いい記事を書いているはずなのに、全然ブログが読まれない。。。こんな僕でも、ブログ集客を成功させるするコツを教えてほしい!そもそも、どんな集客方法があるのかも知りたい。おすすめのツールや本があれば、ぜひ教えてほしい!
こんなお悩みを解決します。
・ブログ集客の前にやっておくこと3つ
・ブログ集客を成功させるためのコツ6つ
・ブログ集客の方法3つ【その他の手法も解説】
・ブログ集客に役立つおすすめ本
・ブログ集客に役立つおすすめツール
本記事を書いている僕はブログ歴6年です。副業でブログを始めて1年半で月100万円を達成して、現在はブログ収入でご飯を食べています。
今回は、ブログ集客のコツというテーマでお話していく予定です。
「いいコンテンツを作っているはずなのに、全然ブログが読まれない」という人にこそ読んでほしい記事になっています。
この記事を読むと、ブログをより多くの読者に読んでもらうためのコツを押さえることができ、ブログ集客の方法を理解することができますよ。
今回はちょっと長めの内容ですが、ブログ集客をする上で大事なことをたくさん詰め込んだので、ブックマークをして何回も読み直しながら実践してみるのがおすすめです。
それでは、前置きはこの辺にして、さっそく本題に移りましょう。
これからブログを開設して本気で運営していきたいという方は、「初心者でも稼げるブログの始め方を徹底解説」をチェックしてみてください。ブログの始め方から収益化までの手順を解説しています。
ブログ集客の前にやっておくこと3つ
どんなことでも下準備というのは大切だと思うのですが、ブログ集客においても、下準備が超重要です。
まずは、ブログ集客を成功に導くために、最初にやっておきたい準備3つをご紹介していきます。
その①:ターゲットとマーケットを決める
その②:どんな方法で集客するか検討する
その③:読者に信頼されるデザインを整える
1つずつ、解説していきますね。
その①:ターゲットとマーケットを決める
ブログはコンテンツの質も大切なのですが、マーケットとターゲット選定の方がさらに重要です。なぜなら、マーケットがなければ、商品は売れないからですね。
— Tsuzuki (@1276tsuzuki) January 30, 2020
実際、僕が海外インターン領域で、学生向けに記事を書いてたときは、全然稼げませんでした。ということで、市場・顧客選びは超重要ですよ😌
ブログ集客において、最も大事なことと言っても過言ではないのが、ターゲットとマーケット選びです。
なぜなら、そもそも潜在的な読者がいないマーケットでブログ集客をしても、誰もサイトに来てくれないからですね。
両者を簡単に説明しておくと、下記のようになります。
- ターゲット:想定している読者層のこと
- マーケット:ブログのジャンルのこと
例えば、当ブログの場合はこんな感じです。
- ターゲット:過去の自分(ブログ収入を得たいと思っている初心者・中級者ブロガー/企業のWEB担当者)
- マーケット:ブログアフィリエイト・SEO・副業(TOPページをみるとわかると思います)
上記のような感じで、設定しています。
もちろん、1本1本の記事を書くときは、個別の想定読者を設定していますが、大まかなターゲットとマーケットはこのような感じですね。
最初に、この2つを設定しておきましょう。
その②:どんな方法で集客するか検討する
2つ目は、集客のチャネル(方法)について検討していきましょう。
集客チャネルには、SEO、SNS、WEB広告、被リンク、Goolgle砲、メルマガ、LINE@などの方法があり、どれを選択するかによって集客スタイルが変わります。
例えば、当ブログは2020年に入って、SNSからの流入が1番になりました。下記をご覧ください。
上記は、2020年1月1日〜1月31日の集客内訳です。
2019年までは、オーガニック検索(SEO)流入がメインだったのですが、Twitter運用に力を入れてからはソーシャル(SNS)流入の割合が増えました。
このように、自分の狙った集客チャネルを伸ばしながら、ブログ集客を進めていくことになります。
そして、SNSやメルマガなどのチャネルも、同時並行で狙うのが大事です。
どの集客チャネルに力を入れていくのか、ブログとチャネルの相性も考えつつ、選択していきましょう。
その③:読者に信頼されるデザインを整える
ブログデザインは後回しでいいと思うのですが、自分が好きだと思ったテーマは導入して、最低限の見た目は整えておいた方がいいと思います、
— Tsuzuki (@1276tsuzuki) January 15, 2020
なぜかというと、見た目が寂しいせいで、読者が「ちゃんと運営してるのかな?」と思ってしまったら、離脱されるかもだから。最低限は整えておきましょう。
3つ目は、読者がブログ訪問をした際に、「このブログちゃんと運営しているの?」と思われない程度のデザインは施しておくことです。
ブログ読者は、下記の2種類に分かれます。
- 新規ユーザー:初めてブログを訪れる読者
- 既存ユーザー:1度、訪れたことのある読者
上記のうち、新規ユーザーを常連である既存ユーザーに育てていくことが、安定的なブログ集客を実現するためには重要です。
そこで、読者が初めてブログに訪れたときに、「このブログはちゃんと運営していそうだな、記事も役に立つしブックマークしておくか!」となってもらうために、デザインは最低限、整えておきましょう。
WordPressブログの方は、ブログテーマを導入するとプログラミングができなくても、簡単にデザインを調整できます。
例えば、当ブログではアフィンガーというテーマを使っておりまして、読者の方から「サイトデザインが好きです!」と言っていただけることが増えました。
おすすめのテーマについては、【2024年】WordPressのおすすめブログテーマ10選【有料版・無料版】にて解説しているので、チェックしてみてください。
次は、実際にブログ集客を成功させるためのコツについて、詳しくご紹介していきます。
ブログ集客を成功させるためのコツ6つ
ここまでは、ブログ集客の前段階でやっておくべきことを、3つご紹介してきました。
その3つを踏まえて、ここからはブログ集客を成功させるための、6つのコツについて解説していきます。
6つ全てを実行できると素晴らしいのですが、「いきなり全部は無理!」という方は、自分の得意そうなコツを実践してみてください。
それでは、1つずつ順に見ていきましょう。
コツ①:キーワードを狙ったコンテンツを作る
SEOで集客したい人は、キーワードを狙ってコンテンツを作りましょう。
なぜなら、SEO集客では、「読者がGoogle検索(クエリ)→検索結果でブログ記事をクリック」という流れを、逆算して記事を作っていく必要があるからですね。
ちょっと、用語解説です。
- クエリ:ユーザーがGoogleの検索窓に打ち込んだ言葉
- キーワード:サイト運営者がクエリを逆算して決めうちした言葉
例えば、実際のクエリが「チャーハンの作り方」の場合、キーワードは「チャーハン 作り方」という感じで、細切れの言葉を狙う場合が多いです。
クエリは十人十色なのですが、キーワードは最大公約数を狙うイメージです。
こんな感じで、1つのSEOキーワードに対して、1つのコンテンツ(記事)を作ることで、Googleからの検索流入(SEO)を増やすのが1つ目のコツです。
SEO集客において大切なキーワードですが、ツールを使えば簡単に探すことができます。
おすすめのツールは、Ahrefs(エイチレフス)です。
有料なんですが、競合サイトがどんなキーワードで上位を取っているか調べることができます。
競合サイトの調査がサクッとできるので、どんなキーワードを対策していけばいいか、一目でわかります。
月2万円ほどかかるので、初心者向きではありませんが、「1ヶ月だけ使って競合リサーチを完了する」みたいな使い方はありです。
ちなみに、被リンク調査もできるので、競合がどんな被リンクをもらっているかリサーチして、自分のサイトに活かすこともできますよ。
具体的なSEOキーワード選定のコツについては、SEOキーワード選定のやり方を初心者向けに解説【おすすめツール】にて詳しく解説しています。
コツ②:読者の抱えている悩み・不満を解決する
最初に定めたターゲットが抱えている、悩み・不満をあなたのブログ記事で解決してあげましょう。
読者の満足度が高いと、ブログ運営者にはメリットが大きいです。
例えば、
- 読者がリピーターになる
- SNSシェアやブックマークされる
- 滞在時間が伸びてSEOにプラス効果
- 読者が信頼してくれて商品が売れる
といった感じですね。
「Content is King」という言葉があるように、ブログ集客からリピーターに繋がるかは、コンテンツの質がキーポイントです。
さらにいうと、ブログ集客の目的が収益化ならば、素晴らしいコンテンツで読者の悩みを解決する途中で商品が購入されて、報酬を得られたりします。
高品質なコンテンツを提供して、読者の悩み・不満を解決しましょう。
読者を満足させるって言っても、どんな風に記事をライティングしたらいいの?という方は、売上UPするブログアフィリエイト記事の書き方を解説をご覧ください。
-
【失敗しない】ブログ記事の書き方を初心者向けにわかりやすく解説
コツ③:専門性・権威性・信用性を高める
2019年以降のSEOでは、E-A-Tと呼ばれる基準に基づいて、コンテンツの優位性を判断されています。
実際に、GoogleのWebマスター向けブログでも、
品質評価者は、Google が E-A-T と呼ぶ基準に基づいてコンテンツが優れているかを判断するために特別な訓練を受けています。この基準は「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」を意味します。
出典:Google のコア アップデートについてウェブマスターの皆様が知っておくべきこと
と掲載されており、この3つを高めることの重要性は、ますます高まっています。
「E-A-Tが大事なのはわかったけど、ブログ運営者は実際どうすればいいの?」といえば、集客チャネルをSEO1本に絞らずに、ブログ運営者のブランド化に力を入れるのが得策です。
例えば、
- SEO向けに質の高い記事を公開する
- SNSでターゲットに有益情報を届ける
- SNS上でシェアされる仕組みを設計する
- 被リンク獲得施策を積極的に実行する
といったように、自分の権威性を高めてブランド化しつつ、質の高いコンテンツをブログで公開していく感じですね。
個人ブログだと、自分が好きなカテゴリーでブログ執筆、SNS運営をすることで「専門性」と「信用性」を積み上げつつ、現実世界で結果を出したりメディアに取り上げられて「権威性」をつけていくのが、時間はかかるけど効果的な戦略だと思います。
専門性・権威性・信用性を高める動きを起こしていきましょう。
コツ④:関連性の高いコンテンツを用意する
コツ①とコツ③と共通する話なのですが、関連性の高いコンテンツを作っていきましょう。
関連性の高いコンテンツとは、ユーザーがあなたのブログ記事を読んだときに、「これについてもっと深堀した記事を読みたい!」というニーズに答えられる記事です。
例えば、「チャーハンの作り方」という記事を例にすると、こんな感じです。
- 高菜チャーハンの作り方(横展開)
- 定番の中華料理のレシピ10選(縦展開)
上の例でいえば、1度あなたのレシピ記事を見てチャーハンを作った人が、今度は一味ちがったチャーハンが食べたいと思ったときに、関連記事であると読みたくなりますよね。
一方で、下の例でいえば、チャーハンから連想して中華料理を作ってみたくなった、というユーザーのニーズを満たすことができますよね。
このように、関連性の高いコンテンツを作ることで、ユーザーの満足度を満たしつつ、記事同士に内部リンクを貼ることでSEO的にもプラスの効果が生まれます。
関連コンテンツ同士の内部リンクの貼り方については、リライト+関連記事を書くにて解説しています。
(ちょっと下にスクロールして、「関連記事を投下する方法」というところを見てみてください。)
コツ⑤:読者がシェアしたくなる仕掛けを作る
こちらは、SNS上でのサイテーションと、被リンクを獲得する戦略です。
- サイテーション:引用という意味。WEB上でサイト名について言及されたりする行為。
- 被リンク:WEB上でブログに繋がるリンクを貼ってもらうこと。
具体的に、違いを書いてみると、こんな感じ。
- サイテーション:Google は世界一!
- 被リンク:Google は世界一!
上記のようなサイテーションをSNS上でしてもらったり(読者がSNSでシェア)、被リンクを外部サイトにしてもらったりすることで、SEOにプラスの効果を期待できます。
読者がシェアしたくなる仕掛けとしては、
- 記事を読んで上手くできたらTwitterでシェア!という文言を記事内に添える。
- 【保存版】料理人も唸る最強チャーハンの作り方まとめのような、SNSでシェアしたくなるまとめ系の記事を投下する。
みたいな感じで、シェアしたことによって、読者自身が有益な情報を発信できたかも!と思える仕掛けを記事内に作っておきましょう。
ただし、無理やりシェアさせたり、被リンクを強要するのはNGですよ。
コツ⑥:読者が満足してくれる体験を提供する
最後のコツは、UXを高めることです。
「UX = ユーザーエクスペリエンス」でして、あなたのブログを訪れたユーザーの体験のことを指します。
例えば、
- 求めてる情報にすぐアクセスできる
- デザインが綺麗で記事が読みやすい
- わかりやすい画像でイメージしやすい
- 箇条書きでまとまっていてわかりやすい
- 気になる情報の関連記事が用意されている
といった総合的なユーザー体験のことです。
UXが優れているブログは、読者にとってスムーズな体験ができるので、ストレスなく読み進められリピートしてくれる確率も高まります。
全てのコツに共通していることですが、いかにユーザーに満足してもらい、価値を感じてもらうのかが重要です。
以上が、ブログ集客のための6つのコツでした。
続いては、集客チャネルの紹介と、それぞれどんな工夫をすれば、ブログ集客に繋がるのかを解説していきます。
ブログ集客の方法3つ【その他の手法も解説】
ここまでは、ブログ集客を成功させるコツについてご紹介してきました。
続いては、実際にブログ集客を行うための集客チャネルを、3つほど解説していきます。
方法①:SEO(検索流入)
こちらは、王道の集客チャネルですね。
「SEO = 検索エンジン最適化」のことでして、GoogleやYahoo!から検索してユーザーがブログにアクセスしてくれる仕組みです。
2020年1月現在の、日本の検索エンジンのマーケットシェアは、下記の通り。
1位:Google(73.17%)
2位:Yahoo!(15%)
3位:bing(11.27%)
出典:statcounter
1位と2位をあわせると88%ものシェアとなるのですが、Yahoo!はGoogleと同じ検索アルゴリズムを採用しています。
つまり、GoogleのSEOで上位を取れれば、マーケットの88%は押さえられたと言っても過言ではありません。
検索エンジンの俯瞰図は上記なのですが、実際の集客方法はどうすればいいかといえば、下記のステップで進めていけばOKです。
- 手順①:SEOキーワードを選定する
- 手順②:キーワードを狙った記事を作成する
- 手順③:公開したらサチコでインデックス申請
- 手順④:検索順位チェックツールで順位を計測
- 手順⑤:リライト+関連記事の増強で改善する
ものすごく手短に、1つずつ解説しますね。
読者が検索するであろうキーワードを逆算して、記事を用意しておくために、キーワードを選定します。
SEOキーワード選定については、先ほどもご紹介したこちらの記事をご覧ください。
-
SEOキーワード選定のやり方を初心者向けに解説【おすすめツール】
キーワードが決まったら、そのキーワードでSEO上位を狙うために記事を制作していきます。
ポイントは、
- タイトル
- ディスクリプション
- 各見出し
- 本文
にSEOキーワードと、関連ワードを違和感のないように入れること。
そして、読者の検索意図に120%答えることです。
検索意図の調べ方については、SEOで検索意図が重要な理由とは?【調べ方・記事に活かす方法も解説】をご覧ください。
-
検索意図とは?調べ方、ブログやSEOに活かす方法を解説!
記事を公開したら、サチコ(Googleサーチコンソール)で、インデックス申請をしていきましょう。
インデックスとは、記事を検索結果に表示してもらい、検索順位が決定することです。
ちなみに、WordPressとサーチコンソールを紐付けていない方は、下記を参考に紐付け作業を行ってみてください。
-
WordPressでGoogleサーチコンソールを設定する方法
記事がインデックスされて2ヶ月ほど経ったら、SEO順位が安定してきます。
狙っているSEOキーワードごとの記事の検索順位については、検索順位チェックツールで計測することが可能です。
サーチコンソールでもできるのですが、記事数が100本とかを超えてくると毎日1本1本、調べていたら日が暮れてしまいます。
おすすめの検索順位チェックツールはRank Trackerでして、検索順位チェックツールを使ったSEOに強いコンテンツ制作のコツは下記の記事にて解説しています。
-
【2024年】おすすめ検索順位チェックツール9選【無料あり】
検索順位チェックツールで、狙っているキーワードの順位を測定したとき、目標の順位にたどり着いていないなら、記事の改善が必要です。
この、改善作業をリライトと呼ぶのですが、リライトの方法については、ブログをリライトしてSEO上位を狙うコツ【具体的な対策】にて解説しています。
また、関連記事の増強については、本記事内のコツ④:関連性の高いコンテンツを用意するにてご紹介しています。
方法②:SNS(ソーシャルメディア)
最近(といっても2018年くらいから)、Googleのアルゴリズム変更や、Web上のコンテンツ数の増加によってSEOだけでブログ集客を行うのが、大変になってきました。
そこで、注目を集めているのがTwitterやインスタグラム、Facebook、Youtubeなどのソーシャルメディアからの集客です。
SNSのメリットとしては、
- 運用にお金がかからない
- 読者層との関係性を作りやすい
- 著者のブランド化を進めやすい
- フォロワーが資産として積み上がる
- 読者が抱えている悩みが可視化できる
- SEOアルゴリズム変更の影響を受けない
といったことが挙げられます。
一方で、デメリットとしては、
- 爆発的な伸びが期待できない
- 実績がないとフォロワーを伸ばしにくい
- 炎上するとフォロワーが離れるリスクがある
- ブログ読者層をターゲティングするのはムズイ
といったことがあります。
とはいえ、ブログのターゲット層からフォローをしてもらえるように、アカウント運用ができればSNSからの安定したブログ集客が期待できます。
例えば、僕は2019年7月にTwitter運用を本格スタートして、2024年5月現在は64,000フォロワーほどになりました。ブログ読者層と一致しているので、ブログ集客にかなり効果的です。
Twitterの運用方法については、Twitterのフォロワーを増やす方法【無料の運用ツール2つもご紹介】にて詳しく解説しています。
また、Twitterの運用に役立つおすすめツールについては、下記の記事にてご紹介しているのでチェックしてみてください。
方法③:広告
SEOとSNSは無料でできるブログ集客チャネルだったのですが、広告に関しては課金必須です。
ブログ集客における広告運用としては、主に下記のようなプラットフォームを利用することが多いかと思います。
- Google広告
- Facebook広告
- Twitter広告
こんな感じですね。
SEOやSNSとの大きな違いは、1回のクリックに10円などの課金をしないといけないことです。
そして、広告はお金を払い続けている限りは、ブログ集客に効果を発揮しますが、1度お金を払うのをストップすれば、広告も止まりサイト流入もストップします。
ブログ内で課金できるコンテンツ(アフィリエイト、アドセンス、販売商品など)がない場合は、お金でユーザーを買っている感じなので、要注意です。
しかし、ROAS(Return On Advertising Spend)を意識して、常に投下した広告コストを回収できれば資金がある限り、ブログ集客が捗ります。
その他の方法について
上記の3つが、おすすめのブログ集客チャネルなのですが、その他にもいくつか方法があるのでご紹介します。
- LINE@
- メルマガ
- オンラインサロン
- 被リンク(リファラル)
こんな感じですね。
他にも種類はあると思うのですが、ざっくりと上記のような手法も使えると理解しておけばOKです。
LINE@やメルマガ、オンラインサロンは、リストマーケティングと呼ばれるマーケ手法でよく使われます。
リストマーケティングとは、見込み顧客をリスト化してコンテンツ配信できる状態にしておくマーケ手法です。
よく、WEB上のコンテンツを閲覧するために、メールアドレスやSNSの登録をする場面がありますが、あれも企業のリスト収集の一貫です。
被リンク(リファラル)は、他サイトでブログの記事を紹介してもらい、リンクから読者をブログに呼び込む方法です。
有効な被リンクは、SEOにも効果があるので、戦略的に被リンクを集めるのもブログ集客には効果的です。
いろんな集客チャネルをご紹介してきましたが、大事なのは、自分のブログ運営スタイルにあった集客チャネルを複数使うことで、読者を集めていくことです。1つだけに固執する必要はありません。
ブログ集客に役立つおすすめ本3冊
ここまで、ブログ集客の6つのコツ、3つの集客チャネルについてご紹介してきました。
続いては、ブログ集客に役立つおすすめ本を解説していきます。
テクニカルな話よりも、WEB集客の本質をつかめる書籍をピックアップしたので、じっくりと読んで本質理解にお役立てください。
その①:『沈黙のWebマーケティング』
1冊目は、関西に拠点があるWebマーケ会社、ウェブライダー代表の松尾 茂起さんが書いている『沈黙のWebマーケティング』です。
Webマーケティングについての考え方や、ユーザーに寄り添ったコンテンツの作り方、自分の商品の強みの見つけ方などを物語形式でわかりやすく理解できる良書。
ちょっと分厚いのですが、ストーリー形式で進んでいくので、サクッと読むことができますよ。
その②:『沈黙のWebライティング』
2冊目も、ウェブライダーの松尾 茂起さんの著書である『沈黙のWebライティング』です。
『沈黙のWebマーケティング』の続編という設定で描かれている本書は、Webライティングに重点が置かれています。
SEOに強いライティングとは何か?ユーザーが満足する文章の書き方とは何か?の本質を掴むことができる1冊で、手元に置いて定期的に見返したい名著です。
その③:『10年つかえるSEOの基本』
3冊目は、デジタルマーケティングで有名な、ナイル株式会社の土居健太郎さんの『10年つかえるSEOの基本』です。
SEOに対する根本的な考え方について、学ぶことができる本で、短めなので1時間ちょっとあれば読めてしまうと思います。
しかし、本の分量とは裏腹に、10年後も使えるようなSEOに対する基本的な考え方を学ぶことができるので、SEOでブログ集客をやっていきたいあなたは絶対に買っておきたい1冊です。
最後は、ブログ集客に役立つおすすめツールを8つほどご紹介します。本記事と、上記の書籍で学んだことをブログ集客で実践するためにも、ツールはとても役に立つのでぜひ導入しておきましょう。
ブログ集客に役立つおすすめツール8つ
これまでブログ集客の基本的な考え方と、おすすめの書籍についてご紹介してきました。
ラストは、インプットした知識を実際のブログ集客に活かす上で、心強いサポートをしてくれるツールたちを8つ解説していきます。
その①:Google サーチコンソール
その②:Google アナリティクス
その③:Google キーワードプランナー
その④:Rank Tracker・GRC
その⑤:関連キーワード取得ツール
その⑥:共起語検索ツール
その⑦:Uber suggest
その⑧:Ahrefs
1つずつ、簡単に説明していきますね。
その①:Google サーチコンソール
Googleが提供している、ブログサイトの状態を診断できるサービスです。
Google サーチコンソールでは、
- サイトマップを送信できる
- サイトのインデックスをリクエストできる
- どんなクエリでSEO流入があるか確認できる
- クリック数・表示回数・CTR・掲載順位がわかる
- Google砲を受けているか確認できる
といったことができます。
サイトマップの作り方については、WordPressのサイトマップの作り方【プラグインで自動生成するおすすめ手順】にてわかりやすくご紹介しています。
ブログ集客においては、SEO集客をがんばりたい方は100%役に立つツールです。
導入方法や使い方については、下記をご覧ください。
-
WordPressでGoogleサーチコンソールを設定する方法
その②:Google アナリティクス
同じく、Googleが提供している、サイト解析ツールです。
Googleアナリティクスでは、
- ユーザー数
- ページビュー数
- 集客チャネル
- ページ滞在時間
- 離脱率
- 直帰率
といった項目を細かく分析することができます。
ブログ集客においては、ユーザーがどこからきたか、どのくらいコンテンツに興味を持ってもらえているか、どのページが多くみられているかなど、全てGoogleアナリティクスで確認することできます。
導入方法や使い方については、下記をご覧ください。
-
WordPressでグーグルアナリティクスを設定する方法【GA4対応】
その③:Google キーワードプランナー(Google広告)
こちらもGoogleが提供しているツールで、キーワードの検索ボリュームをチェックしたり、広告出稿することができます。
Google広告というサービスの、一機能がGoogle キーワードプランナーという位置付けです。
Googleキーワードプランナーを使えば、上記のように検索ボリュームを測定できますよ。SEOキーワードの発掘などにお使いください。
ちなみに、最初は検索ボリュームの数値がアバウトですが、数十円ほどGoogle広告に出稿すると、細かい数値が見れるようになりますよ。
その④:Rank Tracker・GRC
Link-Assistant.Comが提供している検索順位チェックツールがRank Tracker、SEOツールラボが提供している検索順位チェックツールがGRCです。
2つとも、
- SEOキーワードの登録
- SEOキーワードの検索順位チェック
- SEOキーワード順位の変動幅のチェック
といったことが可能でして、SEOに取り組むなら必須ツールです。
ちなみに、MacユーザーはRank Trackerが推奨で、WindowsユーザーはGRCがおすすめです。
Rank Trackerの導入方法や使い方については、下記にて解説しています。
-
Rank Trackerの使い方、おすすめ機能を解説【検索順位チェックツール】
その⑤:ラッコキーワード
ラッコ株式会社が提供している、サジェストキーワードを取得できるツールです。
ラッコキーワードを利用して、サジェストキーワードを取得してSEOに活かす方法は、①:ラッコキーワードでサジェストワードを取得にて解説しています。
その⑥:共起語検索ツール
Neoinspireが提供している、共起語検索ツールです。
共起語検索ツールでは、狙ったSEOキーワードと関連性の高い、キーワードを知ることができます。
本文の中で、意識的に共起語を使うと、SEO効果があったりします。
その⑦:Uber suggest
Im kind of a big deal社が提供するキーワード提案ツールが、Uber suggestです。
Uber suggestでは、
- キーワードの検索ボリューム
- キーワードの競合性の高さ
- 上位サイトの予想検索流入数
といったことを無料で調べられます。
その⑧:Ahrefs
Ahrefs社が提供する、SEOの被リンク分析・競合調査ツールです。
Ahrefsでは、
- 被リンク数
- ドメインパワー
- 上位キーワード
といった情報が丸裸にできます。
自分のサイトだけなく、URLを入力するだけで他のサイトも調査できるので超優秀です。
ただし、値段が少し高めなので個人でブログ運営している人にとっては、導入するのは難しいかもしれません。無料トライアルがあるので、1度使ってみてはいかがでしょうか。
まとめ:集客のコツを実践してブログを読者に届けよう!
今回は、ブログ集客の6つのコツ、3つの集客チャネル、おすすめ本・ツールをご紹介してきました。
結構長くなってしまいましたが、ブログ集客における重要なエッセンスは、ざっくりとご紹介できたかと思います。
ブログ運営全般に言えることですが、ノウハウは知って終わりではなく、使わないと意味がありません。
SEO・SNSなど、自分のサイトにあったブログ集客方法を、複数使いながら効果的にユーザーを呼び込んでいきましょう。
今回は以上です。
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