攻撃を除外しましょう。
上記のようなログが出てくると思うので、「除外」をクリックします。
確認画面で「はい」をクリックすると完了です。
ログ=あなたの取ったアクション(プラグインやカスタマイズの設定変更など)です。
簡単にいえば、「プラグインの設定変更」などのアクションが、ConoHa WING的には「外部からの攻撃」だと認識しているということです。
このログを解除すると、「 閲覧できません(Forbidden Access)」が解消されます。
この解決策でも解消しない場合、もしくは、やり方がよくわからんという場合の解決策もご紹介します。
「サイトセキュリティ」→「WAF」→「利用設定を「OFF」にする」という流れで変更を加えます。
WAF全体をOFFにしたため、あなたの取ったアクションはうまく機能するはずです。
この解決策では、WAF全体をOFFにしているため、サイトのセキュリティが下がります。
プラグインなどの変更作業が完了したら、「利用設定を「ON」に戻す」ようにしましょう。
【補足】作業が完了したらConoHa WINGの設定を元に戻す
ConoHa WINGで作ったWordPressブログで「閲覧できません(Forbidden Access)」と出る理由と解決策をご紹介しました。
- ログインできない:「ログイン制限」を解除する
- 海外からログインできない:「海外アクセス制限」を解除する
- プラグイン設定などを保存できない:「WAF」のログを除外するか、「利用設定」をOFFにする
上記のような感じですね。
全て、ConoHa WINGのセキュリティを一時的に低下させることになるため、問題が解消したら、設定を元に戻しましょう。
まとめ:ConoHa WINGで「閲覧できません(Forbidden Access)」と出ても解決可能です
ConoHa WINGで作ったWordPressブログで「閲覧できません(Forbidden Access)」と出る理由と解決策を解説しました。
いきなりエラーが出てきて焦ったかと思いますが、記事に沿って対応すれば解決できます。
焦らずに、1つずつ進めていきましょう。
今回は以上です。