アフィリエイトブログで成功しているサイトの事例を教えてください!また、初心者である僕が、成功事例からどうやって収益化を学べばいいかも教えてほしいです!
・アフィリエイトブログの成功例3つ
・成功例のサイトから収益化を学ぼう
・成功例はジャンル軸をずらして参考に
この記事を書いている僕はブログ歴6年です。副業でブログを始めて1年で月100万円を達成し、現在はブログで生計を立てています。
今回は、アフィリエイトブログの成功事例となるサイトを3つご紹介していきます。
どうして成功事例を見ることに意味があるのかといえば、サイト集客・マネタイズ・記事作成の方法など、勉強になることが多々あるからですね。
本記事を読み終えると、成功しているサイトの特徴や、分析する方法、上手に参考にするコツについて知ることができるはずです。
最後まで、じっくりと読んでみてください。
成功しているアフィリエイトブログの例3つ
下記3つの、ブログアフィリエイトサイトについてみていきます。
ちなみに、丸パクリしても意味がないですし、NGなので絶対にやめましょう。
その①:マクリン(ガジェット)
その②:ミズコム(ウォーターサーバー)
その③:manablog(ブログ・プログラミング)
1つずつチェックしていきましょう。
その①:マクリン(ガジェット)
サイト名 | マクリン |
ジャンル | 特化系(家電、ガジェット) |
アクセス数 | 100〜150万PV/月 |
マネタイズ | ガジェットの購入 |
1つ目は、マクリンさん(@Maku_ring)が運営しているガジェット8割家電2割のレビューブログ「マクリン」です。
家電・ガジェット系の記事が網羅的に揃っていて、また、記事も1つ1つの商品が写真つきでレビューされており、まさにレビューブログの鏡のような存在といえます。
カテゴリー設計については、上記のように「ガジェット・家電」という大カテゴリー、「モバイルバッテリーまとめ」などの小カテゴリー、「Ankerのバッテリー」などの個別ページに分かれています。
実際に、どんなキーワードで流入しているかは各ページのタイトルをチェックしつつ、調べていただけるとOKかなと。
ちなみに、キーワード選定の方法については下記で解説しています。
>> SEOキーワード選定のやり方を初心者向けに解説【おすすめツール】
その②:ミズコム(ウォーターサーバー)
サイト名 | ミズコム |
ジャンル | 特化系(ウォーターサーバー) |
アクセス数 | 19万PV/月 |
マネタイズ | ウォーターサーバーの申し込み |
※月間アクセス数については、Similar Webという無料ツールを用いて計測している数値なので、実際のデータとは差がある可能性ありです。
2つ目は、株式会社キュービックが運営している、ウォーターサーバーに関する特化サイトです。
2018年からスタートしているサイトですが、 [ ウォーターサーバー おすすめ ] といった競合性が高いキーワードで1位を獲得しています。
※超レッドオーシャンのキーワードなので、本当にすごいです。
ペルソナの悩みごとに、下記のようなカテゴリーを設置していますね。
- 月額費用が安い
- デザインがおしゃれ
- 赤ちゃん/子育て向け
- サーバー比較
- サーバー基礎知識
ブログにおけるペルソナ設定については、下記の記事をご参照ください。
そして、ページ最下部の「サイトマップ」をクリックしてもらえると分かるのですが、全体のカテゴリー設計は「水道水の知識」「比較」「コラム記事」...のようにわかれています。
TOPページでは、 [ ウォーターサーバー 比較 ] や [ ウォーターサーバー おすすめ ] というビッグワードを狙い、カテゴリーページや個別ページで [ ウォーターサーバー 安い ] や [ ウォーターサーバー 一人暮らし ] といったキーワードを狙っているはずです。
また、記事1本1本のクオリティが圧倒的に高い点も勉強になりますね。
そもそも記事の書き方が全然わからないという方は、ブログをスラスラ書ける記事作成テンプレート【読みやすくするコツも解説】を参考にしてみてください。
ちなみに、キーワードの入れ方については、【ブログ】キーワードの入れ方とおすすめツールを解説【SEOで上位を狙おう】にて解説していますので、あわせてご覧ください。
特化ジャンルでアフィリエイトブログを作るときは、とても参考になる設計だと思います。
サイト設計については、『いちばんやさしい新しいSEOの教本』という書籍で分かりやすく解説されているので、読んでおくのがおすすめです。
その③:manablog(ブログ・プログラミング)
サイト名 | manablog |
ジャンル | 複数カテゴリー特化系(SEO・プログラミングなど) |
アクセス数 | 100〜200万PV/月 |
マネタイズ | プログラミングスクールの申し込み |
3つ目は、マナブさん(@manabubannai)が運営されているmanablogです。
1番の特徴は、ロングテールキーワードをしっかり取りきっていることですね。
SEO報告:1位を獲得しまくっています #添付画像を参照
— マナブ@バンコク (@manabubannai) July 11, 2018
アフィリエイト系のキーワードで上位独占しまくっています。「アフィリエイト」のビッグキーワードだと現在5位。 なお、2018年のSEOで検索上位をとる方法は、ライティング力が命でして、その方法は下記に書きました。https://t.co/PkS4kxqClo pic.twitter.com/ERMOcOx1Q8
上記は、アフィリエイトジャンルにおいてSEO1位を量産しているとのツイートなんですが、このようにキーワード1つ1つで上位表示できているところが強さの源泉と言えます。
ちなみに、ロングテールキーワードとは、「検索ボリュームが小さくて複数語からなるキーワード」でして、下記のようなイメージです。
ロングテールキーワードについては、ロングテールキーワードの選び方のコツを解説【SEO対策】にて詳しく解説しているので、ご覧ください。
また、manablogの特徴として、基本的にアフィリエイト商品の選択肢が3つ以内に絞られている点があります。
例えば、下記はおすすめの転職サイト・エージェントが紹介されている記事ですが、ユーザーにあわせて選択肢を3つ以内に絞ることで、ユーザーは行動を起こしやすくなるはずです。
上記の記事でいえば、Webマーケティング系の会社に転職したいユーザーが、「ググる→検索結果にmanablogが表示される→記事を読む→3つの中から転職相談をする」といった流れで収益化できています。
以上が、成功しているアフィリエイトブログの分析結果でした。
サイトは丸パクリせず、サイト設計や記事ライティングの方法、マネタイズの方法などを参考にしてみましょう。
もし、上記の分析内容についてチンプンカンプンでしたという方は、基礎知識を身につけるのが先決です。【超厳選】ブログ運営におすすめの本6冊【初心者向け】でご紹介している本を読んで、基本的な知識をインプットしておきましょう。
結論、特化サイトの方がSEOにおいては有利です。
なぜなら、カテゴリー内に関連性の高いコンテンツが増えてくると、サイト全体として強くなっていくからですね。
例えば、上記でご紹介した3つのサイトも、「ガジェット」「ウォーターサーバー」「ブログ・プログラミング」などについて中心的に語られています。
とはいえ、初心者がいきなり特化サイトでアフィリエイトブログを運営するのも難しいと思うので、カテゴリーを3つ決めるのがいいと思います。
詳しくは、特化ブログと雑記ブログはどっちがいいの?よくある質問に答えます!にて解説していますのでご覧ください。
ブログで稼ぐハードルは高いです。ブログの収益化が難しい理由は3つに集約されます。
①:検索上位に表示させるのが難しいから
②:収益化するまで時間がかかるから
③:広告単価が低いと収益も少なくなるから
裏を返せば、上記を克服できればブログの収益化はできるということです。ちなみに、2022年現在でも本気でやればブログの収益化は可能なので安心してください。
ブログで収益化が難しい理由と解決策については、下記の記事にて詳しく解説しています。
成功事例のサイトから収益化を学ぼう【3つの視点】
続いては、成功しているアフィリエイトブログから、収益化のコツを学ぶ方法について解説します。
アフィリエイトで収益化する構造は、基本的にどのサイトでも同じなので、稼いでいるサイトを参考にしておけば間違いありません。
その①:本文・記事末の広告をチェック
その②:人気・おすすめ記事をチェック
その③:集客記事と収益記事をチェック
1つずつご紹介していきますね。
その①:本文・記事末の広告をチェック
アフィリエイトは、読者がアクションを起こすタイミングで収益化できます。
なぜなら、読者のアクションが「商品購入」や「サービスの申し込み」につながるからですね。
具体的には、下記の2点に着目しましょう。
- 本文中:読者の悩みが解決される瞬間
- 記事末:読了後に読者がアクションを起こす瞬間
どうして上記の2点なのかといえば、どちらも読者が行動を起こすタイミングだからですね。
おそらく、上記のタイミングでアフィリエイト広告が張られているはずなので、「どんな広告が張られているか?」「どういう誘導文が使われているか?」をチェックしておきましょう。
その②:人気・おすすめ記事をチェック
よく、トップページのヘッダーやサイドバーに、「当ブログの人気記事・おすすめ記事」とかが掲載されていますよね。
実は、その記事がメインの収益記事だったりします。
もちろん、中には本当にアクセスランキングの通りに、人気記事を配置しているサイトもあると思います。
しかし、収益性の高いアフィリエイトブログでは、売れている記事が表示されることが多いです。
人気記事・おすすめ記事は、そのサイトのエース記事なので、「どんな商品が掲載されているのか?」「どんなキーワードを狙っているのか?」などを分析してみましょう。
その③:集客記事と収益記事をチェック
「集客用の記事」と「収益化用の記事」の、役割分担を見極めることも重要です。
- 集客記事:ユーザーを集めるための記事
- 収益記事:ユーザーが行動を起こす記事
例えば、ガス代が高くて悩んでいるユーザーが、「一人暮らしのガス代が高い3つの理由」という記事を読んだとします。
3つの理由が解説された後に、「○○○というガス会社比較サイトを使うと、最安のガス会社が見つかります。詳しくは、こちらの記事をどうぞ。」と案内されたとイメージしてください。
おそらく、何割かのユーザーはリンク先の記事を読んで、その比較サイトで安いガス会社を見つけて申し込みますよね。
上記のような場合、1つ目のガス代が高い理由の記事が「集客記事」で、2つ目のガス代比較サイトの記事が「収益記事」です。
「集客記事→収益記事」を意識して参考サイトを読んでみると、とても勉強になるはずです。
結論からいうと、ASPアフィリエイトの方がおすすめです。
ASP=アフィリエイト広告を掲載しているプラットフォームみたいなものですね。
アドセンスは読者にあわせて最適な広告を表示してくれるのですが、PV単価が低く、月10万PVで月3万円とかになります。
しかし、アフィリエイトの場合は、自分で好きな商品を紹介できるので、PVが少なくても商品の販売数を増やせば収益はあげられます。
※ちょっと補足をしておくと、ASPアフィリエイトの場合はPV単価1円以上を目指せます。もし、仮に月10万PVだとすれば月10万円の収益を得られる可能性は大きいです。
アフィリエイトブログをやるなら絶対に登録しておきたい定番のASPについては、下記でご紹介しているのでチェックしてみてください。
>> 【2022年】おすすめのアフィリエイトASP16選【登録必須】
※ASPに登録することで、アフィリエイト商品を探すことができます。
【おまけ】成功サイトを参考にする時はジャンル軸をずらす
成功しているアフィリエイトブログを、同じジャンルでそのまま真似しても基本的に勝つことは無理なので辞めておきましょう。
では、どうやって参考にすればいいのか?
結論としては、ジャンル軸をずらして参考にしましょう。
サイト設計やコンテンツが素晴らしいメディアを参考にするときは、ジャンル軸をずらしてアウトプットするのが大事だと思う。
— Tsuzuki (@1276tsuzuki) August 18, 2020
例えば、クレジットカード系のサイトで勉強して、教育系のブログを作るなど。
競合性の高いジャンルのサイトを参考にして、競合性の弱いジャンルで戦うと賢いと思います。
上記のツイートの通りです。
競合性の高いジャンル(金融系・転職系・ウォーターサーバー系など)から学んで、競合性の低いジャンルでアウトプットすればわりと無双できるはずです。
例えば、学びたい項目ごとに参考にするサイトを変えるとかもいいと思います。
- サイト設計:サイトAから学ぶ
- SEOライティング:サイトBから学ぶ
- 収益記事への動線:サイトCから学ぶ
参考にすべきサイトを探すコツとしては、 [ ○○ おすすめ ] や [ ○○ 比較 ] といったアフィリエイトサイトがよく狙うキーワードでググって、上位にきているサイトをみるのがおすすめです。
アフィリエイト初心者がやってしまいがちな失敗としては、参考にしているサイトと全く同じジャンルで、劣化版サイトを作ってしまうことですね。
しかし、ジャンル軸をずらしてアウトプットすれば、勉強したサイトと競合しなくて済みます。
ちなみに、ジャンルの選び方については、ブログのジャンル(テーマ)の選び方のポイント3つ【稼ぎたい方へ】にて解説しています。
まとめ:アフィリエイトブログの成功事例で勉強しつつ手を動かそう!
今回は、アフィリエイトブログの成功事例3つと、どうやって成功事例から学べばいいのかについてご紹介してきました。
もし、まだアフィリエイト用のブログを立ち上げていない場合は、下記の記事を見つつサクッとサイトを立ち上げておきましょう。
>> 【超簡単】初心者でも10分で出来るWordPressの始め方【ブログを作ろう】
アフィリエイトブログの成功例を分析しながら、自分のジャンルでのアウトプットに活かしていくことで、成果に近づいていきます。
本記事でご紹介した方法を活用して、各ジャンルの成功事例を分析してみてください。
今回は以上です。