最近ブログを始めたんですけど、記事が書けなくて困っています。他のブログをみると、自分なんかが文章を書いていいのかなと自信を失っています。
どうすれば、ブログを書けるようになりますか?
こんなお悩みを解決します。
・ブログを書けない5つの原因と対処法
・ブログを書けない人がやりがちなNG行動
・ライティングの本はこの1冊を読めば十分
この記事を書いている僕はブログ歴6年です。副業でブログを始めて1年で月100万円を達成し、現在はブログで生計を立てています。
今回は、ブログを書けない原因と対処法を解説します。
僕は6年以上ブログをやっているのですが、いまだに「ブログを書けない時期」があるので、気持ちがよくわかります。
この記事では、ブログを書けない5つの原因をハッキリさせ、対処法をご紹介するのでご安心ください。
それでは、前置きはこの辺にして、本文をスタートします。
ブログを書けない5つの原因
ブログが書けない主な理由は、下記5つです。
- ブログネタが思いつかない
- 想定読者が思い浮かばない
- 完成図をイメージできていない
- 文章ライティングに慣れてない
- 自分の書いた文章に自信がない
ということは、上記の5つの理由を1つずつ解決していけば、ブログを書くのはラクショーになります。
これから、5つの原因についてもう少し詳しくご紹介します。
その後、対処法を解説していく流れです。
①ブログネタが思いつかない
ブログネタが思いつかないので、記事が書けないパターンですね。
ネタ探しをしているうちに、だんだんと記事を書く気持ちがなくなってきて、気がついたらSNSを見てしまっているなんてこともよくあります。
しかし、解決策はあるので安心してください。
②想定読者が思い浮かばない
誰に向けて記事を書けばいいか分からず、ぼやけた記事を書いてしまい、公開するか迷うというパターンですね。
特に、ブログ初心者の頃は、「架空のみなさん」を対象にしてしまい、素人の演説みたいな記事になってしまうこともよくあります。
解決策のヒントは「会話のキャッチボール」です。
③完成図をイメージできていない
記事の完成図をイメージせずに書くため、どんどん記事が長くなってしまい、完成しないパターンです。
ブログには設計図がありまして、先に設計図を作ってから書けば完成させられますよ。
詳しくは、後ほどご紹介しますね。
④文章ライティングに慣れてない
ブログのライティングに慣れていないので、自分の言いたいことが言えず、詰まってしまい書けなくなるパターンです。
ライティングは「型」があり、「型」に沿って書くことで、スムーズに書けるようになりますよ。
ブログライティングの型は後ほど紹介します。
⑤自分の書いた文章に自信がない
メンタル面の原因に見えますが、実はこれが一番大きい理由の1つですね。
誰しも、文章力が上がるまでは自信を持てません。
僕も、ブログ1ヶ月目に書いた記事は見るだけで顔が熱くなるほど恥ずかしいです。笑
しかし、こちらにも対処法があります。
よくある質問:ブログを書きたくない時はどうすればいいの?
結論、ブログに疲れたときは休むべきですね。
理由については、ブログ疲れをした時は休んでもOKです【対処法3つ】で解説しているので読んでみてください。
しかし、ただやる気が起きないだけなら、解決策はブログを書くことです。
下記のツイートをご覧ください。
ブログを継続する1番のコツは、ブログを書くことだと思います。
— Tsuzuki (@1276tsuzuki) May 11, 2020
なぜなら、やる気がわくから行動するのではなく、行動したからやる気がわいてくるのが、人間の心理というものだからです。
そして、ブログを継続していれば、好きという錯覚が生まれ、ますます継続しやすくなる好循環が生まれます✍️
基本的に、やる気は行動してから湧いてくるので、まずはブログを書きましょう。
それでは、話を戻して「ブログが書けない原因の解決策5つ」をご紹介します。
ブログを書けないときの対処法
ブログを書けない原因5つの解決策を、ご説明していきますね。
①:キーワードリストを作成しておく
②:数年前の自分や友人を想定読者にする
③:構成案を作って完成図をイメージする
④:ライティングの型を使って書く
⑤:読者にありがとうと言われる文章を書く
1つずつ、解説していきます。
①:キーワードリストを作成しておく
「ブログのネタが思いつかない」への解決策ですね。
「ブログネタ=読者の悩み」ですので、SEOキーワードから記事ネタを考えれば解決できます。
例えば、海外インターンをテーマに記事を書いていた僕は、下記のようなキーワードリストを作成してから記事を制作していました。
SEOキーワード選定をする方法については、SEOキーワード選定のやり方を初心者向けに解説【おすすめツール】にて詳しく解説していますので、ご覧ください。
ラッコキーワードで月間検索ボリュームを調べると、どのくらい読者ニーズがあるのかが一目瞭然ですよ。
ラッコキーワードの使い方については、上記のリンク先で図解しています。
②:数年前の自分・友だちを想定読者にする
「想定読者をイメージできない」への解決策ですね。
具体的にイメージしやすい想定読者として、数年前の自分・友だちを設定すればスラスラ文章を書けるようになりますよ。
例えば、本記事の想定読者は下記です。
- 想定読者:1年前、ブログを始めたばかりの僕
- 僕の悩み:ブログが書けず手が止まってしまう
- 解決方法:理由の究明、具体的な解決策の提案
上記のように、想定読者をイメージできると、何が困っているのか分かるので、ブログで何を解決すればいいか考えるのがラクになりますよね。
想定読者を決めたら、会話のキャッチボールを意識しながら記事を書いてみましょう。
1行書いたら、相手から合いの手が入るみたいイメージですね。
想定読者をイメージするコツは、下記記事で詳しくご紹介しました。
特に、数年前の自分を読者にすると、リアルな悩みが出てくるので、具体的な記事が書けるようになるのでおすすめです。
③:先に構成案を作って完成図をイメージする
「完成図をイメージできていない」への解決策です。
完璧主義の方は、記事完成後にガッカリすることが多いはず。ブログを書く前に、構成案を作ってしまうことで、完成図を先にイメージしましょう。
本記事の構成案は、下記になります。
構成案をつくると、この記事で何を語ればいいのか事前に理解できるので、記事を書き終えたときの「なんか思ってたのと違う感」が減少します。
僕は、構成案の作成に平均1〜2時間ほどかかるのですが、その分だけ、記事の品質が上がりました。
構成案の作り方については、ブログの記事構成案の作り方を7つの手順で解説【テンプレ付き】にてご紹介していますのでチェックしてみてください。
④:ライティングの型を使って書く
「文章ライティングに慣れてない」ことへの解決策ですね。
ライティングの型「PREP法(プレップ法)」をご紹介します。これで、一気にライティングしやすくなるはずです。
- Point(結論):結論を書く。例:ブログは副業におすすめです。
- Reason(理由):理由を示す。例:初期コストが安いからです。
- Example(具体例):例を伝える。例:月990円で始められます。
- Point(結論):結論を書く。例:ブログは副業におすすめです。
1つの見出しごとに、PREP法を使って文章を書いてみましょう。
シンプルで伝わりやすい文章を作れるようになりますよ。
ライティングの型を使えばわかりやすくなりますが、それでも、ライティングに慣れるまでは記事を書けないときも出てきます。
分量で言えば、1本あたり3,000〜5,000文字ほどの記事を書いていました。
とにかく、まずはブログを書いて慣らしていくしかありません。
毎日の歯磨きのように「習慣化」してしまうことで、徐々に慣れていきます。
⑤:1人の読者にありがとうと言われる文章を書く
「自分の書いた文章に自信がない」ことへの解決策ですね。
自分の文章に自信がないということは、「他の記事と比べてショボい」とか「こんな記事で読者に満足してもらえるのかな」と不安になっている証拠ですよね。
こんなときは、1人の読者から「ありがとう」と言ってもらえるような文章を、その人だけのために書きましょう。
逆に、みんなから好かれる文章を書こうと思うと、誰のためでもないブログができあがるので注意です。
僕たち個人ブロガーは、特定の誰かに満足してもらえる文章を書ければOKです。
ブログを書けないときにやりがちなNGな行動3つ
続いて、ブログを書けないときにやってしまいがちな、NGな行動を3つご紹介します。
①:文章テクニックの本を読みあさる
②:何も考えずにとにかく記事を書く
③:検索上位の記事内容を丸パクリする
1つずつ、解説しますね。
①:文章テクニックの本を読みあさる
ブログが書けないのは、「文章テクニックの知識が不足しているから」だと思っている人は、文章術の本を読みあさってしまうかもしれません。
しかし、大事なのは知識ではなく、ライティング経験です。
たしかに、文章術の本は役に立つのですが、1冊だけ読んでおけば十分でして、あとはひたすら書いて訓練するのが遠いようで近道になります。
後ほど、おすすめのライティング本を1冊ご紹介しますね。
②:何も考えずにとにかく記事を書く
「文章は書くことで訓練できる」と言いましたが、何も考えずに書きまくるのはNGです。
作家やライターでもない限り、「記事のターゲットや、文章構成を考えずに書く記事」は品質が低くなってしまいます。
記事の品質が低いと、読者にリピートしてもらえません。
- 狙うキーワードは?
- 想定読者は誰なのか?
- どんな悩みを解決するのか?
といったことを考えてから、記事を書くことを徹底しましょう。
最初はきついかもですが、そのうち慣れてくるので大丈夫です。
③:検索上位の記事内容を丸パクリする
丸パクリ記事はNGです。
検索上位の記事からは、
- 想定読者は誰なのか?
- どんな検索意図に答えているか?
- コンテンツのどこが優れているのか?
といったことを学んで、自分の記事に活かしましょう。
読者視点で読んでみると、検索上位の記事から学ぶことがたくさんありますよ。
ブログが書けないときに読むべき1冊【無料視聴あり】
ライティングに関しては、『20歳の自分に受けさせたい文章講義』を読んでおけば十分です。
本書のポイントは上記ですね。
「文体」をキーワードに、わかりやすい文章を作るコツが解説されています。
人気本のため、Amazonでは売り切れていることが多いのですが、「Amazonオーディブル」なら0円で無料視聴できるのでおすすめです。
30日間は無料で本を聴けます。
ビミョーだなと思ったら、無料期間に解約すればOKですよ。
新書なのでサクッと読めますよ。おすすめです。
まとめ:ブログを毎日書いて慣れるべし!
今回は、ブログが書けない理由と解決策をご紹介してきました。
本記事を要約しておきます。
- ブログネタが思いつかない
→キーワードリストを作成しておく - 想定読者が思い浮かばない
→昔の自分や友人を想定読者にする - 完成図をイメージできていない
→構成案で完成図をイメージする - ライティングに慣れてない
→毎日書いて、書くことに慣れる - 自分の書いた文章に自信がない
→ありがとうと言われる文章を書く
こんな感じですね。
実際、300本ブログを書いてきた僕でも、いまだに筆が重たいときがあるくらいです。
朝晩の歯磨きのように、習慣化することでブログを書くことに慣れていきましょう。
今回は以上です。