ブログは文章構成が重要ってよく聞くけど、実際どうやって作ればいいの?
いつも500文字くらいが限界なので、構成づくりを覚えて読まれる文章を書きたい!ブログ初心者の僕でもわかるように解説してほしい!
こんなお悩みを解決します。
・ブログ記事の構成案とは?
・ブログの構成案を作る手順
・ブログの構成案をつくる時の注意点
本記事を書いている僕はブログ歴6年です。副業でブログを始めて1年半で月100万円を達成して、現在はブログ収入でご飯を食べています。
今回は、ブログライティングで重要な「記事構成をつくる手順」をお話していきます。
実際、僕は本記事でご紹介する手順で300本ほど記事を書いてきたおかげで、1ヶ月で34万回も読まれるブログをつくることができました。
ブログライティングがうまくいかず困っている方は、構成づくりの手順をご自身でも試してみてください。
最初は慣れなくて大変かもですが、少しずつ慣れてきます。
それでは、前置きはこの辺にして、早速ご紹介していきます!
ブログ記事の構成案とは?
まずは、構成案とはそもそも何なのか、どうして作るべきなのかについて、簡単にご紹介していきます。
構成案とはライティングの設計書のこと
構成案とは「ライティング設計書」のようなものですね。
どんなことを構成案に書くかというと、下記の8つです。
- タイトル
- ディスクリプション
- リード文
- 想定読者
- 読者の検索ニーズ
- 見出し(H2, H3)
- 見出しの中で語ること
- 関連記事へのリンク
実際、本記事も1時間ほどかけて作成した構成案に沿って、ライティングを進めています。
構成案を作るべき3つの理由
構成案を作る理由は、読者にわかりやすい記事を読んでもらうためです。
構成案を作って記事を書くことで、下記の効果を得られます。
- 結論から伝えることができる
- 記事をスムーズに執筆できる
- SEO的に質の高い記事を書ける
思いつきで記事を書き進めていくと、途中で「あれ、結局何が言いたいんだっけ?」となってしまうことはありませんか?
それを解消するのが構成案です。
記事がスラスラ書けるようになり、かけた記事も読みやすく、SEOでも評価されるなんて素晴らしいですよね。構成案、最高です!
構成案を作るコツは、読者をリアルにイメージすること
構成案を作るコツは、読者をリアルにイメージすることです。
宛先が決まっている文章は、具体性が増して、読み手に深く刺さります。
例えば、「おすすめのマンガ」を紹介するとき、全国民に向けて書くのと、あなたの親友に向けて書くなら、親友の方が内容や伝え方をイメージできますよね?
読者をリアルにイメージすることで、何を求めているか想定できるので、結果として読み手に刺さる文章を作れます。
構成案を作るときも、読者をリアルにイメージしましょう。
ブログの構成案を作る手順7つ
続いて、ブログ構成案を作る手順7つについて、解説していきます。
手順①:キーワード選定する
手順②:想定読者を定義する
手順③:検索意図を深掘りする
手順④:一目で内容が伝わる見出しを作る
手順⑤:本文へと誘導するリード文を作る
手順⑥:タイトル・ディスクリプションを決める
手順⑦:語るべき内容を各見出しにメモする
【前提】構成案を作る前に準備するもの
ブログの構成案を作るときに準備するものをご紹介します。
構成案を作るときには、エクセルかGoogleスプレッドシートを準備しましょう。
当ブログの場合は、上記のようにGoogleスプレッドシートを使って構成案を作成しています。
Googleアカウントがあれば誰でも利用でき、オンライン上にデータ保存されるのでとても便利です。
それでは、構成案の作り方の手順をご紹介していきます。
手順①:キーワード選定する
まずは、キーワード選定をしていきましょう。
キーワードを決めてから構成案を作成することで、SEO流入を狙うことができ、読者の課題もくっきりイメージしやすくなるメリットがあります。
例として、本記事のターゲットキーワードである、[ ブログ 構成案 作り方 ]で考えてみます。
上記のように、スプレッドシートのタイトルに、ターゲットキーワードを記入するとわかりやすいですよ。
キーワードを決めたら、手順②へと進んでください。キーワード選定の方法について具体的に知りたい方は、下記の記事をどうぞ。
まずは1つ、狙いたいキーワードを決めておきましょう。
手順②:想定読者を定義する
次は、想定読者をイメージしていきます。例として、本記事の想定読者を書いてみました。
・1年前の自分(ブログ3ヶ月目)
・構成案の作り方を知りたい人
・読者に読まれる記事を書きたい人
こんな感じで、自分が実際にイメージできる想定読者を決めればOKです。
本記事では上記のように設定しています。想定読者を決めるコツとしては、自分がリアルにイメージできる人を選ぶことですね。
- 過去の自分
- 友だち、同僚、家族
- ドラマの登場人物
- アニメのキャラクター
例えば、上記のような感じです。
頭の中で顔が浮かぶ人を想定読者に設定することで、どんなことに悩んでいるのかイメージしやすく、また、記事を書くときの文章トーンも保ちやすいメリットがあります。
いわゆる「ペルソナ」と呼ばれるものですね。ペルソナを設定する方法は、下記の記事でご紹介していますので、なかなか想定読者が決まらないという方は参考にしてみてください。
想定読者を決めたら、次の手順へと進みます。
手順③:検索意図を深掘りする
次は、想定読者の検索ニーズを深堀していきます。検索ニーズには2種類あり、それぞれのニーズを設定することが重要です。
①顕在ニーズ:すでに顕在化しているニーズ
②潜在ニーズ:読者自身も気づいていない潜在的なニーズ
本記事では、下記のように検索ニーズを設定しました。
①顕在ニーズ
・ブログの構成案の作り方を知りたい
・実際の構成案の例についてを知りたい
・構成案の重要性についてを知りたい
②潜在ニーズ
・構成案を作る時の注意点を知りたい
・検索ニーズの調べ方を知りたい
・キーワード選定の方法を知りたい
こんな感じですね。僕は、検索ニーズを考えるのに、15〜30分ほどかけています。
潜在ニーズを考えるコツとしては、下記のような視点で考えるといいですよ。
- そもそも、読者はなぜ検索しているのか?
- 顕在ニーズが解消された後、読者は何を知りたがる?
- 競合記事では、どんな潜在ニーズが想定されている?
検索ニーズを深掘りする作業は、記事作成の肝です。
時間をたっぷりかけて、読者の検索ニーズを深掘りしていきましょう。
検索ニーズ(検索意図)の重要性と調べ方については、下記の記事でご紹介しています。
検索ニーズが設定できたら、見出しを作っていきます。
僕は検索ニーズ出しに慣れたので、上記のようにシンプルになっています。
初心者の方は、箇条書きで10個くらい検索ニーズを出してから、絞っていくとやりやすいと思いますよ。
手順④:一目で内容が伝わる見出しを作る
次は、検索ニーズを元に見出しを作ります。
見出しを作るときのコツは、見出しを見ただけで記事の内容が理解できるようにすることです。本の目次みたいなイメージで作成していきましょう。
見出し化する優先度としては、下記のような感じですね。
- 前提として知っておくべきこと
- 顕在的な検索ニーズ
- 潜在的な検索ニーズ
- まとめ
本記事のH2, H3それぞれの見出しについては、下記のような感じで作成しています。(あわせて、関連記事も設定しておけると、内部リンクの抜け漏れが減ります。)
顕在ニーズと、潜在ニーズを見出しの中に組み込むことが重要です。見出しをつくる時は、下記のような観点でチェックしてみましょう。
- 5W1Hで抜け漏れをチェック
- H2にキーワード入っているかチェック
- 見出しだけで記事内容がわかるかチェック
僕は、見出し作成で30分ほどかけています。見出しができたら、リード文を作成していきましょう。
WordPressブログでH2やH3などの見出しを作る方法は、「見出しをつける」にて解説していますので、Hタグの使い方がわからない方はご覧ください。
手順⑤:本文へと誘導するリード文を作る
次は、リード文(冒頭文)を作ります。
リード文は、「読者が記事を読むか判断する足切りポイント」なので、読むべき理由を訴求していくのがコツです。
①:読者の悩みを提示
②:悩みの解消を提案
③:解消できる理由を解説
④:読み進めるために背中を押す
例えば、本記事でいえば下記のように、リード文の中に4つの要素を入れています。
ブログ初心者の方は、「③:解消できる理由を解説」で、「自分なんて説得力ないかも、、、」と思うかもしれません。
その場合の対処法としては、他者の権威性を借りてみるのがおすすめです。
例えば、「◯◯という書籍でも語られています」といった感じで、説得力を訴求する感じですね。(ウソはNGですよ!)
ちなみに、リード文の書き方については下記の記事で詳しくご紹介しています。うまくリード文を書けなくて悩んでいる方は一読してみてください。
リード文ができたら、タイトル・ディスクリプションを決めていきましょう。
手順⑥:タイトル・ディスクリプションを決める
次は、タイトル・ディスクリプションを決めます。
・30字前後におさめる
・キーワードを含める
・記事内容を要約する
・数字などで読者の気を引く
・100字前後におさめる
・キーワードを含める
・タイトルに書ききれない要素を含める
コツとしては、上記のような感じですね。
本記事では、以下のように設定しています。(Googleドキュメントに書いており、このまま下に本文を書いていく感じです。)
ブログ記事のタイトルを決めるコツについては、下記の記事でも詳しく解説しています。
タイトルの付け方にいまいち自信がないという方は、ご覧ください。
手順⑦:語るべき内容を各見出しにメモする
次は、記事で語るべき内容を見出しにメモしていきます。
いきなり文章を書こうと思っても筆が止まってしまうことがありますが、見出しごとに書くべき内容をメモっておけば安心です。
具体的には、下記のような感じでざっくりとしたメモを追加します。
見出しのメモを書くときは、PREP法を意識するのがおすすめです。
PREP法の「結論→理由→具体例→結論」の4つをメモっておくだけで、本文の骨格ができるので、あとは本文を肉付けしていけばいいだけの状態を作れます。
語るべき内容を見出しの下にメモしましょう。
ブログの構成案ができたら文章執筆する
構成案が完成したら、ブログを書き始めましょう。すでに大枠はできていますので、各見出しごとに本文を書いていけば完成しますよ。
- タイトル
- ディスクリプション
- リード文
- 各見出し
検索ニーズや想定読者も決まっているので、その人に向けて文章を書けばOKです。
途中で文章が止まりそうになったら、「自分がこう言ったら、相手はどんな反応や質問をしてくるかな?」という感じで、架空の会話をイメージすると書きやすいですよ。
各見出しに対して、「この見出しは300文字くらい」みたいに文字数を割り当てると、全体の文字数も調整できるので余裕がある人は試してみてください。
具体的なライティングのテクニックについては、下記の記事で詳しく解説しています。
ブログの構成案をつくる時の注意点3つ
最後に、構成案をつくる上での注意点をご紹介します。
その①:リアルな読者をイメージすること
その②:検索ニーズへの回答以外は省くこと
その③:本文が長くなりそうなら見出しを増やすこと
その①:リアルな読者をイメージすること
1つ目は、読者をリアルにイメージすることです。
何回もお話してきましたが、リアルに想像できると、相手が何を求めているのか理解できるので、記事構成が作りやすくなります。
よく「ペルソナ」を設定しましょうなどと言われますが、顔が浮かぶ人を設定すればOKですよ。
「ペルソナって何?」という方は、下記の記事をご覧ください。
リアリティのないペルソナよりも、リアルにイメージできる実在の人物です。
その②:検索ニーズへの回答以外は省くこと
2つ目は、検索ニーズへの回答以外は省くことです。
なぜなら、読者が求めていることより、自分が伝えたいことが優先すると、読者としては読み進めようと思わないからですね。
例えば、本記事で「構成案の作り方」を知りたいのに、「ブログ執筆の苦労」ばかり伝えられたら、読むのがイヤになりますよね。。。
検索ニーズ以外は、できるだけ省きましょう。
その③:本文が長くなりそうなら見出しを増やすこと
3つ目は、本文が長くなりそうなら見出しを増やすことです。
スマホが普及してから、ブログアクセスの大半はモバイルからになっています。
本文が長文化しそうであれば、見出し化して文章に強弱をつけましょう。
読者は本文がダラダラ続くと、スクロールしているうちに文章に飽きてしまいます。
まとめ:構成案づくりを工夫して読まれるブログを書こう!
今回は、ブログの構成案をつくる手順7つをご紹介してきました。
ブログ初心者でも、本記事でご紹介した手順に沿って構成をつくることで、読者から読まれる文章を書けるようになります。
毎回、記事構成に時間がかかると思いますが、何本も書いて定着させていきましょう。
ブログライティングに慣れてきた方は、収益化にもチャレンジしてみるといいですよ。
月5万円を目指す方法について、下記の記事で解説しています。