どうやら、ブログにはプライバシーポリシーというものを記載した方が良さそう。でも、何を書けばいいのか分からないので、教えてほしい!
こんなお悩みを解決します。
・プライバシーポリシーとは何か?
・プライバシーポリシーに書くべき内容
・プライバシーポリシーの書き方【雛形つき】
・プライバシーポリシーを掲載する手順2つ
この記事を書いている僕はブログ歴6年です。副業でブログを始めて1年で月100万円を達成し、現在はブログで生計を立てています。
この記事を書いている僕はブログ歴6年です。副業でブログを始めて1年で月100万円を達成し、現在はブログで生計を立てています。
今回は、ブログに必須となる、プライバシーポリシーの書き方について解説します。
プライバシーポリシーとあわせて記載しておきたい、免責事項や著作権についてもご紹介していきますね。
コピペすればOKな、サンプルも公開しています。自分のブログに合わせてチューニングしながら使ってみてください。
ということで、さっそく本文へといきましょう。
プライバシーポリシー・免責事項とは何か?
プライバシーポリシーと免責事項とは何なのか、ご紹介していきますね。
①プライバシーポリシーとは何か?
プライバシーポリシーとは、「個人情報の取り扱いについて定めたもの」になります。
「アクセス解析ツール」を使ったり、「お問い合わせフォーム」を作ると、訪問者のデータを取得することになり、プライバシーポリシーの設置が必要です。
例えば、アクセス解析ツール「Googleアナリティクス」の規約には、データを取得していることをユーザーに示してくださいと書いてあります。
読者に安心してブログを読んでもらうためにも、プライバシーポリシーの設置は必要です!
下記は、当サイトのプライバシーポリシーになります。
詳しくは後半でご紹介しますが、
- 当サイトに掲載されている広告について
- 当サイトが使用しているアクセス解析ツールについて
- ウェブサーバの記録
- 当サイトへのコメントについて
- 免責事項について
- 利用者情報の外部送信規律について
- 著作権・肖像権について
- リンクについて
という8つの項目について定めています。
本記事では、プライバシーポリシーの雛形も用意しています!
②免責事項、著作権とは何か?
プライバシーポリシーとセットで記載しておくべきなのが、免責事項と著作権についてです。
- 免責事項:サイトの責任範囲について
- 著作権:サイト内の著作物について
特に、アフィリエイト商品を紹介しているブログの場合、ユーザーと商品がマッチしない場合などがあります。
そういったトラブルを未然に防ぐために、免責事項を掲載しましょう。
免責事項をしっかり定めておくことで、ユーザーとのトラブルを未然に防ぎましょう。
プライバシーポリシーに書くべき内容
続いて、プライバシーに書くべき内容をご紹介していきます。
当ブログのプライバシーポリシーの記載順に解説するので、見比べてみると分かりやすいかもです。
その①:掲載している広告について
「Googleアドセンス」と「Amazonアソシエイト」は、プライバシーポリシーに明記する必要があるので、こちら2つについて解説していきます。
Googleアドセンスでは、下記のように定められています。
サイトのプライバシー ポリシーについて
プライバシー ポリシーには次の情報を記載する必要があります。
・Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。
・Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。
・ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)。
第三者配信による広告掲載を無効にしていない場合、広告の配信時に第三者配信事業者や広告ネットワークの Cookie が使用される可能性があります。その点についても、次の方法でサイトのプライバシー ポリシーに明示してください。
・第三者配信事業者や広告ネットワークの配信する広告がサイトに掲載されること明記します。
・対象となる第三者配信事業者や広告ネットワークの適切なウェブサイトへのリンクを掲載します。
・これらのウェブサイトにアクセスすれば、パーソナライズド広告の掲載で使用される Cookie を無効にできることをユーザーに明示します(配信事業者や広告ネットワークがこの機能を提供している場合)。または、www.aboutads.info にアクセスすれば、第三者配信事業者がパーソナライズド広告の掲載で使用する Cookie を無効にできることを知らせます。
出典:プライバシーとセキュリティ必須コンテンツ
長いし難しいし、何を書いているか分からないですよね。笑
ざっくりまとめると、
と書かれています。
「ちょっと難しいので、何を書けばいいか分からない」という方は、記事後半にサンプルを用意しているので、ご安心ください。
一方、Amazonアソシエイトでは、表記すべき文言まで指定されています。
10. 乙がアソシエイトであることの表示
乙は、本規約、乙によるアソシエイト・プログラム・コンテンツの使用または本プログラムへの乙の参加に関して、いかなるプレスリリースの発行その他の発表または広告もしないものとします。乙は、本規約により明示的に許可される以外に、甲と乙との関係について不実の表明や誇張(甲が慈善活動やその他の運動を支援、後援、支持または貢献しているという表明または暗示を含みます。)をせず、甲と乙またはその他のいかなる個人もしくは企業との間の関係または提携を表明したり暗示したりしないものとします。
乙は、乙のサイト上または甲がアソシエイト・プログラム・コンテンツの表示を許可した他の場所のどこかに 「Amazon.co.jpアソシエイト」または「[乙の名称を挿入]は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」の文言を表示しなければなりません。甲は、この文言を適時変更することがあります。
出典:Amazonアソシエイト・プログラム運営規約
上記のような文言を、サイト内に記載しておけばOKです。
Amazonアソシエイトの場合は、書くべき内容が指定されているのでありがたいですね。
ASPはプライバシーポリシーに明記する必要はないのですが、トラブルを未然に防ぐためにも、明記しておくのが安全です。
ブログで使っているASPについて、プライバシーポリシーに明記しておきましょう。
その②:アクセス解析ツールについて
Googleアナリティクス利用規約の7条に、プライバシーについて言及があります。
お客様は、Google が個人情報として使用または認識できる情報を Google に送信したり、第三者によるかかる行為を支援または許可したりしないものとします。お客様は適切なプライバシー ポリシーを用意および遵守し、ユーザーからの情報を収集するうえで、適用されるすべての法律、ポリシー、規制を遵守するものとします。お客様はプライバシー ポリシーを公開し、そのプライバシー ポリシーで Cookie の使用、モバイル デバイスの識別情報(Android の広告識別子、iOS の広告識別子など)、またはデータの収集に使われる類似の技術について必ず通知するものとします。また、Google アナリティクスを使用していること、および Google アナリティクスでデータが収集、処理される仕組みについても開示する必要があります。こうした情報を開示するには、「ユーザーが Google パートナーのサイトやアプリを使用する際の Google によるデータ使用」のページ(www.google.com/intl/ja/policies/privacy/partners/ または Google が随時提供するその他の URL)へのリンクを⽬立つように表示します。
出典:Google アナリティクス利用規約
ざっくりまとめると、①Googleアナリティクスを使用していること②Cookieを使用していること③データ収集される仕組みを分かりやすく解説、といった内容を記載しましょうということですね。
こちらも、記事後半でサンプルを用意しているので、ご安心ください。
その③:サイトへのコメントについて
サイトへのコメントについては、
- コメントをした際にIPアドレスが記録されること
- IPアドレスはスパム・荒らしのみに利用すること
- 誹謗中傷や公序良俗に反するコメントは削除すること
の3点を記載しておけばOKです。
こちらも、サンプルを記事後半で示しています。
内容は、ご自身でアレンジしながらお使いください。
免責事項・著作権に書くべき内容
プライバシーポリシーとセットで記載すべき「免責事項」と「著作権」についても、どんな内容を書くべきかご紹介していきます。
それぞれ、まとめると、
- 免責事項:何かトラブルがあっても責任を負わないこと、情報の正確性は100%を保証するものではないこと
- 著作権:無断使用・転載NGを明言する
上記のポイントを押さえておけばOKです。
では、それぞれ見ていきましょう。
①免責事項:責任の範囲を明示しておく
免責事項では、サイトの責任範囲を示します。
簡単にいえば、「当サイトを利用して生じたトラブルや損害などは、その責任を一切負いかねます。」といった旨の内容ですね。
また、ブログで公開した情報が時とともに変わることがあるため、100%正確な情報を提供できているわけではないことも明記すべきです。
ユーザーとのトラブルを避けるためにも、免責事項はしっかりと明記しておきましょう。
②著作権:無断使用・転載NGを明言する
著作権については、無断使用・転載がNGであることを明記します。
具体的には、下記のような内容になりますね。
- 著作権法の範囲内であれば引用はOKということ
- 引用をする際は、必ず引用元を明記すること
「他のサイトから引用される=被リンクをもらえる」なので、常識の範囲内での引用はOKにしておくのがおすすめです。
プライバシーポリシー・免責事項の書き方【雛形つき】
プライバシーポリシーと免責事項の書き方を、雛形とともにご紹介しました。
ご自身のサイトに合わせて、内容を調整しながらお使いください。
①:当サイトに掲載されている広告について
太字の部分は、ご自身のサイトに合わせて変更してください。
広告サービスに関する、プライバシーポリシーになります。
当サイトでは、第三者配信の広告サービス([Googleアドセンスなどの、広告サービス名を入れる])を利用しています。
このような広告配信事業者は、ユーザーの興味に応じた商品やサービスの広告を表示するため、当サイトや他サイトへのアクセスに関する情報 『Cookie』(氏名、住所、メール アドレス、電話番号は含まれません) を使用することがあります。
またGoogleアドセンスに関して、このプロセスの詳細やこのような情報が広告配信事業者に使用されないようにする方法については、こちらをクリックしてください。
また、[ サイト名 ]は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
②:当サイトが使用しているアクセス解析ツールについて
Googleアナリティクス以外のアクセス解析ツールを入れている場合は、ツールに合わせて内容を変更してお使いください。
当サイトでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。
このGoogleアナリティクスはトラフィックデータの収集のためにCookieを使用しています。
このトラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。
この機能はCookieを無効にすることで収集を拒否することが出来ますので、お使いのブラウザの設定をご確認ください。
③:当サイトへのコメントについて
コメントに関する項目になります。
内容は、ご自身のサイトに合わせて変更してお使いください。
当サイトでは、スパム・荒らしへの対応として、コメントの際に使用されたIPアドレスを記録しています。
これはブログの標準機能としてサポートされている機能で、スパム・荒らしへの対応以外にこのIPアドレスを使用することはありません。
また、メールアドレスとURLの入力に関しては、任意となっております。
全てのコメントは管理人が事前にその内容を確認し、承認した上での掲載となりますことをあらかじめご了承下さい。
加えて、次の各号に掲げる内容を含むコメントは管理人の裁量によって承認せず、削除する事があります。1. 特定の自然人または法人を誹謗し、中傷するもの。
2. 極度にわいせつな内容を含むもの。
3. 禁制品の取引に関するものや、他者を害する行為の依頼など、法律によって禁止されている物品、行為の依頼や斡旋などに関するもの。
4. その他、公序良俗に反し、または管理人によって承認すべきでないと認められるもの。
④:免責事項について
サイトの責任範囲を定めた、免責事項です。アフィリエイトプログラムを取り扱わない場合は、当該部分を削除してお使いください。
当サイトに掲載されている情報については、可能な限り正確な情報を提供するよう努めておりますが、誤情報が混入する場合や、情報の最新性が損なわれる場合もございます。また、情報の正確性を鑑みた際に、予告なしでの情報の変更・削除をすることもございますので、ご了承くださいませ。
当サイトは、アフィリエイトプログラムにより商品をご紹介致しております。アフィリエイトプログラムとは、商品及びサービスの提供元と業務提携を 結び商品やサービスを紹介するインターネット上のシステムです。
従いまして、当サイトの商品は当サイトが販売している訳ではありません。お客様ご要望の商品、お支払い等はリンク先の販売店と直接のお取引となりますので、特定商取引法に基づく表記につきましてはリンク先をご確認頂きますようお願い致します。
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また、返品・返金保証に関しましてもリンク先の販売元が保証するものです。当サイトだけではなくリンク 先のサイトも良くご確認頂けますようお願い致します。また、当サイトの掲載情報をご利用頂く場合には、お客様のご判断と責任におきましてご利用頂けますようお願い致します。当サイトを利用した、何らかのトラブルや損害、損失等につきましては、当サイトでは、一切の責任を負いかねます事ご了承願います。
⑤:著作権について
サイト内コンテンツの著作権についての内容です。
当サイトに記載されてある文章・画像については、著作権法で定められている引用の範囲を超えて、無断で転用・使用することを禁じます。引用をする際は、「引用元の明示」をお守りください。
プライバシーポリシーを掲載する手順2つ
プライバシーポリシーを掲載する手順は、下記2つですね。
手順①:固定ページで作成する
手順②:ヘッダー or フッターへ掲載する
1つずつ、解説していきます。
手順①:固定ページで作成する
プライバシーポリシーは、固定ページで作成していきます。
上記のように、タイトルに「当ブログのプライバシーポリシー」と記載して、見出しごとに項目を書いていく感じですね。
いつもブログを書くような感覚で、作成していきましょう。プライバシーポリシーが完成したら、固定ページを公開します。
固定ページにも個別のURLがあるので、公開後はURLをメモっておきましょう。手順②で使います。
手順②:フッターへ掲載する
固定ページは公開したあとは、リンクを張ってあげないとユーザーが辿り着けません。
よくプライバシーポリシーが掲載される場所は、フッターですね。
上記のような感じで、フッターに設置しておけば問題ありません。
WordPressテーマを導入している方は、ウィジェットの設定画面から、フッターにプライバシーポリシーへのリンクを張っておきましょう。
当ブログが導入している、AFFINEGR6というテーマでは、下記のようにウィジェットを設定することができます。
※AFFINEGR6については、AFFINGER6を実際に使ってみた感想レビュー【デメリットも公開】にて詳しく解説しています。
このような感じで、どのページからでも、プライバシーポリシーにアクセスできるような状態にしておきましょう。
まとめ:ブログにプライバシーポリシーを掲載しよう!
今回は、プライバシーポリシーの書き方についてご紹介してきました。
WEBサイトを運営する上では、プライバシーポリシーの設置は避けて通れません。ブログを始めたてのときに、設置しておくのがおすすめです。
ちなみに、これからブログを作りたいという方は、下記の記事からWordPressブログを作る方法を見ることができますよ。