せっかく読書しても内容を覚えられないし、仕事や勉強で活かせない。インプットした内容を実生活で活かせるようになりたい
こんな悩みを解決するための一冊をご紹介します。
僕自身、読書が大好きなのですが「学び」を目的に読むことが少なかったので、本書を読むことで「学び」を目的とした読書のおもしろさが垣間見えました。
これは凄い!素晴らしい実践に感謝! https://t.co/cvU9o9NlCb
— 「1枚」ワークス浅田すぐる (@asadasuguru) 2019年1月12日
本書のフレームワークを使ってブログで本の紹介をしているのですが、著者の浅田さん(@asadasuguru)さんから上記のようなコメントをいただいています。
大学生のうちに読んでおくことで、これから読む本を自分の血肉にしていくアウトプット方法が見つかると思います。
『すべての知識を「20字」にまとめる 紙1枚! 独学法』の要約まとめ
【著者紹介】
浅田すぐる
「1枚」ワークス株式会社 代表取締役愛知県名古屋市出身。
トヨタ自動車(株)入社後、海外営業部門に従事。(株)グロービスへの転職を経て、独立。現在はビジネスコミュニケーションをテーマにした企業研修・講演・コンサルティングなどを多数実施。(本書抜粋)
2018年11月に発売された本書は、トヨタ→グロービス転職を経て独立した著者が、独自の学習法「1シート・ラーニングシステム」を基軸に、学びを記憶し実生活に活かすための手法を余すところなく解説しているビジネス書です。著者は累計35万部の浅田すぐるさん。
こちらが浅田さん(@asadasuguru)のTwitter。
新刊『すべての知識を20字でまとめる紙1枚!独学法』が発売になりました!
— 「1枚」ワークス浅田すぐる (@asadasuguru) 2018年11月20日
明日以降、書店に並び始めるのでチェックしてみてください!
これを機にプロフィール写真も撮りなおしました。 https://t.co/P079o1J5uz
昨日の新宿紀伊国屋の様子を見る限り、もしやと思っていたのですが。
— 「1枚」ワークス浅田すぐる (@asadasuguru) 2018年12月10日
増刷決定しました!!!
どの本の時もそうですが、最初の重版の連絡は格別に嬉しいです。
※写真は大阪本町の紀伊国屋書店さんとのこと。本当に有難いです。 場所: 紀伊國屋書店本町店 https://t.co/BWMdHz51Nk
増刷が決定したようですね。おめでとうございます!
『すべての知識を「20字」にまとめる 紙1枚! 独学法』を20字で要約する
✔︎ 悩み
学んだことを仕事・勉強で活かす方法とは?
✔︎ 20字まとめ
本書の「初伝・中伝・奥伝」を読み実践する
上記の一言に尽きると思います。
本書は3つの章で構成されており順番に読み進めることで、
- なぜ、学習したことを活かせないのか?を理解でき、
- どうすれば、学習したことを仕事や勉強に活かせるのか?
という実践的な学習方法が分かります。
『すべての知識を「20字」にまとめる 紙1枚! 独学法』を読むべき人
・読書した内容を記憶して活かしたい人
・相手からの質問に理路整然と答えられるようになりたい人
・自己成長の罠から抜け出したい人
いつも同じようなビジネス書を読み続けている方や、ビジネス書をあまり読まない方にもおすすめです。
『すべての知識を「20字」にまとめる 紙1枚! 独学法』の内容まとめ詳細
本を読む時間やお金がないという方のために、本書の内容を以下の2点にまとめてご紹介します。
このポイントを読んでみて、自分に活かせそうと感じた方は書店などで立ち読みしてみてください。あなたを助ける1冊が書棚に加わることになると思います。
本書の問題提起①
なぜ、学んだことを忘れてしまうのか?
著者の浅田さんによると、私たちが学びを仕事や生活に活かせない理由は大きく分けて3点あるとおっしゃっています。
理由①:学びの消費化が起こっているから
テレビ番組を筆頭にクイズ番組や情報番組が一般的になり、楽しく学べるテレビが消費の対象となってきました。
理由②:思考整理しながら学んでいないから
読書やセミナーなど、学びの際にインプットしたことを自分なりに思考整理しながら学ぶことができていないことが多いそうです。
理由③:学んだ内容を要約していないから
インプットした後に学習した内容を端的に要約していないため、何を学んだか簡潔に伝えられません。
本書の問題提起
②なぜ、学びを仕事・勉強に活かせないのか?
学んだことを覚えても活かせないと意味がありません。問題提起②は「なぜ、学びを仕事・勉強に活かせないのか?」です。
理由①:端的な思考整理ができていないから
「この本の感想を教えてください。」と聞かれた際に、1分以内で端的に答えるためには情報が整理されていなければ答えられません。
理由②:他者貢献型<自己本位型の学習をしているから
自己実現のためにインプット・アウトプットしている間は稼げるようにはなりません。なぜなら、売上は独りでは絶対にあげられないものだからです。
問題への解決方法
「1シート・ラーニングシステム」とは?
上記の問題提起の解決方法として、以下の3つの学習方法が紹介されています。下記はいずれも1枚の紙の上で行う学習方法のため、本書では「1シート・ラーニングシステム」と名付けられています。
フレームワーク①:「20字」インプット学習法
上記の図が「20字」インプット学習法の「1枚」フレームワークです。
この「1枚」フレームワークは、「20字」でまとめる要約力、思考整理力を鍛えるために使用します。
「枠」「紙一枚」「テーマ」が制約された中でアウトプットを出すため、「20字」でまとめる要約力、思考整理力が養成されます。
10〜20枚書けば力がメキメキとつくそうです。
「学習内容を実生活に活かす方法」というテーマで『すべての知識を「20字」にまとめる 紙1枚! 独学法』からのインプットを書いてみました。
フレームワーク②:「3Q」アウトプット学習法
上記の図は「3Q」アウトプット学習法の「1枚」フレームワークです。
この「1枚」フレームワークは、テーマに即した「WHY・WHAT・HOW」の3つの質問に端的に答えることで、学習した内容を説明する力を養成するフレームワークです。
本書では「説明力=あなたの求心力を強化する原動力」と紹介されてあり、周りの人に分かりやすく簡潔に説明する力は他者からの信頼を生むことに繋がります。
『すべての知識を「20字」にまとめる 紙1枚! 独学法』から学習した内容で「1枚」フレームワークを作ってみました。
フレームワーク③:「1枚」コントリビューション学習法
上記の図は「1枚」コントリビューション学習法の「1枚」フレームワークです。
この「1枚」フレームワークは、
①「誰のため」に学習するのか?
②どんな「問題 or 願望」を扱うのか?
③上記の「目的」を達成できる「質問」とは?
④上記の「質問」に対する、「答え」をヒトコトでいうと?
⑤上記の「答え」について、「3つの疑問詞」で説明するなら?
という要素で構成されたフレームワークです。
第一章・第二章を読了した後に読むからこそ、最大限の効果を発揮できるのが「1枚」コントリビューション学習法です。
このフレームワークでは、「他者貢献」型学習をする力を養成できます。
おまけ
大学3年生の自分へ
下記は「大学3年生の自分」宛に作成した「1枚」コントリビューション学習法の「1枚」フレームワークです。
他者ではないかもしれませんが、読者のみなさんは悩んでいた僕に似ているのではないかと思い、宛先を設定しました。
本書がみなさんの悩みを解決するきっかけとなれば幸いです。