ブログジャンルの選ぶコツって何?正直、いま取り組もうと思ってるジャンルが正解なのかわからなくて不安。。。
おすすめのブログジャンルがあれば教えてほしい!
こんなお悩みを解決します。
・ブログジャンルの選び方
・初心者が選ばない方がいいジャンル
・ブログジャンルのおすすめ一覧11個
この記事を書いている僕はブログ歴6年です。副業でブログを始めて1年で月100万円を達成し、現在はブログで生計を立てています。
今回は、ブログのジャンルの選び方をご紹介します。
いきなり出鼻を挫くよう申し訳ないですが、「誰でも稼げるジャンル」というのは存在しません。もし、そのようなジャンルがあれば、誰でも成功しているはずですよね。
実際、脱毛、転職、クレジットカード、ウォーターサーバーなどは、法人メディアやアフィリエイターがひしめき合っており、かなり厳しいといえます。
とはいえ、どんなマーケットにも、個人が稼げるくらいの隙間は残っています。実際、ブログを始めて1年の僕でも月に300万円ほど稼げるようになったのが証明です。
※まだブログを始めていない方は10分でできるWordPressブログの始め方【初心者向けの開設方法】をご覧ください。
本記事では、ブログジャンルを選ぶポイントをお伝えしていきます。おすすめのブログジャンルも厳選した11個をご紹介していきますね。
この記事を読んでいるあなたにお願いしたいことは、誰かに言われたジャンルを鵜呑みにしないことです。前置きはこの辺にしつつ、本題にいきましょう。
そして、やってみてほしいことは、「ジャンルの選ぶポイント」を盗んで、自分の頭で考えてからジャンルを決めることです。本記事が、そのヒントになれば幸いです。
これからブログを開設して本気で運営していきたいという方は、「10分でできるWordPressブログの始め方」をチェックしてみてください。ブログの始め方から収益化までの手順を解説しています。
ブログジャンルの選び方のポイント7つ
ブログのジャンル選びのポイントは、下記の7つです。
①:マーケットの大きさは十分か?
②:これから市場が伸びていくか?
③:マネタイズ方法がちゃんとあるのか?
④:あなたの専門性や強みを活かせるか?
⑤:好きかどうか?調べて苦ではないか?
⑥:最終的に特化ジャンル1つに絞ろう
⑦:人生を通して取り組めると最高です
その①:マーケットの大きさは十分か?
マーケット(市場規模)が大きいほどチャンスです。
マーケットは需要と供給のバランスによって成立します。つまり、「マーケットがある=需要が一定あるジャンル」と考えられるわけですね。
では、どうやってマーケットの大きさをチェックすればいいのか?
結論、「ASPのプログラム検索にカテゴリーとして存在していれば、ブログジャンルとしては十分に確立されている」と認識して問題ありません。
ASPはアフィリエイト広告を探せるサービスのことです。
まだ登録していない人は、初心者におすすめの人気アフィリエイトASP16選から定番の5つに登録しておきましょう。
その②:これから市場が伸びていくか?
これからマーケットが伸びていくかも注目すべきです。市場が伸びると、利用者も増えていくためブログアフィリエイトにも大きなチャンスが生まれます。
- 2016年:1,630億円
- 2017年:1,850億円
- 2018年:2,200億円
- 2019年:2,770億円
- 2020年:3,710億円
- 2021年:4,230億円(5年で2.6倍)
- 2026年:5,250億円(予測)
例えば、上記は動画配信サービスの市場規模です。
2016年から5年で2.6倍に市場が伸びており、2026年まで成長し続ける予測であることがわかります。このように、毎年マーケットが伸びているジャンルはおすすめです。
もしもデータが手に入らない時は、「競合サイトが直近の1~2年で新しく出てきているか?」「最近もしっかり更新されているか?」をチェックしましょう。
競合が元気なジャンルは、マーケットが伸びていたり、十分な大きさであることが多いです。マーケットの大きさを、よくチェックしましょう。
そのジャンルに関するテレビCM・YouTube広告・リスティング広告などが打たれているか?というのも、観点の1つとして持っておくといいかもです。
その③:マネタイズ方法がちゃんとあるのか?
「ジャンルを選んだはいいけど、マネタイズする方法がなくて、泣く泣く撤退しました。」というブロガーさんはわりと多い印象です。
下記のようなマネタイズ方法がちゃんと揃っているのか、事前に確認しておきましょう。
- アドセンス広告
- アフィリエイト広告
- 自分の商品
例えば、当ブログではアフィリエイト広告の売上が9割です。
広告が存在しているかは、競合サイトをチェックしたり、ASPの管理画面からプログラムがあるか確認するといいですよ。
>> 売れやすいアフィリエイト案件の選び方3つ【注意点あり】
もしも、アフィリエイト広告が存在していないジャンルでブログを書いていたら、他のマネタイズ方法を考えないといけないので大変だったと思います。
その④:あなたの専門性や強みを活かせるか?
専門性や強みを活かせるジャンルを選びましょう。
最近のSEO集客では「E-E-A-T」と呼ばれる、「経験」「専門性」「権威性」「信頼性」を満たしたサイト運営が求められます。
- Experience(経験)
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
E-E-A-Tとは、Googleの検索品質評価ガイドライン(英語)にて定められている、上記4つの頭文字をとったSEOの専門用語のことです。
例えば、ワインソムリエ資格を持っている人が、「酒好きのためのワイン特化ブログ」を運営すると強みと専門性が発揮されますよね。こんな感じです。
特に、健康やお金に深くかかわるYMYLジャンルでは、E-E-A-Tが他のジャンルより重視されます。
YMYLジャンルに取り組む方は、E-E-A-Tの有無を確認しておきましょう。
その⑤:そのジャンルが好きか?調べても苦じゃないか?
専門性や強みがない場合、「そのジャンルが大好き」「調べるのが全く苦ではない」ジャンルを選ぶのがおすすめです。
実は、ブログ記事を書くときは、徹底的なリサーチが必要になります。
例えば、「冬のソロキャンプにおすすめのキャンプ用品12選」を書く場合、シーン別とか予算別にリサーチしないといい記事は書けなさそうですよね?
実際、ソロキャンプを2,3回やってみて、マジで役立ったキャンプ用品をおすすめしてあげるとよさげです。キャンプ好きなら、むしろ喜んでリサーチしますよね。
こんな感じで、好きなことや調べて苦じゃないジャンルを選びましょう。
趣味をブログにする一番の近道は、この方法かもしれません。
その⑥:最終的に特化ジャンル1つに絞ろう
最終的に特化ジャンル1つに絞り込んでいきましょう。なぜなら、訴求する広告案件がバラけてしまうからですね。
複数のジャンルがある場合、いろんな商品を訴求していくため、パワーが分散してしまいます。これだと効率的な売上UPは見込めません。
ゆくゆくは1つのジャンルに特化することを考えておきましょう。
雑記ブログのように、いくつかのジャンルを一緒に書き進めてもOKなんですが、「ブログ収益を伸ばす」という意味ではあんまりおすすめできません。
当ブログも、最初は雑記ブログで書いてましたが、だんだんと特化ブログにシフトしていまに至ります。
その⑦:人生を通して取り組めると最高です
ブログジャンルが人生と重なると最高です。以下、僕のツイートになります。
ブログのために資格を取得するのは、長い目で見たときに良い施策の1つだと思う。というのも、資格証で専門性を証明できれば信頼性に繋がるし、もしブログで稼げなくても資格を活かして働くことも可能だからですね。自分のキャリアとブログを両輪で考えた方が、今の時代にあっているかなと思います☺️
— Tsuzuki (@1276tsuzuki) December 31, 2021
ブログのために資格を取得するのは、長い目で見たときに良い施策の1つだと思う。というのも、資格証で専門性を証明できれば信頼性に繋がるし、もしブログで稼げなくても資格を活かして働くことも可能だからですね。自分のキャリアとブログを両輪で考えた方が、今の時代にあっているかなと思います☺️
僕の知り合いに、中小企業診断士として活動している方がいるのですが、彼は「中小企業診断士になるための通信講座」をブログで紹介して月30万円以上稼いでいました。
「前職は普通のサラリーマン」→「働きながら中小企業診断士の資格を取る」→「診断士として独立」→「ブログで勉強方法を紹介」→「ブログ月収30万円」という流れですね。
こんな感じで、ブログジャンルが人生レベルで重なってくると、「ブログで結果が出る=人生でもプラスに働く」という感じになります。
初心者が選ばない方がいいブログジャンルと注意点4つ
ブログのジャンル選びのポイントをご紹介しました。
続いて、ブログ初心者が選ばない方がいいジャンルと注意点を解説します。
その①:YMYLジャンルは避けよう
YMYL(Your Money Your Life)ジャンルは避けましょう。
YMYLとは健康や幸福、お金、安全に影響を与える可能性のあるページのこと。2017年からGoogleのアルゴリズムがアップデートされてきました。
YMYLジャンルでは、公式サイトや公的機関がSEO的に優遇されます。詳しくは、Googleの検索品質評価ガイドラインをご参照ください。
- 健康に関するジャンル:美容系、医療系
- お金に関するジャンル:投資系、金融系、保険系
- 運動や栄養に関するジャンル:フィットネス系、健康食品系
個人ブログに関連するジャンルでいえば、上記のようなジャンルがYMYLに該当します。
公式HPやサブディレクトリサイトなどのドメインパワーで殴りにくる競合が多いので、個人ブログでSEO勝負するのはハードルが高いです。
このようなYMYL系とレッドオーシャン系は、経験と資本力がある競合に対する優位性を作りにくいので、攻めるのは得策とはいえないでしょう。
もし、上記ジャンルを攻める場合、SNS集客(Twitter・インスタグラム・Youtube・Tiktok)をメインにした方がいいでしょう。
その②:単価・承認率が低いジャンルは避けよう
単価と承認率が低いジャンルは避けましょう。具体的にいえば、「単価500円以下」「承認率40%以下」になると、ブログ収益をあげるハードルは高いです。
単価 | 月間獲得 | 承認率 | 月間収益 |
---|---|---|---|
500円 | 30件 | 40% | 6,000円 |
1,000円 | 30件 | 40% | 12,000円 |
3,000円 | 30件 | 40% | 36,000円 |
5,000円 | 30件 | 40% | 60,000円 |
10,000円 | 30件 | 40% | 120,000円 |
単価 | 月間獲得 | 承認率 | 月間収益 |
---|---|---|---|
3,000円 | 30件 | 40% | 36,000円 |
3,000円 | 30件 | 50% | 45,000円 |
3,000円 | 30件 | 60% | 54,000円 |
3,000円 | 30件 | 70% | 63,000円 |
3,000円 | 30件 | 80% | 72,000円 |
月間獲得件数が同じだとしても、単価と承認率が上がれば月間収益も大きくあがります。
単価が低いなら承認率は高いものを選び、承認率が低いなら単価が高いものを選ばないと収益が伸び悩むことになるので注意です。
広告の成果件数が増えてくると、特別単価をもらえたりします。特別単価をもらう方法は、アフィリエイトの特別単価をもらう3つの方法を解説にてご紹介しています。
特別単価をもらうと、ブログ収益が爆伸びしますよ。
その③:広告案件がほぼないジャンルは避けよう
「とりあえず好きなジャンルを選んでみたけど、アフィリエイト広告の案件数がなくて、マネタイズできず詰みました...」という相談をたまに受けます。
正直、無理に新しい広告案件を作るわけにもいかないので、大抵はジャンルをシフトするしかないんですよね。ASPが新規開拓してくれたり、自社商品を作れる場合は別ですが。
実際、僕も最初は「海外インターンシップ情報」「大学を休学する方法」「自分の考え」みたいなジャンルを選んで発信していました。
しかし、売れる広告案件がないのでマネタイズできず撤退しています。
全く収益化を目指さなくてOKという人は別ですが、収益化したいなら広告のあるジャンルを選びましょう。
その④:最初からジャンルを1つに絞るのは避けよう
「ブログで稼ぎたいし、稼げるジャンルを1つ選んで特化サイトを作っていこう」という考えは悪くないですが、最初から1つに特化するのは避けるべきです。
ブログ初心者の一番のハードルは記事を書くことでして、ジャンルが1つしかないと、いつも同じジャンルの記事を書かないといけません。
ブログ中級者〜上級者なら、キーワードリストから順番に記事を書いていけます。しかし、初心者の場合は80%くらいの確率で飽きたり、辛くなってくるんですよね。
おすすめは3つほどジャンルを選ぶことです。
気分によって別のジャンルの記事を書けばいいですし、1つのジャンルが伸びたら特化していくこともできます。
補足:競合の強いジャンルでもスキマなら狙える
「レッドオーシャンジャンル(競合がひしめくジャンル)に入る余地は100%ないのか?」と言われれば、そんなことはありません。
ブログ初心者でも、レッドオーシャンジャンルの中でピンポイントな領域を狙えると、マネタイズできます。
ブログジャンルを選ぶときに、転職ジャンルとかで考えると、競合が強くて無理だ😰となりがちかもですが、強みを活かせるように領域を絞り込むと解決するかもです。
— Tsuzuki (@1276tsuzuki) February 21, 2020
例えば、「20代中盤でWebマーケター×副業ブログで稼ぎたい人へおすすめの転職方法」みたいな感じなら、局地戦で勝てることもあります。
例えば、転職ジャンルでも「20代中盤でWebマーケター×副業ブログで稼ぎたい人へおすすめの転職方法」といった局地戦なら勝算はあります。ただ、今の時代、SNSとのかけ算は必須です。
このように、ロングテール系のキーワードで、読者のニッチな悩みを解決してあげるのは、ブログ初心者の王道の攻め方ですね。
>> ロングテールキーワードの選び方のコツを解説【SEO対策】
おすすめのブログジャンル11選【アフィリエイトで稼ぐ】
「実際、どんなブログジャンルがおすすめなの?」と気になる方も多いと思うので、具体的なジャンル名を11個あげてみました。
YMYLに該当せず、個人でも戦える可能性のあるブログジャンルを選びましたので、これからジャンルを決めるときに参考にしてみてください。
その①:転職・お仕事
その②:動画配信サービス
その③:資格スクール・通信講座
その④:プログラミングスクール
その⑤:婚活・マッチングアプリ
その⑥:インターネット回線
その⑦:オンライン英会話
その⑧:仮想通貨・NFT
その⑨:野菜宅配サービス
その⑩:幼児教育・知育おもちゃ
その⑪:ヨガ・パーソナルジム
ジャンルの特徴、どんな案件があるのかご紹介していきますね。
このジャンルを選んだからといって、100%稼げるというわけじゃないのでご注意ください。
YMYLとレッドオーシャンを避けると、おのずとこういったジャンルが残るよなという視点で選んでいます。
その①:転職・お仕事
転職サイト、転職エージェント、退職代行サービス、フリーランス向けの案件紹介などのジャンルですね。王道ブログジャンルの1つです。
案件 | 単価 | 成果地点 | 承認率 |
---|---|---|---|
転職サイト | 500〜3,000円 | 新規登録 | 40〜60% |
転職エージェント(総合) | 8,000〜13,000円 | 面談完了 | 30〜80% |
転職エージェント(専門職) | 10,000〜60,000円 | 面談完了 | 30〜80% |
退職代行サービス | 5,000〜14,000円 | 入金確認 | 10〜75% |
フリーランス向け案件紹介 | 8,000〜22,000円 | 面談完了 | 5〜35% |
※ざっくり集計した結果です。スマホは横スクロールできます。
高単価で承認率もそこそこ良い案件が多いジャンルになります。その分、激戦区ジャンルでもあるので、年代や業界をしぼってニッチに戦うのが重要です。
転職サービスを使った体験談、転職を成功させるノウハウが求められるジャンルなので、経験がものをいう側面があります。
個人の強みを押し出して、SNSから集客するのも1つの手です。
その②:エンタメサービス
動画配信サービス(VOD)、電子書籍・マンガ、電話占いなどのジャンルですね。
案件 | 単価 | 成果地点 | 承認率 |
---|---|---|---|
動画配信サービス | 500〜1,600円 | 新規登録 | 40〜90% |
電子書籍・マンガ | 100〜2,500円 | 購入完了 レンタル | 90〜100% |
電話占い | 5,000〜10,000円 | 鑑定完了 | 10〜50% |
※ざっくり集計した結果です。スマホは横スクロールできます。
動画配信サービスと電子書籍サービスは単価は低いですが、成果地点のハードルが低く、承認率がそれなりに高いので初心者でも挑戦しやすいかなと。
僕もブログ1年目は、動画配信サービスを中心に月50万円ほど稼ぐことができました。
属人性が低い(誰でも書ける)ジャンルでもあるので、差別化がむずかしいです。逆に、作品数は無限にあるのでネタ切れの心配はありません。
その③:資格スクール・通信講座
そのままですが、資格スクール、通信講座などのジャンルですね。
案件 | 単価 | 成果地点 | 承認率 |
---|---|---|---|
資格スクール | 4,000〜10,000円 | 講座申込 | 40〜90% |
通信講座 | 購入5%〜15% | 講座購入 | 50〜90% |
※ざっくり集計した結果です。スマホは横スクロールできます。
資格スクールや通信講座で学べる内容は、かなり広いです。例えば、こんな感じ。
- ファイナンシャルプランナー(FP)
- 宅地建物取引士(宅建)
- 秘書検定
- 簿記
- 中小企業診断士
- ヨガインストラクター
- 薬膳コーディネーター
- 調理師
- ネイリスト
- ケアマネジャー
自分の持っている資格を勉強する方法として通信講座をおすすめしたり、まずは通信講座で資格をとってから記事を書くのもありです。
資格ジャンルは、もしブログで収益化できなくても財産として残ります。
一粒で二度美味しいジャンルですね。
その④:プログラミングスクール
プログラミング教室、ロボット教室、子ども向けプログラミング教室などがあるジャンルです。
案件 | 単価 | 成果地点 | 承認率 |
---|---|---|---|
プログラミング教室 | 5,000〜30,000円 | 無料体験 講座申込 | 50〜80% |
ロボット教室 | 3,000〜13,000円 | 授業申込 | 60〜100% |
子ども向けプログラミング教室 | 3,000〜10,000円 | 授業申込 | 40〜100% |
※ざっくり集計した結果です。スマホは横スクロールできます。
経済産業省によると、2030年までに日本のIT人材は40〜80万人も不足すると試算されているようです。(出典:IT人材育成の状況等について-経済産業省)
これから10年以上は安定的な需要が見込めるジャンルですし、「大人向け」「子ども向け」などにスクールが細分化されていてニッチな攻め方もできます。
たくさんあるプログラミングスクールの良し悪しを判断する基準として、個人の体験談が重視されるので個人ブログにとってはチャンスです。
ただ、競合も多いのでSNSとうまく絡めて運営するのが大事かなと!
その⑤:婚活・マッチングアプリ
結婚相談所、マッチングアプリ、式場紹介サービスなどがあるジャンルです。
案件 | 単価 | 成果地点 | 承認率 |
---|---|---|---|
結婚相談所 | 3,000〜30,000円 | 新規入会 | 30〜80% |
マッチングアプリ | 500〜4,000円 | 新規登録 | 10〜80% |
式場紹介サービス | 5,000〜15,000円 | 新規見学 | 60〜100% |
※ざっくり集計した結果です。スマホは横スクロールできます。
消費者庁によると、2020年の婚姻者のうちネット系婚活サービスの利用割合は11.1%と、2010年の1.6%から約6.9倍に伸びています。(出典:マッチングアプリの動向整理-消費者庁)
上記は2020年のデータですが、10人に1人は婚活サービスを利用しているようです。20〜30代の間では、マッチングアプリで出会うのがポピュラーになっていますよね。
マッチングアプリの認知度がアップしたことで、「使ってみたいけど不安。怖い人にあったらどうしよう。」みたいなニーズが増えたはずです。
この辺のニーズをうまく拾いつつ、記事を展開していくのが大事かなと。
その⑥:インターネット回線
光回線、ポケットWIFI、VPNサービスなどがあるジャンルです。
案件 | 単価 | 成果地点 | 承認率 |
---|---|---|---|
光回線 | 5,000〜30,000円 | 新規開通 | 30〜100% |
ポケットWIFI | 5,000〜15,000円 | 新規申込 | 50〜100% |
VPNサービス | 1,000〜5,000円 | 新規契約 | 30〜100% |
※ざっくり集計した結果です。スマホは横スクロールできます。
総務省によると、2020年の光ファイバ整備率は99.1%となっており、日本中で整備が整っている状態です。(出典:令和3年版 情報通信白書|光ファイバ整備の推進 - 総務省)
2020年以降、リモートワークやテレワークの普及によって、自宅のインターネット環境を高速化したいというニーズが高まりました。
2024年現在、そのニーズは少しおさまってきているので、以前ほどの伸びは感じられないかもしれません。
高単価なジャンルなので、競合サイトはわりとコストをかけて記事作成してきます。そのため、個人だと少し戦いにくいジャンルではあるかなと。
その⑦:オンライン英会話
オンライン英会話サービスのジャンルです。
案件 | 単価 | 成果地点 | 承認率 |
---|---|---|---|
オンライン英会話 | 2,500〜30,000円 | 新規入会 | 40〜100% |
英語コーチング | 3,000〜38,000円 | 面談完了 新規入会 | 50〜80% |
※ざっくり集計した結果です。スマホは横スクロールできます。
オンライン英会話は王道のアフィリエイトジャンルの1つといわれます。単価と承認率がそこそこ高く、常に英語力をアップさせたいというニーズがあるからですね。
最近では、ただのオンライン英会話ではなく、マンツーマンの「英語コーチング」も注目されてきています。
実際に、オンライン英会話を受けて英語力がアップしたことをうまく伝えられるかがキーポイントになってきそうです。
その⑧:仮想通貨・NFT
仮想通貨・NFTのジャンルです。WEB3.0、メタバースとかも入ってくるかもです。
案件 | 単価 | 成果地点 | 承認率 |
---|---|---|---|
仮想通貨の口座開設 | 2,000〜10,000円 | 入金完了 | 30〜100% |
※ざっくり集計した結果です。スマホは横スクロールできます。
2021年、ビットコインが1枚6万8000ドルまで跳ね上がる仮想通貨バブルがあり、参入者が大幅に増えました。(出典:暗号資産から始まった「ウェブ3バブル」の崩壊)
今では、NFTやWEB3.0といった話が話題になっています。(もう下火かもですが)
これらの活動に参加するには仮想通貨の口座が必要で、口座を開設すると成果報酬がもらえるというパターンで収益化していくイメージですね。
新しい技術やことばが生まれるジャンルなので、SEOで言えばいかに最新情報をキャッチアップして記事作成できるかが大事そうです。
SNSを使った情報収集、情報発信もポイントになってきます。海外情報を仕入れられると一歩リードできるかもです。
その⑨:野菜宅配サービス
野菜宅配サービス、食材宅配サービスなどのジャンルですね。
案件 | 単価 | 成果地点 | 承認率 |
---|---|---|---|
野菜宅配サービス | 1,000〜3,000円 | お試し申込 新規購入 定期購入 | 70〜100% |
食材宅配サービス | 1,000〜3,000円 | 定期購入 | 50〜100% |
※ざっくり集計した結果です。スマホは横スクロールできます。
2023年の食品宅配市場は、前年度比102.3%の2兆5363億円となりました。巣ごもり需要とマッチして、高い成長率を見せていたようです。(出典:食品宅配市場に関する調査を実施(2023年)|矢野経済研究所)
野菜宅配サービス、食材宅配サービスを使えば、健康で美味しい食事を手軽に楽しめるため利用者が増えています。
親子4人家族、一人暮らしの社会人など、ライフスタイルに合わせたプランもあるので訴求内容の幅は広いです。
画像をふんだんに使って、パッと見ただけで自分も野菜宅配、食材宅配を頼んでみたいと思わせるのがポイントです。
インスタとも相性がいいので、SNSメインで伸ばしていくのもアリですね。
その⑩:幼児教育・知育おもちゃ
幼児教育・知育おもちゃなどのジャンルですね。
案件 | 単価 | 成果地点 | 承認率 |
---|---|---|---|
幼児教育 | 1,000〜3,000円 | 入会申込 | 80〜100% |
知育おもちゃ | 購入10% 2,000〜3,000円 | 新規購入 レンタル申込 | 50〜100% |
英会話スクール | 7,000〜25,000円 | 体験受講 | 60〜100% |
※ざっくり集計した結果です。スマホは横スクロールできます。
幼児教育とは、小学校就学前を対象にした教育のことです。(出典:第2節 幼児教育の意義及び役割|文部科学省)
英会話、プログラミング教室、知育玩具(購入/レンタル)などのサービスを紹介することができます。実際に、お子さんに体験してもらった経験などを中心に書きましょう。
親目線での不安や疑問を、どれだけ親身になって解消してあげられるかがポイントになりそうです。
インスタと非常に相性がいいので、積極的に活用していきましょう。
その⑪:ヨガ・パーソナルジム
ヨガ・パーソナルジムなどのジャンルですね。
案件 | 単価 | 成果地点 | 承認率 |
---|---|---|---|
ヨガ | 1,000〜3,500円 | 新規来店 | 50〜100% |
パーソナルジム | 4,000〜30,000円 | 無料体験 | 30〜60% |
※ざっくり集計した結果です。スマホは横スクロールできます。
パーソナルジムは単価が高いですが、承認率はそこまで高くありません。成果地点が無料体験なので、来店までのハードルが高いからです。
身体を鍛えたい人がターゲットになるので、プロテインや運動グッズなどの物販もセットで行なっていきましょう。
Youtubeやインスタと相性がいいので、組み合わせることを考えてみるといいですよ!
過去の自分をターゲットにジャンル選定している話【体験談】
ここまで、ブログジャンルの選び方のポイントと、初心者が避けるべきジャンルについてお話ししてきました。
実際、ブログ運営している人の事例として、僕が取り組んでいる(きた)ジャンルと、選んだ理由を3つほどご紹介します。
その①:動画配信サービス系
1つ目のジャンルは、動画配信サービス系(VOD)ですね。
2019年1月〜10月くらいまでメインで攻めていたジャンルでして、最高で月50万円ほどまで成果が出ました。
僕がVODジャンルに取り組んだのは、大学時代からPCで映画や海外ドラマをみるのが好きだったことが理由です。
例えば、下記のような記事を書いていました。
その②:ブログアフィリエイト系
2つ目のジャンルは、ブログアフィリエイト系ですね。
2019年7月〜現在までメインのジャンルとなっており、月100万円以上の成果が出ています。SEOでもブログ、アフィリエイト系のキーワードで上位を獲得できています。
僕がこのジャンルに取り組んだのは、初心者だった自分が右も左もわからずに歩いてきて大変だったからです。ブログノウハウをロードマップ的に整理したいと思い始めました。
今では、当ブログのメインジャンルになっています。下記のような「ブログの始め方」をロードマップ的に理解できる記事も書きました。
その③:WEBマーケティング職系
3つ目のジャンルは、WEBマーケティング系ですね。
2019年12月〜現在までサブで取り組んでいるジャンルで、月5万円ほどは稼げています。いわゆる転職ジャンルになりますが、WEBマーケティング業界に絞っているのでまだ戦いやすいです。
僕がこのジャンルに取り組んだのは、本業で未経験からWEBマーケティング職として働いていたからですね。
未経験でも意外とWEBマーケ職としてやっていけたので、WEBマーケティング業界にいこうか迷っている人のためになれたらと思ったのが理由です。
今のままのジャンルでいいのか迷っているあなたへ
ここまで読んだあなたは、「今取り組んでいるジャンルで本当にいいのかな?」と思っているかもしれません。
最後に、今のジャンルでいいか迷っている方へのメッセージです。
ブログ運営の目的をハッキリさせよう
本記事でお話ししてきた内容は、ブログ収入を得たい人向けのお話です。
ブログ目的の中に、収入を得ることが入っていない人や、稼ぐのがメインの目的ではない人は、あまり気にしなくてもいいと思います。
とはいえ、多くのブロガーは「楽しみながら、ブログで稼ぎたい」というのが本音ではないでしょうか?(僕自身、最初の数ヶ月はそうでした。)
正直、マーケットがないジャンルで稼ぐのは実力者でも難しいです。ブログで稼ぎたい欲が少しでもあるなら、需要のあるジャンルを1つは選んでおくのがおすすめです。
「複数のジャンルを選んでいいの?」と思っている方は、下記の記事をご覧ください。
>> 雑記ブログと特化ブログはどっちがいい?メリット・デメリットを解説します
例えば、僕は「海外インターン」「休学」「書評」「動画配信サービス」という4ジャンルで書きましたが、「動画配信サービス」だけマネタイズに成功しました。
なぜなら、マーケットの大きさが十分で毎年伸びていたからですね。ブログ目的をハッキリさせて、ジャンル選びを行いましょう。
マネタイズ方法は広告だけじゃない
ブログのマネタイズ方法は、アドセンスやアフィリエイトなどの広告だけではありません。
例えば、下記のようなマネタイズ方法もあります。スキルを持っている方や、商品・サービスを作れる人はブログで販売していいかなと。
- WEB制作案件の受注
- ライター仕事の受注
- ハンドメイド商品の販売
- 自分のコンサートのチケット販売
集客できればマネタイズできるスキルがある人は、「ブログ=メディア」と捉えて集客のために運用するとかもありですよね。
ただ、既存商品と比較してブランド力がないので、他でカバーする必要はありそうです。
マネタイズ方法は、広告だけに囚われなくてOKですよ。
あなたが成長すると得意ジャンルへと化ける話
ブログジャンル選びでよくあるのが、「自分はそこまでジャンルに詳しくないけど、選んでもいいですか?」という質問です。
結論、詳しくないジャンルを選んでも全く問題ないです。
なぜなら、ブログを書いていく中で、ジャンルへの理解が深まり、好きになり、得意になることは十分あるからです。
例えば、僕は動画配信サービス系の記事を書く中で、VOD各社を比較してかなり詳しくなりました。また、ブログアフィリエイト系の記事を書く中で、アフィリエイトの成果も上がって益々好きになりました。
このように、取り組んでいる中で、より好きになることは往々にしてあるので、問題なしです。数ヶ月やってみて、あまり好きじゃないのなら、ジャンル変更をしてもOKです。
まずは、トライしてみましょう。
まとめ:自分が成長すれば得意ジャンルが増える!
今回は、ブログのジャンルの選び方のポイントをご紹介してきました。
ぶっちゃけ、ブログで稼ぐことが目的なら、ジャンル選びは超重要な項目だと思います。
マーケットがあるか調べながら、調べても苦じゃないジャンルを選ぶのがポイントです。そして、ブログを書きながら、成長して、得意ジャンルを増やしていきましょう!
ブログジャンルを選んだら、次はSEOキーワードを決めて記事を書いていきましょう。
>> SEOキーワード選定のやり方を初心者向けに解説【おすすめツール】
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