アフィリエイトに興味あります!どんな仕組みで稼げるのか教えてほしい!来週の土日にでも始めてみようかなと思います。
こんなお悩みを解消します。
・アフィリエイトとは?
・アフィリエイトの仕組み
・アフィリエイトの始め方
・稼ぐコツ、税金について
本記事を書いている僕はブログ歴6年です。副業でブログを始めて1年半で月100万円を達成して、現在はブログ収入でご飯を食べています。
アフィリエイトの仕組みを図解つきでわかりやすく解説します。
この記事では、
・アフィリエイトを始めたい人
・副業収入を得たいサラリーマン
・収入の柱を増やしたいフリーランス
に対して、アフィリエイトの基礎を全てご紹介しました。
本記事を読み終えると、明日からアフィリエイトを始める準備ができますよ。
それでは、さっそく解説していきます。
アフィリエイトとは?
アフィリエイトとは、インターネット広告の1つである「成果報酬型広告」のことです。
WEBマーケティングの手法のうちの1つが、アフィリエイト広告です。
メディアは、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)に登録することで、アフィリエイト広告を掲載できるようになります。
アフィリエイト記事に広告を掲載して、ユーザーが商品・サービスの申し込みをしたら、成果報酬をGETできるのです。
アフィリエイトのメリット
広告主視点でのアフィリエイトのメリットは、無駄な広告費を抑えられる点にあります。
なぜなら、成果がでない広告には費用を支払う必要がないからですね。
一方、ブロガー視点でのアフィリエイトのメリットは、広告主以上に沢山あります。
①好きなジャンルで稼げる
②ストック収入を得られる
③初期費用0円で始められる
アフィリエイト広告には、転職、物販、金融、動画配信サービスなど、いろんな種類があるため、自分の好きなジャンルでお金を稼ぐことができます。
副業としてアフィリエイトを始めたい人も多いと思いますが、不動産事業やFXなどと違い、初期費用0円で広告を掲載できます。
このように、アフィリエイト広告には沢山のメリットがあるのです。
アフィリエイトのデメリット
広告主視点でのアフィリエイトのデメリットは、
・成果が出るまでに時間がかかること
・商材によっては広告費を回収できない可能性があること
の2つです。
高単価な商品を扱っている広告主や、定額課金のサービスを提供している広告主にとって、アフィリエイトは相性の良い広告といえます。
一方、ブロガー視点でのアフィリエイトのデメリットは、稼ぐためのハードルがそこそこ高いことですね。
しかし、それが参入障壁となっているため、継続している人ほど稼ぎやすくなっています。
アフィリエイトの種類
アフィリエイトには、報酬発生・報酬設定・メディアの種類があります。
①成果報酬型:1件申込が入るたびに報酬をもらえる形式(ASPアフィリエイト)
②クリック課金型:1クリックされると報酬をもらえる形式(アドセンス)
③インプレッション課金型:広告表示のたびに報酬をもらえる形式(アドセンス)
ASPアフィリエイトは「成果報酬型」、アドセンスは「クリック課金型」がメインです。
本記事でご紹介するアフィリエイトは、基本的に成果報酬型になります。
ちなみに、現在はインプレッション課金型の広告は少なくなりました。
①定額報酬:1件3,000円など成果金額が定額で決まっている報酬のこと。
②定率報酬:1件5%のように、商品の一定割合をもらえる報酬のこと。単価3,000円の商品の5%なら、150円といった感じ。
ほとんどの商品は定額報酬です。
Amazonや楽天などの物販系、資格スクールなどの通信講座系は、定率報酬を採用しているイメージですね。
①サイトアフィリエイト:WEBサイトの中でアフィリエイト広告を掲載すること。ブログや法人メディアなども含まれる。
②SNSアフィリエイト:SNSにアフィリエイト広告を掲載すること。Xやインスタ、Youtube、TikTokなどのSNS媒体が含まれる。
③PPCアフィリエイト:GoogleやYahoo!のリスティング広告を経由して集客してアフィリエイトすること。PPCとは、Pay Per Click(クリック課金)のこと。
④自己アフィリエイト:自らアフィリエイト広告を経由して商品・サービスを申し込むこと。セルフバックとも呼ばれる。
アフィリエイトは、ブログだけでなくSNSなどの媒体を使うこともできます。
初心者には、サイトアフィリエイト(ブログ)がおすすめです。
サイトアフィリエイトに慣れてきたら、SNSやPPCにも挑戦してみましょう。
自己アフィリエイトは最初のうちから活用すべきです。ノーリスクで報酬をもらえるので、非常にお得といえます。
詳しくは、下記記事にてご紹介しているのでご覧ください。
アフィリエイトの仕組み【図解】
アフィリエイトの仕組みを図解すると、下記のようになります。
上図のように、アフィリエイトは「企業」「ASP」「メディア」「ユーザー」の4者がいることで成立しているのです。
1つずつ、どんな役割を担っているのか解説していきます。
①企業(広告主)
自社商品やサービスを販売するために、アフィリエイト広告を出している企業のことです。
大手ASPの「A8.net」で探せる広告ジャンルとしては、下記の17種類になります。
- 総合通販
- 健康
- 美容
- グルメ・食品
- ファッション
- 旅行
- 金融・投資・保険
- 不動産・引越
- 仕事情報
- 学び・資格
- 暮らし
- Webサービス
- インターネット接続
- エンタメ
- ギフト
- スポーツ・趣味
- 結婚・恋愛
大手企業から中小企業まで、幅広い広告主がいるので、好きな広告と提携して商品を紹介することができます。
アフィリエイトの成果数が伸びてくると、企業から特別単価の案内が届いたり、新サービスのリリース情報を早めに教えてもらえたりしますよ。
②メディア(アフィリエイター、ブロガー、法人メディアなど)
アフィリエイト広告を自分のブログやWEBサイト、SNSで紹介する「ブロガー」「アフィリエイター」「法人メディア」などのメディアのことです。
アフィリエイト広告を経由して成果が発生すると、メディアは成果報酬をもらえます。
例えば、クレジットカードを1枚新規発行してもらうと5,000円、転職エージェントに登録してもらうと3,000円みたいな感じですね。
③ASP(広告代理店)
広告主とメディアを繋ぐのが、広告代理店であるASPです。
メディアはASPに登録することで、好きな広告主と提携することができます。
アフィリエイト初心者が登録すべき、定番のASPは下記の5つです。
- a8.net:案件数No.1でオールジャンルに強い
- afb(アフィb):幅広いジャンルに対応、管理画面も使いやすい
- バリューコマース:旅行、金融、ECサイトなどに強い
- もしもアフィリエイト:プログラミングスクール系、通信系に強い
- アクセストレード:金融系、通信系に強い。※登録時クーポンコード「tsuzuki」で200円の報酬あり。
詳しくは、ブログ初心者におすすめのアフィリエイトASP16選をわかりやすく解説にてご紹介しています。
④ユーザー(訪問者、購入者)
ブログを訪れて、アフィリエイト広告から商品を購入・申込するのがユーザーです。
記事ページにあるアフィリエイト広告をクリックすると、広告主のLPページに移行して、そこから商品を購入できます。
ユーザーは、Google検索やSNSからメディアを訪れる感じですね。
アドセンス広告との違いは?
よくアフィリエイト広告と比較される広告に「アドセンス広告」があります。
2つの違いは、下記のような感じです。
①アドセンス広告:広告が1クリックされるごとに報酬が発生する
②アフィリエイト広告:商品やサービスが購入・申込されると報酬が発生する
アドセンスは、クリック単価10円〜300円ほどで、ユーザーに合わせた広告が表示されます。
1クリックされるだけで報酬が発生するものの、単価はアフィリエイトより低いため、アクセス数を集めないと収益は上がりません。
アフィリエイト広告はクリックされるだけでは成果発生しません。商品の購入やサービスの申込があってはじめて報酬をもらえるのです。
一昔前まではブロガーといえばアドセンス広告がメインでしたが、今ではアフィリエイト広告がメインの収益源となっています。
アフィリエイトはどのぐらい稼げる?
アフィリエイト収入をどのくらい稼げるのか、「ひと月の収入×アフィリエイト歴」で示されているデータをご紹介します。
NPO法人アフィリエイトマーケティング協会の2024年調査によると、月3〜5万円のアフィリエイト収入を得ている人のうち、40.4%がアフィリエイト歴2年未満でした。
アフィリエイトの難易度は上がっているものの、短期間で成果を出している人もいるということですね。
次に、「アフィリエイト収入×アフィリエイト運営にかける時間」のデータを見ていきましょう。
月3〜5万円を稼いでいる人のうち、1日1時間以上をアフィリエイト運営に使っている人の割合は、85.1%とかなり多いです。
上記2つのデータから見えてくる仮説は、下記のような感じです。
①アフィリエイト歴が長い人ほど収入が多くなる
②運営にかける時間が多い人ほど収入が多くなる
③ただ時間をかけても稼げるというわけではない
アフィリエイト運営に時間をかけつつ、正しい努力ができれば、1〜2年ほどで稼げるようになる確率は高くなります。
【体験談】筆者のアフィリエイト報酬推移
下図は、当ブログのアフィリエイト収入の推移です。
1日6〜8時間ほどかけて1年ほど運営した結果、月160万円を達成できました。
1,000時間はあくまで目安ですが、そのくらい本気でやれば結果もついてくるはずです。
僕が100記事を書いたときの収入とアクセス数は、下記記事で公開しています。
大手アフィリエイトASP「A8.net」の成果報酬BEST8
僕の経験談だけだと客観性にかけるため、他の人はどのくらいアフィリエイト報酬を稼いでいるのか見ていきましょう。
大手ASPの「A8.net」が公開している、月間アフィリエイト報酬BEST8をご紹介します。
ASPから実際に振り込まれた、個人会員のアフィリエイト収入ランキングです。
1位288万円、2位252万円、3位211万円ということで、ハンパない金額になっています。
これからアフィリエイトを始めようと思っている人は、「4年後に月200万円を稼いでいる自分」を想像してみてください。
本気でやってみよう!という気持ちになりませんか?
このランキングは個人会員なので、法人は含まれません。つまり、誰にでもチャンスがあるということです。
アフィリエイトの始め方&報酬を得るためのステップ
いよいよ、アフィリエイトの始め方、報酬を得るためのステップを8つの手順でご紹介していきます。
この手順に沿って進めていけば、誰でもアフィリエイトで稼ぐための準備を整えられるので、一緒にやっていきましょう。
手順①:WordPressブログを作る
1つ目の手順は、WordPressブログを作ることです。
アフィリエイトをするには、広告を掲載するブログサイトが必要になります。
①広告を掲載できる
②SEO対策に向いている
③ブログの凍結リスクがない
④月1,000円以下で運営できる
WordPressブログの魅力は、上記になります。
月100万円のアフィリエイト収入を稼げるようになっても、最低限かかるのは月1,000円以下のサーバー代だけなので、非常にコスパが良いです。
初心者でも10分ほどでWordPressブログを立ち上げる方法は、下記の記事で画像を使いながら超わかりやすく解説しています。
まずはWordPressブログを立ち上げて、アフィリエイトの準備を進めましょう。
「無料のブログ作成サービスでもアフィリエイトができるのでは?」と思っている方もいるかもしれません。
月1,000円以下のサーバー代を初期投資として、WordPressを使うのが最適解です。
僕自身、ブログを始めるときに無料でできないか徹底リサーチしたのでよく分かります。
手順②:WordPressの初期設定をする
2つ目の手順は、WordPressの初期設定をすることです。
飲食店に例えるなら、WordPressを立ち上げただけでは、店舗を契約したにすぎません。
お店の外観や内装のデザインを発注したり、テーブルや椅子を用意するなど、飲食店をオープンするために必要な準備が、WordPressの初期設定にあたります。
WordPressで最低限やるべき初期設定は、下記の9つです。
①:一般設定
②:表示設定
③:ディスカッション設定
④:メディア設定
⑤:パーマリンク設定
⑥:プロフィールの設定
⑦:メタ情報の削除
⑧:サンプルページの削除
⑨:初期プラグインの削除
「たくさんあるな〜」と思うかもしれませんが、1つ1つはそんなに難しい設定ではありませんので、初心者でも全然平気です。
詳しくは、絶対にやるべき!WordPress初期設定を分かりやすく解説にて解説しているので進めてみてください。
初期設定が完了したら、ジャンルを決めていきます。
手順③:ジャンルを決める
3つ目の手順は、ジャンルを決めることです。
どんなジャンルのアフィリエイト広告を掲載するか決めていきましょう。
初心者のうちは、下記のようなジャンルを選ばないように注意すべきです。
①YMYLジャンル:お金や健康に関するジャンル
②案件のないジャンル:ASPに広告案件がないジャンル
③興味のないジャンル:自分が好きじゃないジャンル
とはいえ、「具体的にどんなジャンルを選ぶといいの?」と聞きたい方もいるかと思いますので、おすすめのジャンルをご紹介します。
①:転職・お仕事
②:動画配信サービス
③:資格スクール・通信講座
④:プログラミングスクール
⑤:婚活・マッチングアプリ
⑥:インターネット回線
⑦:オンライン英会話
⑧:仮想通貨・NFT
⑨:野菜宅配サービス
⑩:幼児教育・知育おもちゃ
⑪:ヨガ・パーソナルジム
上記のジャンルであれば、市場規模もそれなりに大きいので、初心者でも参入余地があります。
ジャンル選びについては、下記記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
手順④:ツールを導入する
4つ目の手順は、ツールを導入することです。
アフィリエイトで戦っていくための武器を入手しましょう。
僕がアフィリエイトで稼ぐために使ってみてよかったツールは下記です。
①:WordPress(ブログサービス)
②:ConoHa WING(レンタルサーバー)
③:AFFINGER6(デザインテーマ)
④:Googleドキュメント(エディター)
⑤:O-DAN(画像フリー素材)
⑥:Rinker(物販プラグイン)
⑦:ラッコキーワード(キーワード調査)
⑧:Rank Tracker(SEO検索順位チェック)
⑨:Googleアナリティクス(アクセス解析)
⑩:Googleサーチコンソール(サイト分析)
すでに導入しているツールもあると思いますが、まだ使ったことがないツールがあれば、導入してみましょう。
ツールを入れることで、アフィリエイトサイトを効率的に運営できたり、改善作業がしやすくなるのでおすすめです。
詳しくは、下記記事でご紹介しているのでご覧ください。
手順⑤:記事を書く
5つ目の手順は、記事を書くことです。
ここまで、WordPress立ち上げ、初期設定、ジャンル選定、ツール導入を進めてきました。
すでに、アフィリエイトで稼ぐための準備は、50%ほど整ったといえます。
次に、記事コンテンツを制作していきましょう。
①SEOを理解する
②キーワードを狙う
③構成案を作ってから書く
④読みやすい文章を心がける
アフィリエイト記事を作成するときは、上記のポイントに気をつけましょう。
SEO対策の基本、キーワード選定のやり方、構成案の作り方、読みやすい文章の作り方は下記の記事でそれぞれ解説しています。
>> SEOの仕組みと検索上位を獲得するための5つの対策
>> SEOキーワード選定のやり方とツールの使い方を徹底解説
>> ブログ記事の構成案の作り方手順7つ【構成テンプレート付き】
>> わかりやすい文章の書き方をブログ歴6年の筆者が解説【テクニック15選】
ちょっと量が多いですが、1つずつ読みながら進めていきましょう。
手順⑥:ASPに登録する
6つ目の手順は、ASPに登録することです。
ASPとは広告主とメディアの橋渡しをしてくれる存在で、登録するアフィリエイト広告と提携できるようになります。
ASPの管理画面で広告を提携すると、アフィリエイトリンクの発行が可能です。
大手ASPの「a8.net」での流れをサクッとご紹介します。
まずは、「プログラム検索」をクリックします。
もしくは、上の検索窓から検索してもOKです。
案件が見つかったら、提携申請していきましょう。
そうすると、プログラムの詳細画面が出てくるので、条件などを確認しつつ下部の「提携申請する」をクリックしましょう。
すると、下記のように「審査中」となるはずです。
※案件によっては、申請してすぐに「提携中」になる案件もあります。
審査なしで掲載承認される広告や、ジャンルがマッチしていないと審査OKにならないもの広告まで幅広い案件が揃っています。
ASPは、できるだけ多く登録しておくのがおすすめです。
なぜなら、ASPによって広告主の種類が違うのと、アフィリエイト報酬が変わるからですね。
最低でも、下記の5つは登録しておくと損しなくて済みますよ。
- a8.net:案件数No.1でオールジャンルに強い
- afb(アフィb):幅広いジャンルに対応、管理画面も使いやすい
- バリューコマース:旅行、金融、ECサイトなどに強い
- もしもアフィリエイト:プログラミングスクール系、通信系に強い
- アクセストレード:金融系、通信系に強い。※登録時クーポンコード「tsuzuki」で200円の報酬あり。
上記5つを含めた、有名なASP16社は下記記事でご紹介しています。特徴を見ながら、登録を済ませておきましょう。
手順⑦:広告を掲載する
7つ目の手順は、広告を掲載することです。
アフィリエイト広告の掲載方法は大きく分けて、下記の3つになります。
①テキストリンク:テキストに貼るリンク
②ボタンリンク:ボタンに貼るリンク
③バナーリンク:バナーに貼るリンク
上記の中で、バナーリンクは広告感が強くなるのでおすすめできません。
テキストリンクかボタンリンクを掲載するようにしましょう。
アフィリエイト広告の貼り方は、下記記事でご紹介しています。
手順⑧:報酬を受け取る
8つ目の手順は、報酬を受け取ることです。
アフィリエイト報酬には税金がかかってくるため、専用の銀行口座を用意しておきましょう。
年間所得(1/1〜12/31)が20万円を超えると、確定申告が必要になります。
会計ソフトと連携可能なネット銀行を開設しておくと、確定申告のときに非常に楽になるのでおすすめです。
①楽天銀行:振込手数料の無料枠あり。楽天ポイントも貯まる。
②住信SBIネット銀行:振込手数料の無料枠あり。アプリでATM引き出し可能。
上記の銀行口座を作って、ASPに登録しておきましょう。
ASPによって、最低支払額が決まっています。
アフィリエイト報酬の合計が最低支払額を超えたら、報酬が振り込まれる感じですね。
アフィリエイトの初心者が稼ぐためのポイント
初心者がアフィリエイトで稼ぐためのポイントを5つご紹介します。
①:アフィリエイトの心構えを整える
アフィリエイトで稼ぐためには、正しいマインドセットが必要になります。
なぜなら、心構えなしにアフィリエイトに取り組むと、途中で挫折する可能性が高いからですね。
・現実的な目標設定をすること
・1日1時間以上は作業すること
・商品から逆算して記事を書くこと
・SEOキーワードを狙うこと
・結果はすぐには出ないと心得ること
・常に情報を学びながら運営すること
アフィリエイトの心構えは、上記のような感じです。
初心者の目標は、「半年後に月1万回のアクセス数を獲得する」などにしておくといいと思います。
月1万回のアクセスを獲得できたら、わりと簡単にアフィリエイト広告でマネタイズできるからですね。
すぐに稼げるようにはならないので、「記事を書く→アクセスが集まる→広告が売れる」というステップで考えていきましょう。
②:興味あるジャンルを選ぶ
アフィリエイト初心者のよくあるミスとして、「自分は全く興味ないけど稼げるジャンルを選ぶ」というものがあります。
しかし、本来、初心者の強みは「自分の実体験を活かして記事を書けること」です。
専業のアフィリエイターであれば、興味のないテーマでも、徹底的にリサーチして記事を書けますが、初心者が興味のないジャンルを選ぶと、大きなハンデになります。
自分の強みを活かせるアフィリエイトジャンルを選ぶようにしましょう。
「何も活かせるものがない」という方の場合、「リサーチが苦じゃない好きなこと」をジャンルとして選ぶのがおすすめです。
③:読者の役に立つ記事を書く
アフィリエイト記事は、日記ブログの記事と違って、読み手の役に立つことを書く必要があります。
なぜなら、アフィリエイト記事の読者は、何か解決したい悩みごとがあって記事に辿りつくからですね。
社内で改善できることを紹介したり、思い切って転職することを提案したり、退職代行サービスを案内したり、読者が悩みを解決するための方法を書くべきですよね。
読者の悩みを解決するプロセスで、転職エージェントのアフィリエイト広告を貼ると、そこから成果が発生するというのが王道の流れになります。
アフィリエイト記事を書くときは、常に「誰のどんな悩みを解決するか?」を念頭にお置いておきましょう。
④:SEOでアクセスを集める
SEOとは「Search Engine Optimization」の略称で、日本語にすると「検索エンジン最適化」のことを指します。
Googleは世界中のWEBページをクロール(巡回)して、インデックス(データベースにWEBページを登録すること)し、ランキング化した検索結果をユーザーに表示します。
下図のような感じです。
例えば、Googleで当ブログ名である「Tsuzuki Blog」と検索すると、下記のように当ブログのページが表示されます。
筆者はGoogleにお金を支払って上位表示してもらっているわけではなく、Googleが世界中のWEBページから最適なページを表示した結果が上記です。
今回はブログ名を検索したので当ブログがヒットしましたが、対策するキーワードを決めて、そのキーワードで上位表示するのがポイントになります。
①内部対策:HTMLタグやサイト構造を最適化するサイト内部のSEO対策のこと。ブログサービスにWordPressを使い、有料のデザインテーマを導入しておけば対策完了。
②外部対策:被リンクやサイテーションなど、サイト外部から評価を高めるSEO対策のこと。SNSを活用したり、ASPのサイトコンテストで入賞するなど中・上級者向け対策。
③コンテンツSEO:キーワードの検索意図を満たす、高品質な記事コンテンツを作成するSEO対策のこと。初心者が一番力を入れるべきはこのコンテンツSEO。
SEO対策は、大きく上記の3要素から成り立っています。
アフィリエイト初心者が最優先するべきなのは、3つ目のコンテンツSEOです。
キーワードの検索意図を100%満たすような、記事コンテンツを作成しましょう。
SEOの仕組みと上位を取る方法については、下記記事で詳しくご紹介しているのでご覧ください。
⑤:アフィリエイト単価を考慮する
アフィリエイト広告は、案件ごとに単価が決まっています。
もしも、月1万円のアフィリエイト収入を目指している場合、単価によって売らないといけない件数に大きな差が出るのです。
①単価100円のケース:月100件売る
②単価5,000円のケース:月2件売る
このように、高単価なアフィリエイト案件の方が、件数が少なくて済みます。
たまに、「5,000円の案件を2件売るのって大変なのでは?」と鋭い質問をしてくる方がいますが、100円の案件を100件売る方がよっぽど大変です。
実は、低単価のアフィリエイト案件も、高単価のアフィリエイト案件も、難易度はそこまで大きく変わりません。
なぜなら、商品ごとに相場が決まっているからですね。
仮に、10%の報酬をもらえるなら、町中華は100円、ディズニーランドは800円です。
たしかに単価で見るとディズニーランドの方が高いですが、相場的に支払ってもおかしくない金額なので、ハードルはそこまで高くないということがわかると思います。
アフィリエイト収入をあげていきたいのであれば、単価にも目を向けることが大切です。
アフィリエイトで稼いだら確定申告して税金を納める
アフィリエイト収入を稼いだら、税金を納めましょう。
そもそも、アフィリエイト収入にはどんな税金がかかるのか解説します。
個人でアフィリエイトする場合の税金の種類
個人でアフィリエイトをする場合、国税(所得税)と地方税(住民税)の2種類がかかります。
税務署で国税(所得税)の確定申告をすると、地方税(住民税)の情報も地方自治体に送信されて、翌年に支払うことになります。
確定申告のやり方については、国税庁の確定申告特集のページをご覧ください。
副業がバレない方法、あります。
アフィリエイト収入が発生すると、住民税の金額が上がり、会社にバレてしまう可能性があります。
解決策は、確定申告の際、住民税の徴収方法で「普通徴収」を選択することです。
「特別徴収」だと、会社は住民税の金額変更に気がつくため、副業がバレるということですね。
しかし、「普通徴収」にすると会社は住民税の変化を把握できないため、副業がバレることはないということになります。
確定申告しなくても良いケース
アフィリエイトで収入があっても、確定申告しなくて良いケースがあります。
大手ASPのバリューコマースの個人アフィリエイター向け「確定申告情報まとめ」から引用します。
(1)アフィリエイトなどの副業所得が、年間20万円以下の会社員
出典:個人アフィリエイター向け「確定申告情報まとめ」
1社から給料を受け取り年末調整をしている会社員(給与所得者)で、アフィリエイトなど副業からの所得金額が年間20万円以下の場合は、確定申告は不要となります。
(2)アフィリエイトなどの年間所得が38万円以下の方(専業主婦や学生を含む)
基礎控除額38万円(※)が控除されるので、各種所得の合計が38万円以下なら確定申告は不要です。ただし、会社勤務、アルバイト、派遣などで給与所得を得ている場合は、給与所得とアフィリエイトなどの所得の合計が38万円以下かどうかで判定します。
アフィリエイトなどの副業所得が、年間20万円以下の会社員の場合でも、医療費控除などで確定申告を行う場合には、全ての所得を申告する必要があるため注意しましょう。
「所得」とは「収入ー経費」です。
アフィリエイト収入を稼ぐために使った、パソコンやネット回線、関連書籍などは経費計上して計算しましょう。
アフィリエイト収入には税金がセットでついてくるので、このタイミングで税金についても理解しておきましょう。
アフィリエイトに取り組むときの注意点
アフィリエイトに取り組むときに注意すべき点を3つご紹介します。
①:法令遵守してサイト運営する
1つ目の注意点は、法令遵守してサイト運営することです。
あたり前だと思うかもしれませんが、守れていない人は意外にもわりといます。
最低限、下記の法令は守ってアフィリエイトサイトを運営しましょう。
・景品表示法:商品の品質などを偽った過大な景品類を提供するのを防ぐ法律
・著作権法:著作物の権利を守る法律
・薬機法:医薬品等の有効性や安全性を守り、衛生上の危害を防ぐための法律
主に、上記の3つですね。
アフィリエイト広告を訴求するために、商品の品質を誇張したり(景品表示法違反)、医薬品の効果を偽ったり(薬機法違反)、他人の記事を丸パクリしたり(著作権法違反)しないようにしましょう。
アフィリエイト=怪しいと思われる理由の1つは、上記のような法令を守らない人が少なからず存在することです。
しっかりと、法令遵守してアフィリエイトを運営していきましょう。
②:景品法のステマ規制を守る
2つ目の注意点は、景品法のステマ規制を守ることです。
景品法のステマ規制とは、広告であることを隠してステルスマーケティングすることを規制するものを指します。(2023年10月施行)
ステマ規制の話がでたときは、アフィリエイトはオワコンとされましたが、今ではPR表記の記事ばかりになり、もはや読者は広告表記を気にしなくなったような気がします。
③:怪しい高額商材は危ないので買わない
3つ目の注意点は、怪しい高額商材は危ないので買わないことです。
Xやインスタなど、SNSでアフィリエイト初心者に高額な情報商材を売りつけるケースが多いので、気をつけましょう。
リプで絡んできて、DMでセールスされ購入してしまったり、公式LINEから高額商品の案内がきたりするので要注意です。
「楽して稼ぐ」とか「自動で売れる」みたいな、努力なしで簡単に稼げる系の商材は基本的に危ないので、購入は控えましょう。
レンタルサーバー代の月1,000円、WordPressテーマ1〜2万円、関連書籍などの経費を除けば、アフィリエイトで大きな費用がかかるものは、ほとんどありません。
アフィリエイトに関するよくある質問
最後に、アフィリエイトに関するよくある質問にお答えしていきます。
①:一番簡単なアフィリエイトは?
一番簡単に稼げるアフィリエイトは、1クリックされるだけで報酬をもらえる、クリック型広告です。
有名どころだと、Googleアドセンスとかになります。広告掲載には審査があるのですが、記事を10〜20本ほど書いてから審査すると通りやすいです。
Googleアドセンスの審査については、下記記事で詳しく解説しました。
ただし、ジャンルにもよりますが、1クリック=20〜30円ほどが相場だったりするので、大きな金額を稼ごうと思うと難しいです。
②:アフィリエイトでNGな行為は?
アフィリエイトでNGな行為は、法令を破ってしまうことです。
具体的には、下記3つがアフィリエイトで守るべきとされるメジャーな法令になります。
・景品表示法:商品の品質などを偽った過大な景品類を提供するのを防ぐ法律
・著作権法:著作物の権利を守る法律
・薬機法:医薬品等の有効性や安全性を守り、衛生上の危害を防ぐための法律
また、法令を守るだけでなく、他者を誹謗中傷したり、売りたい商品を訴求するために他社商品をこき下ろしたりすると、訴訟されるリスクもあるので気をつけましょう。
マナーを守って、アフィリエイト運営をするのが大切です。
③:稼げるジャンルは?
アフィリエイトで稼ぎやすいおすすめのジャンルは、下記です。
①:転職・お仕事
②:動画配信サービス
③:資格スクール・通信講座
④:プログラミングスクール
⑤:婚活・マッチングアプリ
⑥:インターネット回線
⑦:オンライン英会話
⑧:仮想通貨・NFT
⑨:野菜宅配サービス
⑩:幼児教育・知育おもちゃ
⑪:ヨガ・パーソナルジム
詳しくは、下記記事をご覧ください。
もちろん、人によって稼ぎやすいジャンルは大きく変わってくるので一概には言えませんが、上記から選ぶと大きなハズレはありません。
④:おすすめのASPは?
アフィリエイト初心者が最低限登録しておくべき、ASPは下記になります。
- a8.net:案件数No.1でオールジャンルに強い
- afb(アフィb):幅広いジャンルに対応、管理画面も使いやすい
- バリューコマース:旅行、金融、ECサイトなどに強い
- もしもアフィリエイト:プログラミングスクール系、通信系に強い
- アクセストレード:金融系、通信系に強い。※登録時クーポンコード「tsuzuki」で200円の報酬あり。
上記を含めた、おすすめのASPは下記記事でご紹介しました。
ASPによって、扱っているアフィリエイト広告の種類が違ったり、単価が異なったりするので、最初のうちに幅広いASPに登録しておくのがおすすめです。
⑤:「アフィリエイトは危ない」と言われる理由は?
「アフィリエイトは危ない」と言われる理由は、大きく分けて下記の3つに分かれます。
①高額商材を売りつけられるから
②収入が保証されていないから
③法律を破る可能性があるから
自分で書籍やWEB記事を読んで、学びをアウトプットに変えながら、アフィリエイト運営をしていくのがおすすめです。
スポーツと同じで、アフィリエイトは全員が勝てるゲームではありません。
その分、コツコツと努力を継続していけば、少しずつ成果を出していくことができます。
まとめ:アフィリエイトの仕組みを学んだら、さっそく始めてみよう!
今回は、アフィリエイトの仕組みを解説しました。
この記事を読みながらアフィリエイト運営をスタートしている人は、初心者を卒業して、すでにアフィリエイト中級者です。
まずは、50〜100本を目標に、高品質な記事コンテンツを作成していきましょう。
「100本書いても稼げないかも」と不安な方は、下記記事を読んでみてください。
最後に、少しだけ自分語りをします。
アフィリエイトは僕の人生を変えてくれました。
気軽な気持ちでスタートしたんですが、アフィリエイトを始めて本当に良かったです。
これからアフィリエイトを始める人も、諦めずにコツコツと続けていきましょう。
今回は以上です。