アフィリエイトで記事を外注化したら、自動的に収益を得られるという話を聞きました。いま50記事くらい書いて収益が出ていないので外注化を検討しています。外注化で収益化は狙えるのでしょうか?
こんな疑問にお答えします。
・外注化の前に勝ち筋を発見すべき話
・初心者は記事外注しない方がいい理由
・2024年は外注化より個人をブランド化して戦うべき
この記事を書いている僕はブログ歴6年です。副業でブログを始めて1年で月100万円を達成し、現在はブログで生計を立てています。
今回は、アフィリエイトの外注化のお話です。
僕は社会人1年目でWEBマーケティング職として働いており、月に100〜200本ほどの記事外注をしていた経験があります。
本業にて、外部のライターさんにコンテンツ制作を外注することがあるのですが、ママさん層(主婦)が総じてポテンシャルありすぎるなと感じています。
— Tsuzuki (@1276tsuzuki) January 28, 2020
彼女らは、読者ニーズを掴むのが上手かつ、具体的な説明が分かりやすいので、2020年以降、ママさん層がブログ参入したら無双しそうな予感☺️
いきなり余談ですが、記事外注を通して思ったことはママさん層の優秀さです。検索意図を満たした素晴らしい記事を納品してくれました。
結論からいうと、アフィリエイト初心者は外注化をしない方が賢明です。
例えば、キーワード選定だけしてライターに丸投げしても、収益に結びつくような記事はできません。
まだアフィリエイトで稼ぐ感覚をつかめていないのに外注化を検討している方は、お金を払ってしまう前に本記事を最後まで読んでみてください。
※いますぐブログアフィリエイトに挑戦したいという方は、ブログの始め方を分かりやすく解説【失敗しない】をご覧ください。ブログの仕組みや、立ち上げた後にやるべきことを解説しています。
アフィリエイトの外注化の前に勝ち筋を発見すべき話
外注化の前に、アフィリエイトで稼ぐ感覚を身につけましょう、
アフィリエイトで外注化する前の確認事項
次の条件に当てはまっている人は、外注化してもうまくいくはずです。
- どんな記事を書けば収益が出るかわかる。
- 外注費用<アフィ収益の見通しが立っている。
- サイト設計で集客記事・収益記事の動線ができている。
上記のような感じですね。
5万円を外注費用に使うなら、制作した記事から5万円以上の売上があがらないとマイナスですよね。
ちょっと厳しいかもですが、アフィリエイト初心者で上記の状態になっている人は少ないので、外注をしない方がいいと思います。
記事を外注化する前に勝ち筋を発見すべき話
初心者にはちょっと難易度の高いお話です。
まずは、自分でアフィリエイト収益が発生する体験を積みましょう。
最初の5,000円〜1万円を稼ぐ感覚が大事でして、勝ち筋を発見できたあとは、記事をガンガン作っていけば収益UPを狙うことができます。
この辺は、アフィリエイトで稼げない理由と関連しており、詳しくは下記の記事をご覧ください。
>> アフィリエイトで稼げない理由を、1年で月140万を達成した僕が教えます
アフィリエイト初心者は記事外注しない方がいい理由
上記の内容をみて、なんとなく外注化は難しそうと感じたと思います。
続いて、アフィリエイト初心者が外注しない方がいい理由を詳細に解説していくので、より具体的なイメージが持てるはずです。
なんとなく外注しても無駄記事だけが量産されるから
外注化の本質は、記事制作リソースをお金で買うことです。
つまるところ、お金を払って他の人に記事を書いてもらうことですよね。
例えば、「記事を書く時間がない」という同じ悩みを持ったAさんとBさんがいたとします。
- Aさん:このまま記事を書き続けても収益化のイメージが持てない。
- Bさん:収益ロジックが立っており、30本書けば+15万円は目指せる。
上記の場合、AさんとBさんが各10万円で外注化したとすれば、Bさんの方がアフィリエイト収益を出せそうじゃないですか?
二人の違いは、外注化する目的があるかどうかです。
Bさんは、どんな記事を書けば収益化できるかロジックを立てられています。
一方で、Aさんは無駄な記事が量産されそうな予感です。
外注を検討している方は、自分はどちらなのか当てはめてましょう。
キーワードだけ決めてライターに依頼するのはNG
ライターに依頼する時は、最低限下記を押さえておきましょう。
- キーワード
- 文字数、単価
- 記事作成の注意点
- 目指したいテイストの例
- 検索意図(顕在ニーズ・潜在ニーズ)
キーワードだけ決めてライターさんに丸投げした場合、顕在ニーズだけを満たした記事が上がってくれば上々です。
しかし、それではSEO上位表示とかは難しいかと。
最近のSEOではユーザーの検索意図(顕在ニーズ・潜在ニーズ)を満たしている記事が上位にきており、ここを満たす記事を書いてもらう工夫が重要です。
>> SEOで検索意図が重要な理由とは?【調べ方・記事に活かす方法も解説】
そのため、上記のように何を書いてほしいのか、発注側の意図を明確に伝える必要があります。
【失敗談】過去にアフィリエイト記事を外注して失敗した話
僕はブログ5ヶ月目くらいに外注失敗の経験があります。
ランサーズというクラウドソーシングのサイトを使って、動画配信サービス系の記事を発注しました。
下記のように発注をして、ライターさんに素晴らしい記事を書いていただいたのですが、ブログでうまく活用できずお蔵入りの記事となってしまいました。
目的を持たずにとりあえず外注化しても微妙です。
納品してもらった記事を収益化するために使えるかどうかは自分次第なので、外注をするなら事前に目的を定めておきましょう。
当時、真摯に対応してくれたライターさんには、本当に申し訳ない気持ちです。。。
2024年のブログアフィリエイトは、外注化より個人をブランド化して戦おう
外注化よりも個人をブランド化して、信頼性を高めるのが重要です。
何を発信するかよりも誰が発信するかが重要な時代
SNSの普及で、誰が発信するのかが大事な時代になりました。
大企業が「うちの商品には10個のすばらしい機能があります」と自社商品を紹介するより、インフルエンサーが「この商品買ってよかった!」と呟くほうが買いたくなりますよね。
“たくさんの人を引き付けられるような試みをやっていると、「あいつ面白いな」という“信用”がたまる。稼ぐべきはお金ではなくて信用。信用さえ稼いでしまえば、後からいくらでもお金は付いてきてマネタイズはできる、というのが僕の考え方です。実際、それでやれていますし。”
出典:キンコン西野「稼ぐべきはお金ではなく“信用”」
ブログアフィリエイトも、何を発信するかより誰が発信するかが重要になってきます。
読者から信頼を集めることに注力した方が、結果としてコストパフォーマンスは高いです。
SNSを活用して個人ブランドを確立しよう
SNSを活用してユーザーからの信頼残高を積み上げましょう。
顔出しNG・実名NGでもブランド確立できる時代でして、例えば、サラリーマンYoutuberのサラタメさんは65万人以上の登録者数がいたりします。
上記のような感じですね。
ちなみに、僕も顔出しせずにSNS運用していますが、2022年1月のTwitterフォロワー数は6.2万人ほどです。
Twitter運用のコツについては、Twitterのフォロワーを増やす方法【無料の運用ツール2つもご紹介】にて解説しているので、ロジックだけでも理解しておきましょう。
また、Twitterの運用に役立つおすすめツールについては、下記の記事にてご紹介しているのでチェックしてみてください。
アフィリエイトサイトと一貫性のあるSNS運用がコツ
個人のブランド化を目指す上で大事なことは、一貫性を持っておくことですね。
例えば、下記のような場合、SNSとユーザー層が違うので活かせません。
- SNS:ブログ運営について発信
- ブログ:家事・育児系について発信
SNSとブログは、一貫性のある発信をすることで共有のユーザー層が集まってきます。
そうすることで、「家事・育児系なら、あの人のいうことが間違いない」と思ってもらえるはずです。
このような一貫性を意識しつつ運用するのがコツですね。
まとめ:アフィリエイト外注化の前に勝ち筋を見つけよう!
今回は、アフィリエイト初心者は外注化をしない方がいいというテーマでお話ししてきました。
本記事の内容をまとめます。
- 外注化の前に勝ち筋を見つけよう
- なんとなく外注すると無駄記事が生まれる
- キーワード選定だけでライターに丸投げはNG
- 何を発信するかより誰が発信するかが重要な時代
- ブログと一貫性のあるSNS運用がおすすめ
こんな感じでしょうか。
一方で、まだ売れる感覚がつかめていない初心者は、まずはアフィリエイトで稼ぐ感覚をつかむために記事を買いていくことがポイントになります。
キーワード選定や記事構成案の作り方を意識しつつ、ブログを書いていきましょう。
今回は以上です。