ブログで最適な文字数って何文字なの?SEOを意識して記事を書きたいけど、どのくらいのボリュームで書いたらいいか分からない。
こんなお悩みにお答えします。
・ブログで最適な文字数は存在しない
・読者視点を意識して文字数を増やす方法
・ブログでSEO上位表示するための練習法
この記事を書いている僕はブログ歴6年です。副業でブログを始めて1年で月100万円を達成し、現在はブログで生計を立てています。
今回は、ブログ記事の最適な文字数の目安を解説します。
結論、ブログに最適な文字数は存在しません。しかし、SEOで上位を目指すには1本4,000文字以上を目安に書くのがおすすめです。
結論だけ見ても納得できないと思うので、最適な文字数が存在しない理由と、SEO上位を目指すにはどうすればいいかご紹介していきますね。
Googleも「文字数は関係ない」と言ってますが、Googleの建前と本音についても深掘りしていきます。
それでは、前置きはこの辺にしてさっそく始めましょう。
ブログに最適な文字数は存在しません
冒頭の繰り返しになりますが、ブログに最適な文字数はありません。
なぜなら、狙っているキーワードの検索意図によって、記事ボリュームが大きく変わってくるからですね。
以下、詳しく解説していきます。
ブログ記事の文字数はSEOキーワードで決まる
ブログ記事の文字数は、SEOキーワードで決まります。
キーワードの検索意図が広ければ、ブログ記事の文字数は1万字を超えますし、逆に狭ければ3,000文字に収まることも多いです。
例えば、下記のようなキーワードの場合、ブログの最適な文字数は大きく異なります。
①[ 小説 おすすめ ]:1万文字は余裕で超える
②[ ポケベルとは ]:3,000文字に収まりそう
1つ目の、[ 小説 おすすめ ]では、
- 国内小説:ジャンルごとのランキング
- 海外小説:ジャンルごとのランキング
などを選定して、100〜300冊ほど紹介するような記事になります。
1冊100文字で紹介したとしても、1〜3万文字は必要になってくるため、ブログの最適な文字数も多くなってくるわけです。
2つ目の、[ ポケベルとは ]では、
- ポケベルの定義
- ポケベルの歴史
- 流行った理由、廃れた理由
などについて、1つの見出しあたり1,000文字ほどで解説する記事になります。
1つの見出しが1,000文字なので、ブログの文字数としては3,000文字あたりが最適です。
このように、キーワードの検索意図を満たすために必要な文字数が、ブログ記事の最適な文字数となります。
読者ファーストでブログを書けば、最適な文字数になる
読者ファーストで書けば、ブログの文字数は最適化されます。
読者の知りたいことを解説しているうちに、自然と文字数が積み重なり、最適な文字数のブログ記事ができあがるからですね。
例えば、下記のキーワードで検索する読者の検索意図はこんな感じです。
- [ ブログ 文字数 ] :最適な文字数を知り、SEO上位を狙いたい。
- [ ブログ 稼げない ] :原因を理解して、ブログで稼げるようになりたい。
1つ目のキーワードなら、
- ブログの最適な文字数を伝える
- SEOで上位を取る方法を解説する
という2つに焦点を当てて記事を書けばOKです。
上記2点の解説をするときの、「説明の長さ」「データの量」「補足情報の数」などによって、ブログ記事の文字数は変わってきます。
まずは、読者の検索意図を100%満たすような、ブログ記事を書くことを考えましょう。
最適な文字数は後から勝手についてきます。
長文コンテンツはSEOに良い影響があるのか?
Googleが重要でないと考えることの中で、魔法の文字数はないと明言しています。
一方、同じキーワードを反復せず言い回しや表現を変えれば、使用するキーワードが増えるので上位表示のチャンスが増えるとも言っています。
つまり、建前としては「SEOに最適な文字数はない」と言ってますが、本音としては「文字数が増えると上位表示のチャンスも増える」ということですね。
自然な表現で、記事内のキーワード数が増えることはプラスと判断しても良さそうです。
実際、 [ 漫画 おすすめ ] とかで検索すると、「本当に面白いマンガ100選」などの記事が出てきます。
※1位の記事は4万字以上のボリュームがあります。
文字数が多いコンテンツは、結果的に上位表示のチャンスが増えます。
しかし、上位表示のために、意味もなく文字数を増やす行為はプラスにならないので注意しましょう。
あくまでも、読者の役に立つ限りにおいて、コンテンツが長くなるのはOKです。
当ブログの事例もご紹介しておくと、平均3,000〜5,000文字ほどですが、下記のように1位を量産できています。
キーワードによっては、上記のように無理に文字数を増やさず、中くらいの文字数でもSEO上位を取ることが可能です。
ブログ記事の最適な文字数の目安は4,000文字以上
ブログ記事の最適な文字数の目安は、4,000文字以上です。
ブログ歴6年、500本以上の記事を書き、3,000記事以上の他人のブログを読んできた経験に基づいた目安になります。
上記を見て、「え?結構多くない?」と思った方へ。
H2見出しを5つ用意して、それぞれ8000文字ほど書けば達成できます。
例えば、「◯◯ レビュー」とかの記事であれば、
H2 〜の基本情報
H2 〜の口コミレビュー
H2 〜のメリット・デメリット
H2 〜に向いている人
H2 〜の注意点
のような構成を作り、それぞれ800文字を書く感じですね。
こうやって、ブログ記事を分解して考えてみると、4,000文字は意外と簡単に達成できます。
読者ファーストでブログ記事の文字数を増やすコツ
検索意図の「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」を満たして記事を書くことです。
例えば、 [ ブログ 稼げない ] というキーワードなら、下記のような2つのニーズが出てきます。
- 顕在ニーズ:ブログで稼げない理由や特徴を知りたい。
- 潜在ニーズ:ブログで稼げない理由を潰して、稼げるようになりたい。
なので、記事の中で「ブログで稼げない原因の解説」と「ブログで稼げるようになるためのコツ」の2つを説明していけばOKです。
1つの記事で「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」に答えることで、読者の根本的な悩みを解消することができます。
上記のニーズを調べる方法については、検索意図とは?調べ方、ブログやSEOに活かす方法を解説!をチェックしてみてください。
2つのニーズを解消するために文章を書くと、自然と文字数が増えてくるという仕組みですね。
ブログでSEO上位表示するための練習方法
最後に、SEO上位をとるための練習方法をご紹介します。
ロングテールキーワードで1位をとる感覚をつかむ
ロングテールで検索1位をとる感覚を掴みましょう。
例えば、 [ 薬院 古本屋 おすすめ ] みたいな感じで、地域の古本屋さんのまとめ記事を作って上位表示を目指すトレーニングとかは効果的ですね。
※ [ 薬院 ] :福岡県の地名。
ロングテールキーワードでSEO上位をとる感覚をつかめると、他のキーワードでも上位を取れるようになってきます。
>> 【SEO】ロングテールキーワードとは?選び方と記事の書き方を解説
ブログ初心者がこの感覚をつかめると無双できますので、身につけるべき必須スキルです。
ブログ公開前に音読して、不自然じゃないか確認する
ブログ公開前に、一度音読するのがおすすめです。
もし、音読して不自然だったり引っかかる部分があれば、文章を修正していきましょう。
信じられないかもしれませんが、実際に音読してみると、下記のようなことに気づくことがあります。
・大半の語尾が「です」で終わる
・無駄な説明が多くてややこしい
・検索意図にほとんど答えていない
・何を伝えないのかよく分からない
修正するときのコツは、誰かと会話のキャッチボールをしているように書くことですね。
聞き手の視点を入れることで、下記のような読者が感じるであろう質問にも答えていくことができます。
- 「その主張の理由って何?」
- 「実際、どうやってやるの?」
- 「この専門用語の意味は?」
音読しながら文章チェックをしていると、上記のような書き手目線の質問が出てくるので、追記しておけばOKです。
会話のキャッチボールを意識して、文章を書いていきましょう。
Twitterを活用して140文字で要点を伝える訓練をつむ
Twitterは要点をまとめる訓練になります。
なぜなら、1つのツイートの制限は140文字だからです。相手に伝えたいことを140文字にまとめないと、何が言いたいのか伝わりません。
Twitter運用をしておくと、将来的にSNSからのブログ集客も目指せるので一石二鳥ですね。
ちなみに、Twitter運用のコツについては、Twitterのフォロワーを増やす方法【無料の運用ツール2つもご紹介】にて解説しています。
また、Twitterの運用に役立つおすすめツールについては、下記の記事にてご紹介しているのでチェックしてみてください。
まとめ:ブログは文字数よりも読者ファーストを意識しよう
今回は、ブログに最適な文字数は存在しないというお話をしてきました。
記事内容をまとめてみます。
- ブログの最適な文字数はキーワードによって変わる。
- 目安としては1本2,000〜5,000文字ほど書けばOK。
- 顕在ニーズと潜在ニーズの2つを満たせる記事を書こう。
- SEO上位をとる練習方法は、ロングテールと音読とTwitterの3点。
上記のような感じですね。
ビッグワードを狙うときはどうしても長文になってしまいますが、大事なのは読者の顕在ニーズと潜在ニーズを満たせる記事を書くことになります。
迷ったときは、常に読者ファーストでブログを書いていきましょう。
今回は以上です。